【450部突破】《新環境トップ》ネクストプレイ杯優勝【鉄獣スプライト】徹底解説!
1.はじめに
いつもお世話になっております。関東で遊戯王をプレイしているライト(@rai_10y)と申します。
今回のnoteでは2023年1月の新リミットレギュレーション初めての大型非公認大会ネクストプレイ杯にて7-0全勝にて優勝することができた"鉄獣スプライト"について解説します。
詳細が気になる方は上記のリンクから僕のTwitterをチェックしてください
拙い文章にはなりますが無料部分だけでも1万3000文字以上あるので読んでいただけたら幸いです。
また、新環境になりこれから環境や分布の変化が起きると思います。その際にも最新のデッキリストやプレイング等の追記を行うのでご安心ください。
そして前回のnoteもたくさんの反応、購入ありがとうございました🙏およそ400部売れご好評頂いたようでよかったです!気になる方はどうぞ↓
このnoteはこんな方にオススメです!
noteを読んでもわからないことがあれば、ご購入頂いた方であればいつでもDMやリプライ等で質問や相談等も可能ですのでご安心ください!
また今回noteを書くにあたり、サムネはからふるさん(@colorful1130)に作ってもらいました!また、からふるさんも様々なnoteを投稿していますので、そちらも是非ご覧下さい!
それでは本編へどうぞ
2.鉄獣スプライトとは
まず初めに“鉄獣スプライト”について知らない方も多いと思うので簡単な説明をします
このデッキは“鉄獣戦線”と“スプライト”という2つのテーマを組み合わせたデッキになります
“鉄獣戦線”はメインデッキの鉄獣戦線キット、鉄獣戦線ケラスがレベル2なこと、またその効果から特殊召喚できる鉄獣戦線フェリジットや鉄獣戦線ベアブルム、戦華盟将-双龍などが強力なリンク2であることからレベル2、リンク2、ランク2を主体とする“スプライト”と非常に相性が良いデッキです。
また、お互いのギミックからギガンティックスプライトやスプライトスプリンドを経由することによって互いにアクセスすることができます。
また同じスプライト系統のデッキである“リチュアスプライト”と比較するとドロール&ロックバードや次元障壁などのメタカードが効きずらいこと
スプライトスマッシャーズや鉄獣の抗戦の存在により相手への妨害がモンスターと魔法罠で分散できることにより冥王結界波などのカードも致命的に受けづらいです。
そして“鉄獣スプライト”と並んで環境トップが予想される“神碑”に対して“鉄獣戦線”のギミックが強いので上手く立ち回ることができます
また自由枠も15枚程度あるので環境に合わせて構築を変化させ柔軟に対応することができるのであるテーマが流行ったことにより大会で勝ちづらくなることもありません
先行の際は“スプライト”や“マネキンキャット”により手札誘発を貫通して展開することができ、様々な妨害を構えることができるため致命的なメタカードを受けることもありません。後手の際も“スプライトスターター”や“おろかな埋葬”、“鉄獣戦線ケラス”の手数によって相手の妨害を超えていき、高い除去能力とライフカットのスピードにより後攻も戦うことができます。
ギミックで対応できる柔軟性も高く、スプライトレッド、キャロットによる効果無効、双龍やシュライグ、スマッシャーズによる破壊ではない除去、そしてシュライグ、スマッシャーズは“選んで”除外のため迷宮城の白銀姫など対象耐性があるモンスターも容易に突破することができ、罠デッキの永続罠にも屈しづらいです。
簡単に“鉄獣スプライト”の説明をしましたが、読んでて分かるように動きが強力なのはもちろん、特に大きな欠点もなく、新環境において間違いなく環境トップの一角になるデッキです。また、選択肢も多く使うプレイヤーによって強さが大きく変わるデッキなので練習の成果が出やすいですし、1度使えばハマります。使ってて最高に楽しいです!
難しいデッキではありますが本noteを読めば間違いなく大会でも勝てるようになるので無料部分が良ければ購入してくださると嬉しいです!
