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【氷山キヨテル】悪の哲学【オリジナル曲】

自分で自分の曲を解説するコーナー。

なまけもんPです。

今回の曲は『悪の哲学』。文字通り哲学をテーマにした曲です。

まずは歌詞貼っとくか。

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曲名:悪の哲学
歌唱:氷山キヨテル
作詞・作曲:なまけもんP

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ごめんね、悪気はないんだ
悪意はあるけど

哲学するからイカれるのか
イカれたやつが哲学するのか
どっちなんだろうね?

哲学者には人の心がわからない
世界は『自分』が認識するもの
ならば『僕』が気持ちよくない世界
そんなものなんて要らないでしょう?

ソクラテスは正義のために毒杯をあおった
だけど僕は悪の哲学者
自分のために屁理屈をこねるよ

パラドックスで世界を滅ぼせ
哲学は就職には役立たない
ニーチェのように気狂いになれ
悪のフィロソフィー

哲学者には人の心がわからない
世界は『自分』が認識するもの
ならば『僕』が気持ちよくないこんな世界
滅ぼしてしまおう
悪のフィロソフィー

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「悪気はないけど悪意はある」という言葉がお気に入りというかわりと好きです。混沌・悪が言いそうな台詞で最悪だ。

私自身が哲学を学んでいた時期があったのでこういう曲を作ったんですけど、哲学を勉強したから頭がアレになったのか、そもそも頭がアレだったから哲学の道に進んだのかみたいなことは時々考えます。哲学、奥が深すぎてマトモに勉強するとマジで頭おかしなるで。

哲学者には人の心がわからないというか研究職になるとだいたいそんな感じだと思うんですけど(偏見)、犬に電気ショック浴びせてみたり動物や他人を機械として捉えて心がないと論じてみたり、まあまあ人の心がないなと思います。

あとはソクラテスとかニーチェとか好きな哲学者の名前を歌詞に入れてみたり。余談ですが私の推し哲学者はエレア派のゼノンです。ゼノンのパラドックスってやつがあるんですけどまあまあ屁理屈でゴリ押ししてくる感じがすき。ウィキペディアに載ってると思うので興味があったら検索してみてください。的に向かって飛ぶ矢の話とか英雄アキレスと亀の競走とかが有名どころ。

これも私が哲学を学んだ所感なんですけど、哲学マジで就職に有利になることほとんどないので、哲学者になるとか倫理の教師になるとかでない限りは大学で勉強するのおすすめできない。私が何故哲学に進んだかというと、本当はゲーム関連の企業に就職したくてイラスト系の専門学校行こうとしたら親と教師に本気で止められて「ゲームの世界観を構築するには哲学で世界観を強化したほうがいい」とか意味の分からん理由で推薦受けさせられて今に至るんですけど、マジでなんでこうなったんだろう……。まあ、イラスト系に進んでも多分後悔することになってたと思いますけど。

といった感じですかね、歌詞の解説は。

動画の絵は彩度が高めの絵に挑戦したかったんですけど、結果的に肌が黄色すぎてゾンビみたいなキモい絵になってしまったな……。

そんな感じです( ˘ω˘ )

以上

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