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2023.11.05今日の感情

エデン構想

「構想」なんて書いてるけど、そんな大したものじゃない。
なんとなく、現代に残っている人類がこの先発展していくために障害となる課題をすべてクリアした時、こんな感じになるんじゃないかなー。
みたいなもの。

それはもう天国、エデン。
お金という概念はない。
仕事という仕事もない。
食料はロボットが作る。ロボットもロボットが作る。
食料は無料だから、お金を稼ぐために仕事をしなくてもいいし、
お金ってなんだっけ、みたいな世界。

人間はかなり自由に暮らせる。
おそらく、大きく三ロボットだけじゃ解決できない不具合が起きた時に出勤しないといけない人、
または医療従事者とかに分類される階級、「地主」。

もう一つは、作曲家とか、服飾とか、アイドルとか、娯楽や芸術性に寄ったクリエイティブな仕事は残ってると思うからそういった人を含めた階級、「小作人」。

最後は、本当に何にもしない人。
地主が構成している社会システムを利用し、小作人が創造したコンテンツを楽しむ「遊び人」

わかりやすくするために「地主」「小作人」「遊び人」と分けたけど、
正直名前は適当。現代で当てはまる言葉は思いつかない。

「地主」「小作人」「遊び人」の順で優遇されている。
とは言っても、お金という概念は無いとしているので、それ以外の部分での優遇に限られる。
例えば、住む場所、広さの要望が優先的に通ったり。食料の配給が優先されたり。それくらいしか思いつかないけど。。。
かと言って、遊び人として生きていても、不自由はしないと思う。

ほんで、こういうSFの最終地点を想像すると、
明らかに無理そうな課題というものが一つ見えてくる。
たぶんもっとあると思うけど。おつむが足りない僕じゃ想像できない。

それは「資源問題
どっからロボット作んねん。
僕のエンジニアとしての信条(なにそれ)としては、SFの世界に人型のロボットはいらないと思ってる。
人間が暮らしているスペースに無理やりロボットを食い込ませた場合の汎用さは取り柄になるんだけど、ロボットをあらゆるオブジェクトに食い込ませたステージに人間が暮らすっていう方がコストは低いと思うから。

・・・だとしても、一家に一台どころか、百台近い精密機械を用意するとなると、圧倒的に地球だけのレアメタルじゃ足りない。
単なる家庭用ロボットだけじゃなく、その家庭用ロボットを作るロボットもいるからね。
ほんで、ついでにロボットを動かすためのエネルギーも。
ほんで、ついでにロボット工場を建てる場所も。

・・・だから、イーロン・マスクさんは宇宙を目指しているのか!?
正直、頭がいいとされてる人たちがマジになって火星移住とか考えてるみたいな話をYoutubeで見たけど、なんかSF作品を見すぎて頭がおかしくなっちゃってるような感じがしてめっちゃ面白い。悪い意味で。
んなところで暮らせるわけないやろw。とか
資源があっても持って帰るまでの過程で使い切るやろw。とか
思っちゃうというか。

まあ、どうでもいいか。俺には関係ないし。


話は変わるけど、「AIが人類を支配する」みたいな話を信じてる奴、
ほんとおかしすぎて笑える。

SF作品で見る分には興味深いし、どれも良作ぞろいだと思う。
でも、実際にそうなる未来はありえないと思う。
なったとしても、インターネットの中だけでおさまる新たなウイルス的なものに過ぎない。

んー。なんかわかんないけど、ガチで未来のAI像を考えたとして、
人型ロボットってセンス悪いと思う。
上の方でも書いたけど、僕たちが現代で暮らしている家の中にAIが搭載された人型ロボットが住めば、僕たちと同じ机が使えるし、調理器具や家電製品なんかも、ロボット用に専用のものを用意しなくてもいいっていう、半端なSF感で想像されたものだと思ってしまう。

邪魔でしかたがないだろ。そんなもの。
エンジニアとして、全然分野は違うけど、本当のモノづくりってのは、
もっとスマートなものだと思うわけ。
食材を入れたら勝手にカレーでもパスタでもステーキでもナンでも出てくる「箱」の方が断然使い勝手がいいと思う。その代わりに、冷蔵庫レベルの機械一家に一台必要にはなるけど、キッチンそのものはいらなくなる。
もう料理なんてしなくていいからね。
家の一角に、人型ロボットしか使わないキッチンがあるのは無駄だと思う。

洗濯に関してはもうすでにあるみたいだね。


災害時に現地に派遣するためにとか、宇宙で船外活動するためとか、
人型ロボットを必要とする場面は家庭以外にもあるけど、
一概に、「人型」が一番効率がいいだなんて思考停止させないでほしい。
神様の姿と同じだとかいうけど、何をするにも便利ってわけじゃないし。

っていうのが、僕のSF感。

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