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♪わたし待~つ~わ!

通訳ガイドのぶんちょうです。「外国でのオミクロン株の急増で今年前半のインバウンド復活の目処がたたない」とのこと。予想はしていたけれど、はっきり活字で読むとちょっとがっくり。でも、決してめげません!

今日は朝日カルチャーセンターさんとの新規講座の打ち合わせをしました。外国人観光客がいない今だからこそ、ガイドがこれまでの経験をしっかり振り返り、我が身の反省をしつつ、いいことも悪いことも含めて、その経験をシェアできるチャンスです。

2年前までは、街中や駅で、まごついている訪日外国人の姿をみかけて、声をかけた人や、ちょっと勇気が出なくて助けてあげたい気持ちはあっても素通りしてしまった人などいらっしゃると思います。

あるいは、外国の友人と食事をすることになったり、会社のお客様のアテンドとしていっしょに街歩きをすることを頼まれた方もいらっしゃるかもしれません。

統計によると、2019年には年間約3200万人もの外国人観光客が来日していました。今と違って、あちこちに外国人の姿がありました。
2020年は本来のオリンピック、パラリンピックの年ですので、政府の掲げた訪日外客の目標は4000万人、さらに2030年までには6000万という数字です。
2010年は860万人だったのですから、すごい勢いだということがわかります。

2030年の目標ということで、訪日外国人6,000万人と、さらに訪日外国人旅行消費額15兆円という目標がございます。 

出典:観光庁ホームページhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000645.html


通訳案内士やボランティアガイドになって、仕事や趣味で街案内を希望する方もどんどん増えていきました。私も講座を通して沢山の方と出会ってきました。ツアーの数に比べてガイドの数が少なくて、ガイドがてんてこ舞いしていたのが少し前のことです。

今回の講座は、必ず戻るインバウンドを考えて、ツアーの組み立て方からルートの作り方、見せるべきポイントなどを中心にガイド資格の有無にかかわらず自分で案内できるようになることを目標とする講座です。2月12日(土)にオンライン講座で開く予定です。詳細は決まり次第ご報告させていただきます。

鎖国状態が永遠に続くわけではなく、必ず以前の活気が戻ることは必至だと思います。その時のために用意が必要。そう思って、準備をしつつ、ひたすら待ち続ける通訳ガイドです。




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