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【金融知識】イールドカーブについて

こんにちは、Minamiです。
将来どんな風にでも暮らしていけるように、少しずつ金融・投資の勉強をしています。
3年前からの投資で、失敗も沢山ありますが特に米国株投資等は円安を受けてプラスです。ですがまだまだ勉強中です。
今日は今更ですが「イールドカーブ」を勉強します。

債券:

国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。債券には満期が定められており、満期となる償還日には、額面金額が投資家に払い戻されます。投資家は、発行体に対してお金を貸す代わりに利子をもらい、満期まで待てばお金が戻ってくる、というイメージです。
一般的に株式や投資信託などに比べて安全性の高い投資商品と言えます。

債券投資の仕組み:

投資家:債券の購入を通じて、発行体に資金を提供します。
発行体:見返りとして、満期までの期間、決められた利子の支払いを行います。
満期時には、発行体が破綻しない限り債券の額面金額が払い戻される仕組みです。
投資家は最終的に当初投資した債券の額面金額と利子の両方を得ることができます。

引用:岡三証券

利回り(金利):

債券への投資元本に対する、1年当たりの収益の割合
この収益は、1年当たりの利子収入と、償還額面(または売却価格)と購入価格の差額(1年当たりに換算)で構成されます。
利回りは、債券を額面より低い価格で買った方が高くなり、額面より高い価格で買った方が低くなります。利回りには、再投資収益を考慮しない単利と、再投資収益を考慮した複利があります。

イールドカーブ(利回り曲線):

債券利回り(金利)と償還期間との相関性を示したグラフで、
横軸:償還までの期間、縦軸:利回りを用いた曲線グラフのこと。
金利の期間構造を表し、債券投資で重要視される指標のひとつです。
イールド(yield):利回り

順イールド:
通常、長期金利は短期金利を上回っており、
右上がりの曲線(償還までの期間が長いほど利回りが高い)となる。
この場合市場は金利が上昇すると考えており、経済が成長する景気拡大時に見られるのが一般的です。
そのような環境では、投資家はインフレと将来の金利の上昇の見返りとして、長期債券には高い利回りを要求します。

逆イールド:
短期金利が長期金利を上回り、
右下がりの曲線(償還までの期間が短いほど利回りが高い)となる。
頻繁には見られないが、金利とインフレ率がどちらも下降している景気後退時に見られます。
過去の例では、景気後退が始まる12ヵ月から18ヵ月程度前にイールドカーブが反転しています。

金融緩和時、平常時には順イールドを形成し、
金融引き締め時には逆イールドを形成することが多く、
イールドカーブの形状変化として、
傾きが大きくなることをスティープ化、
逆に傾きが小さくなることをフラット化といいます。

引用:大和証券


引用・参考:
岡三証券
大和証券
SMBC日興証券
野村証券
PIMCO


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