「深い劣等感を抱えていて、攻撃的になりがち」

私は気に入った言葉をスマホのメモやラインの自分だけのグループとか、アナログな手段だとノートに書き写す癖がある。
この一文はどこで見たのか、本当に覚えていないのだけど、数年前にこの字面を目で追ってから、ずっと頭にもスマホにも残り続けているものだ。

好きな作品の登場人物の紹介か、説明かなと思ったけど、それにしては救いがなさすぎる一文だなとも思う。
なにかの作品のセリフ(日本語訳)かもしれない。文字として見たという記憶しかなくて、どこで見たのかわからない。

一つだけわかることは、当時の私は、余裕がないときの私への戒めとして書き留めたということだ。

私は自分に余裕がないとき、他人に対して攻撃的‥を通り越して、泣きたくなってしまう。

こちらに相手方を攻撃する気は毛頭なくとも、片方が泣いた時点で相手方に「悪者」としての立場を持たせてしまうから、ぜひとも避けたい。

何度も言うけど泣きたくて泣く訳ではないし、泣きたいときの私もできれば肯定したいと思っているけど、だからといって相手方の優先順位を落とすのも違うよな、と
泣きたさと戦い続けてきた私は思うのだ。 

(子供の頃なら許されただろうけど、もういい大人が社会的な場面で泣き出すことはできれば避けたい。そのあとが想像するだけで気まずい。それを想像すると更に泣きたくなってしまう。)

小さい頃からその泣きたくなる衝動は変わっていないから、「ああ私今余裕がないんだな」というときは、意識的に一人になったり、根本を解消する方向にもっていくようにしている。それができないときは、言語化して心の余白を作るようにしている。

私の泣きたくなるスイッチはまさに冒頭の「劣等感」をつつかれたときで、そこに忙しさとか他人からの強めの口調とかの外からの要因が加わると、どんどん涙腺ダムに水が溜まっていって、いずれ決壊を迎える。 

自分でも気づかないうちに、劣等感というものは溜まっていく。
定期的に言語化してすっきりして、自分の中にほかの気持ちが存在する余白を生むことは本当に大切だよね。

戒め。

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