離島医療あるある言いたい〜大阪から帰ってこない看護師の孫に向けて送る唄〜

離島医療あるある〜


言いたい〜


離島医療の悲しいあるある言いたい〜


〜〜〜〜〜〜回想シーン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「おばあちゃん、私大きくなったら看護師になって、おばあちゃんの病気全部治してあげるね!」


「くみちゃんは優しいね〜ありがとう。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「おばあちゃん、私大阪の看護学校に受かったよ!」


「すごいねーくみちゃんは。身体に気をつけてね。」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「おばあちゃん、私今大阪の大きな病院で働いてるの!立派な看護師になって帰ってくるね」



「忙しそうだね〜お正月は帰れるのかい?」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「おばあちゃん、私結婚するよ」


「そうかそうか、おめでとう。幸せになるんだよ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


主治医「誤嚥性肺炎を繰り返しています。恐らく今回の入院が最期になるでしょう。」


同僚の医師「そしたら家族に病状説明がいるな。家族は島にはいなくて、大阪に看護師のお孫さんがいるみたいだね。電話してみよう。」


ぷるるるるるるるるるるる


「お婆さまの主治医をしていますBです。くみさんの電話でよろしかったでしょうか。お婆さまは現在誤嚥性肺炎で入院されており、今回の入院でもしかしたらもうお家に帰れないと思います。一度、島に来ていただいてお話させていただけないでしょうか?」


くみさん「本当に誤嚥性肺炎ですか?どんな治療をしてるんですか?大きな病院に転院させてください」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


離島では仕事も進学先もなく、中学や高校を卒業後にみんな島を出て行ってしまいます。


島で働き続けるためには医療職が人気です。そして、島の外の専門学校に進んでいく中で、家庭を持ち、いつの間にか島には帰れなくなる子供たちがほとんどです。


子供たちが島に帰ってくるためにはどうすれば良いでしょうか?


そんな島にすれば子供たちは帰ってきてくれるのでしょうか?


離島医療あるある〜〜


患者さんの子供もしくは孫に絶対看護師さんがいる〜〜〜


ありがとうございました。






サポートありがとうございます!皆様からいただいたサポートは離島医療の現状を伝えるメディアの運営に使用させていただきます。