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自分の商品の値段を決められない人へ

「それ、安すぎない??」
「そう思う?でもね、2時間使うとなると○○円になるんよ」
「自分が場所を借りてセミナー開催してた時、特に無料セミナーとかだと場所代ってきつかったんだよね」
「まーね、確かにね。借りる側からすればありがたい値段だけどね」
「けどねー・・・儲かっちゃってる人が税金対策で赤字出すためにやってるっぽいよ」
「まじ??儲かっちゃってない人がやることじゃないね(汗)」

これは、最近友人から言われた私が運営しているレンタルスペースの利用料のはなし。2019年9月から運営を始めて既に2年半が経過している。世の中は随分変わった。その間物価は上がり傾向、最近はとくに顕著だ。

「これもあった方が便利だろう」「コロナ感染対策に必要だ」「無人運営だから備品の1つ1つに利用料を別途設けるのは難しい。まるっと全部込みの値段でいっちゃえ」

ダメ経営者まる出しだわ。

最近、新たにマッサージで仕事を開始しようとしている友人と値段設定の話をしていた時だ。

「私の住んでいる地域だと○○円も払えるような人いないと思うのよ」
「あの先生と比べて私の技術だと○○円ももらえない」

自分のことは分からなくても、人の話を聞いていると「その考え方、おかしくない??」とよく分かる。

他人のサイフと相談して自分の商品の値段を決めようとしている。
他人と比較して自分の商品の値段を決めようとしている。

昔こんなことをよく言われた。
「自分がこれだけ欲しいって金額を設定したらいいのよ」
この呪文のようなアドバイス。これ難しいんよねー。
欲しい金額ってさ、なんぼでもいいの?自分の気持ちで決めるもんなの?
私が欲しい金額を決めてさ、それ払う人いるのかな?って。

こんな事も思い出す。
「いくら稼ぎたいですか?」
「出来るだけ、たくさん」
「自分の稼ぎたい金額を言えない人は、絶対稼げませんよ」

色々あって、最近考えついた事。

その商品に自分が費やした時間・お金・知識・スキル・想いを客観的に計算したらいくらになるか?それが、その商品の値段になるはずだ。この値段設定をまずやる。

その値段を世間に公開するのに躊躇する気持ちがあるなら、
「期間限定30%割引です」ってことにすればいい。

躊躇する気持ちがなくなったら、割引期間終了。本来の値段にすればいい。

どうかな?このアイデア。

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