「読書」~大事なことほど小声でささやく~
「DTM]マガジンの「幸せってなんだっけ?」の1番の歌詞、FBで知り合ったツンデレ女子(お孫さんもいるので、正確にはツンデレばーさん)が、森沢作品の中で1番好きな作品が映画化されたと投稿していた。
それが、「大事なことほど小声でささやく」
そもそも、この原作者、森沢明夫さんを勧めてくれたのはツンデレばーさん。
「エミリの小さな包丁」をプレゼントしてくれ、読後感がよかったのでそれから何冊か読んだ。
僕の中では、「虹の岬の喫茶店」がよかったなーとおぼろげに覚えている。
で、「大事なことほど 小声でささやく」のストーリーを想いだせないので再読した。
どんどん惹きこまれていって、3日で読んだ。
この本を覚えていない自分の読書にがっかりした。
悩みにあわせた、カクテルを作るのもおもしろい。
ブルームーン…無理な相談
ギムレット......遠い人を想う
オールドファッションド…我が道を行く(関係ないけどオールドファッションドラブソングをききたくなる)
まっ、カクテルが出るようなとこで吞まないから関係ないけど。
最後に作者はこれを伝えたかったんだなというところが素晴らしかったので書き留めておこう。
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「阿吽」
(阿吽の「あ」50音の始まりの「あ」で、吽は終わりの「ん」のことで、つまり阿吽はこの世のすべてを表す言葉。転じて、この世のすべては阿と吽のあいだの一瞬の今にしか存在しなくて、生きられるのも、今この瞬間だけ)
一瞬の今を大切に生きる。
やり直すことのできない過去を、悲しんでいたらせっかく生きている「いま」が不幸になる。まだ来てもいない未来を不安がっても仕方がない。
大切な「いま」をつまらなくするだけ
つらい過去にとらわれないで、未来の不安も全部忘れて、いまこの瞬間だけをしっかり味わって生きる。
それが禅の「しあわせに生きる極意」
ということです。ここだけ抜粋しても「わかってるけど…」って感じかもしれませんが、笑い、泣きありのとても温かい本でした。
ただ、本は面白いけど映画は・・・となる場合が多いし、自分の住んでるとこでは上映してなかったので、映画は観てないです。
ただ、森沢さんが号泣したらしいので、映画も素晴らしいかもしれないです。いつか観られるといいな。