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Once Again~時の流れ~ オリジナル

Croddroadsでは、毎年ゲストミュージシャンにたすけてもらいながら ワンマンLIVEをしていた。
その年に、心が動かされた出来事を曲にする。それをライブタイトルにして、気持ちを綴ったり、かなり恥ずかしい。
この曲は1995年のライブタイトルになっていた、ちょっとおしゃれな曲。
自分で言うな🤣
以下パンフレットより…

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ONE NIGHT STAND 1995 『ONCE AGAIN』~時の流れ~
1995年 11月26日(日) ハートランド 開場 12時 開演 13時 \1000

「じゃあまた電話する・・・」明るい声で彼女は受話器をおいた。
知り合った時、高校生 だった彼女も29歳になる。
つきあっていた彼とは別れてもう1年がたつのだろうか―。 信じていた彼に、実は奥さんがいたり、しかも他にもつきあっている女性がいたりと、 まるでTVドラマのような話が現実に彼女を襲い傷つけた。
「本当に悲しくてつらいことがあると、誰にも会うことができず、ただ泣いているだけ ・・・」と言っていた彼女の元気そうな声に僕は少し安心した。

とはいっても、日々の生活のなかに喜びや幸福を感じられるようになればなる程、つら かったことが真っ白な紙に一点落ちた黒い墨のように彼女の心に滲んでいくのだろう。
僕にだって忘れたくても頭にこびりついて離れない痛みのひとつやふたつはある。
しかしそんなことでも硬い石が砂になるように少しずつ形をかえていくのだろう。
忘れるのではなく、穏やかな形になるのが「時の流れ」かもしれない。

よかったらお時間がある時に聴いてください。