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ゲームの遺伝子は、受け継がれる(2)

昨日からの続きです。

大昔に作られたパズルは Einstein の記事でご紹介した通りで、人類史上からいったんは消えてしまいます。
でも、その「基本アイデア・基本のコンセプト」は脈々と、こんなカタチで続いていくのだと私は思います。

ラジくまるは、ここに書いたように「アブストラクトボードゲームは、実は伝統的な「パーツ」を何か引用している。という自説を持っています。
必ず過去の作品から何かの遺伝子を引き継いでいる完全なる新作はありえないのだ!」というゲーム発生理論です。

この理論を応用すると、大昔のゲームを推定復元可能になるのでは?と考えました。

まず最初に、新作から~旧作まで、時代系列通りにゲームルールを並べて文字データ化します。
こうして作ったデータベースを使って、未来の次のゲームはどんな発明品が出てきそうかな?と予測するのと全く同じ手順を、未来ではなく過去の方向に適用するのです。
もしかしたら

「ローマ時代に大流行していた Petteia という名前のゲームは、以下のようなルールだった可能性が67%です。
(以下ゲームルールの記述が続く・・・)」

なんて方式で、AIが過去のゲーム作品を推定してくれるような時代が来るかもしれません。
もちろん、出てきた結果には何も証拠はありません。単なるAIによる推定でしかありません。
あくまでも天気予報みたいに67%の正確度で・・みたいな感じ。
あいまいな点が残っているルールです。

しかし、ラジくまる=ある1人のゲームマニアの立場から言わせてもらえば、ぜひ、こういうAIシステムを構築し、次から次へと過去作品を推定していって欲しいです。

たとえ67%の確率だとしても、やっぱりホンモノのPetteiaで遊んでみたいという想いと期待感は強いのです。マニアですので。

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さて、話をもとに戻します。
スマホ専用ゲームの Ball Sort Puzzle ですが、これを見ると、どうしても「ドクターエウレカ」を思い出してしまうのです。

AppleStoreより引用

「ドクターエウレカ」、めちゃくちゃ面白いんですよ。

Dr.Eureka(ドクターエウレカ)

ゲーム内容はアクション&パズルです。
たとえ話で説明しますと、このゲームで必要とされるのは「テトリス」と同様な能力です。
「知性+スピードアクション」が両方とも要求される、ハナマル優秀アクションパズルゲームです。

2人~4人で簡易なパズルを解く早さを競います。でも手を使ってボールを動かす「速さ」も同時に要求されてます。
速さを極めすぎて、ついルール違反をやってしまい失格ということも。
現場はワイガヤになってとっても楽しい雰囲気になりますよ。

ということで、ゲームの内容とかを明日の記事でご紹介します。

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。