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アインシュタイン/「バンダイのプラモデル」・・ではなくって盤ゲーム(1)

今日の話題はアインシュタイン(Einstein)です。
これが実際におもちゃ屋さんの店頭に並んでいるのを見た、生き証人のラジくまるがお送りします。
初めて店頭で見たとき、正直なところ「?」と思いました。
直感的に「1人用パズル」みたいな形状をしているのです。

1人用パズルみたいに見えるけど「対人ゲーム」って書いてある?
どんなルールなんだろう?見るのが楽しみ(ワクワク)と思いました。
発売年は1980年です。

この当時、私は比較的貧乏な家庭に育ってましたんで、結局は買いませんでした。
おこずかいの金額は有限です。いくら面白そうだといっても得体のしれないモノには投資できません。
結局、このゲームは買いませんでしたし、ルールの詳細は不明のまま時が流れました。

この当時、コマを動かすルールだけは完璧に判明できたのですが、製品に封入されている問題カードは、全貌をつかむことができませんでした。
ですので、こんな感じかなあ?と、想像してメモを残していました。
想像で描いたメモは以下の通りです。

こんなカードが20枚入っているのかなあ、と想像していました。

さて、そんなこんなで時は流れまして、今は2024年。
インターネット時代がやってきました。

今では、
「ぼくの懐かしいパズル紹介。子供のころ、ホントにこれでよく遊んだんだ。」
なーんて感じの、ノルウェー人さん(ほか)のネット投稿等を、見れるようになりました。

情報がいっぱい溢れています。
ほんとに、いい環境になったなあと思っています。

ということで、長年の謎だったカードセットも判明しました。
ちょっとうれしいです。インターネット時代ばんざい。

完成版のルールを読んで私が感じたことを書きます。
*すいませんが、ルール紹介は明日の記事までお待ちください。

1人用パズルとしては、それなりに楽しいかもしれないと感じました。
そして同時に思いました。

「これ、対戦ゲームだと、言いきっちゃっていいのか?」
と。

このルールは、どう考えても「たった一人」でやるパズルです。
2人が対面しながら同時に進めても、対戦している気分の盛り上がりは感じないです。

これを対戦ゲームとしてバンダイが発売したという事実が、非常に不可思議に思えるのです。
このゲームは、どう考えても1人用パズルでしかないです。

なお、Hi-Qという「ゲーム&パズルベンダー」からも、このEinsteinが販売された実績があります。もちろん海外のお話です。
Hi-Qは、これに類似したミニゲーム&ミニパズル類の販売実績が、たっくさんある会社です。

Hi-QがEinsteinを販売したときは、あくまでも「1人用パズルゲーム」と表示していました。
日本でもこの売り方を真似したほうがよかったんじゃないかなあと思いました。

明日に続きます。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。