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広大な鳥取砂丘で一部にしか人がいないのはなんで?

今日鳥取砂丘に行ってきた

幼少期に1度行ったことはあったが、これで人生2度目。

子供の時思っていたよりもめちゃくちゃ広くて、果てしなく砂。
見渡す限り、建物が見えない広大な場所で、日本じゃないような感覚になった。

とっても気持ちよくて楽しい。何にも縛られない感覚を味わえた。

ところで、こんなに広い鳥取砂丘なのに、みんな一部にしか行かないのだ。
人がいるところにみんな集まる。

もっと歩き回ればいいのに、そこにしか行かない。
とっても勿体ないと思った。

こんなに自然しかなくて、ルールも法すらも忘れてしまう場所なのに、人のいるところに居る。

それじゃ、他と変わんないじゃん。

みんな、人のいるところが好きだね。
法律とかルールが大好きなんだなと思った。

鳥取砂丘を私物化して砂持ち帰り禁止とか、落書き禁止とか、こんな自然すらも私物化してしまう人間の愚かさに気づいた日だった。
最近では、砂丘の雑草問題が深刻らしい。
けれど、自然の摂理に抗おうとするから深刻になる。
ありのまま、自然のままで素敵なのに。

鳥取砂丘というせっかくの自然を、雑草も生えてないものにしてしまったらそれは自然じゃなくて人工的な自然になってしまう。

実際、除草剤がかけてあった。本当に残念だ。
今では、ほとんどが人工的な自然になってきてしまった。
本当の自然が失われつつある。

人はなんでこんなに全てを網羅したがるのか。全てを思うがままにしたがるのか。
そのうち、死すらも人工になる。

全て、人工的なものになってしまう。

自然がたくさんな鳥取砂丘で、一部人工的な気配のある場所にだけ人が集まる様を見て、悲しくなった1日であった。

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