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8角形の☆(3)

まだ続いております。3本目です。

正8角形にはもう一つ紹介すべきものがあります。
(8-3)のカタチを使ったパズル製品がありました。あんまり有名じゃないみたいですが。

ソラントーパズル   solo play
勝利条件:
8個のストーンを全て置けたら勝ち。
用具:
パズル盤
8個のストーン

遊び方:
何も置いていない状態からスタート。
ストーンは●印がある場所に置く。
ストーン1個を任意の●の上に置いてから、「線に沿ってスライド」して別の●へと移動させる。
この動作を繰り返して、8個全てのストーンを置くことが出来たら勝ち。
*8個めのストーンはスライド移動はできない。全ての●が埋まっている状況なので。

この「ソラントーパズル」と称するパズル。ラジくまるにとっては、今回の記事に書いた趣旨により、自然に解法が見えてしまいました。私にとってはパズル問題として成立していません。

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さて、いきなり数字が飛んでしまいますが、次は正24角形のボードゲームです。
正24角形といえば、こんなゲームがありました。たぶん絶版ですし、しかも、BGGの評価ポイントは「0点」です。

ゲームルールの詳細が全く公開されていません。しかし、写真を見ればだいたいのルールは想像がつきます。要するに、盤上にあるコマを左へ、あるいは右へと移動させて、ランダムに配られてきた「お題カード」の三角形や四角形を次々と完成させて得点を得るというゲームです。

ゲーム盤の見た目の印象から推定すると、Kopernikus(1991)とだいたい同じようなルールで遊べばいいのだろうな、ということは容易に想像がつきます。
KopernikusはBGGでルールが登録されているので、ご興味があればBGGを参照ください。

ところで、完成させた☆の一覧表をじっと見ていたら、なぜかHypergridを思い出してしまいました。でもこのHypergridというゲームのボードデザインは、どう考えても正多角形とは関係ないような?

ゲームボードの見た目が、なんで似ているような勘違いをしたのかな?と自分でも疑問に思ったのですが、細部を見たら納得しました。
☆の中心部付近だけに注目すれば、何本もの線が微細に交差している様子が実にそっくりです。似ています。
「部分的に見た目が似ていた」ので連想してしまったようです。

Hypergridは、さすがに正多角形とは関係がないゲーム内容ですので、ただ連想してしまいました・・・というご紹介で留めたと思います。機会があればまた、ということで。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。