3.各カードの採用理由について
ネクストプレイ杯で優勝できた構築を元に各カードの採用理由を説明します。また、採用候補のカードについても解説いたします。
※また鉄獣戦線モンスターのコストとなる、獣族、獣戦士族、鳥獣族のモンスターを総称してビーストモンスターと略させて頂きます。
メインデッキ
《鉄獣戦線フラクトール》
このデッキでは貴重な1枚初動
準制限カードではあるが、同じく準制限カードの炎舞天璣と合わせて実質4枚体制
以前までの鉄獣戦線では、このカードに対する灰流うららは重かったが、新しく登場したスケアクローライトハートやマネキンキャットの採用によって、このカードに対するうららの貫通も容易になっている。
最初の①の効果でキットを経由しナーベルを落とすか、ナーベルを直接落とすかはどちらもメリットデメリットがあるので一度考えるべき。
キットを経由するメリットとしては、キットを経由しナーベルからケラスをサーチすることで、既に墓地にキットが存在するため。スプライトエルフの墓地蘇生の効果から鉄獣ギミックを追加できることなどが挙げられるが、キットを経由しないデメリットとしてはビーストモンスターの数が足りなくなったりすることがある。
増殖するGに対しても強く、フラクトール効果→キッド効果→ナーベル効果→キットサーチと動くことによって。キットに対して増殖するGを発動されても戦華盟将-双龍を特殊召喚することで、1ドローで止まりながら、盤面のキットがナーベルを墓地に送ることで後続となるため増殖するGに対しても強い立ち回るをすることができる。
後述するが炎属性獣戦士族というステータスが優秀で小法師ヒダルマーと合わせて神礎が使ってくる御前試合、群雄割拠への解答になるため、ナーベルからサーチすることも多い。
言わずもがな打点も優秀であり、ワンキルを狙う際はもちろん。ミラーマッチにおけるスプライトレッドや戦華盟将-双龍を戦闘破壊することができ、炎舞天璣が存在すればスプライトキャロットも戦闘破壊することができる。
①の効果はフィールドからも使用することができるため、ライトニングストームをや拮抗勝負を使用する際や墓地のビーストモンスターの数を稼ぎたい時などに覚えておくと便利
《鉄獣戦線キット》
このデッキにおいては1番強い鉄獣戦線のモンスター
②の効果によってナーベルを落とすことで後続や追加の攻めてを用意できるのはもちろん
レベル2というのが優秀で、各種スプライトモンスターを特殊召喚できたり、ギガンティックスプライトやスプライトスプリンドによってこのカードにアクセスすることができる。
初動のナーベルのサーチではこのカードをサーチすることが多いが、神礎対面ではフラクトールをサーチする方がいい場面もしばしばあるのでよく考えるべきである。
炎属性であるため、小法師ヒダルマーを出すことで、御前試合を解除することができ、後述するが灰流うららを打たれた際にマネキンキャットの効果で相手の灰流うららを蘇生することでギガンティックスプライトを使わずにこのカードにアクセスすることができる。
獣族であるため、群雄割拠を解除することはできないが、逆にセンサー万別であれば小法師ヒダルマーや戦華盟将双龍を使うことで解除することができる。
②の効果を温存することで、このカードと鉄獣戦線ベアブルムでリンク召喚をした際に、ベアブルムへの灰流うらら等をチェーンの関係でケアすることができる。
このカード+ビーストモンスターという手札の場合は、キットを召喚し転生炎獣アルミラージへと変換しナーベル→ケラスと繋ぐことによって動くことができる。
以上の理由で弱い場面がなく、1枚初動ではないが、2枚初動の際の強い組み合わせになるため文句なしの3枚
《鉄獣戦線ナーベル》
このデッキの潤滑油のような存在
レベル2ではないため初動にはなりずらいが、キットと同じくこのカード+ビーストモンスターという手札の場合は、キットを召喚し転生炎獣アルミラージへと変換しナーベル→ケラスと繋ぐことによって動くことができる。
風属性鳥獣族のため、御前試合、センサー万別の際は双龍、群雄割拠の際は鉄獣戦線シュライグ、を特殊召喚することで解除することができる
風属性のため、ドロール&ロックバードやさよしぐれを打たれた際に、マネキンキャットで蘇生し効果の対象とすることで鉄獣戦線モンスターにアクセスすることができる。
デッキに無くてはいけないが、素引きがそれほど強くないため2枚の採用
《鉄獣戦線ケラス》
鉄獣戦線のギミックからアクセスでき召喚権以外の攻め手になる貴重なカード
レベル2な点も強く各種スプライトモンスターを特殊召喚する条件を満たしてくれたり、素材になってくれる。
地属性獣族のため、御前試合と群雄割拠を解除することはできないが、増殖するG等が相手の墓地に存在する場合、マネキンキャットから地属性を蘇生し効果の対象にすることでこのカードにアクセスすることができる。
素引きも悪くはないが、アクセスが容易であるため2枚の採用。3枚目の採用も無しでは無いと思う。
《素早いビーバー》《素早いアンコウ》
通称素早いギミック
スプライトスプリンド、おろかな埋葬によって墓地に落とすことでリンク数を伸ばしたち追加の攻め手を用意することができる。それだけで強いのに素早いビーバーが獣族のため、鉄獣戦線のコストにすることができたり、鉄獣戦線フェリジットをリンク召喚することができる。
素早いビーバーは素引きした際も強力で、相手の双龍やスプライトスマッシャーズ等の所謂着地狩りの妨害をスプライトモンスターと合わせて超えることができます。
ですが、先行の際に素早いビーバーの効果を使用すると増殖するGを非常に重くもらってしまうため、効果を破棄する選択肢も考えてください。
素早いアンコウを素引きした場合は、フェリジットの効果で山札に戻したり、双龍のコストやベアブルムのコストにすることで手札から墓地に落として効果を使用したり上手く使えるように立ち回ることを意識しましょう。
素早いアンコウは魚族なので注意してください。
《スプライト・ブルー》
最強のモンスターで初手にいるだけで手札誘発を貫通するハードルがかなり下がります。
基本的にはスプライトブルー→スプライトジェット→スプライトスターターorスプライトスマッシャーズと動きますが、環境的にドロール&ロックバードが存在するため、安易にジェットをサーチするのでは無く、スプライトレッドやキャロットをサーチする選択肢も考えましょう。
闇属性のため、マネキンキャットを用いてこのカードにアクセスすることもあります。
文句なしの3枚
《スプライト・ジェット》
ブルーと同じく初手にあると手札誘発の貫通が容易になるモンスター
サーチ先としてスプライトスターター、スプライトスマッシャーが存在するが、どちらをサーチするかの見極めがかなり難しい。
最終的にレッドとキャロットはギガンティックスプライト等によりアクセスすることができることや、冥王結界波等のケアを考えスマッシャーズを優先したくなるが、手札誘発のケアを考えスターターをサーチすることも多い。
制限カードのため1枚。
《スプライト・レッド》
各種スプライトカードからアクセスできる
後手の際は手数にはなりにくいが、先行展開の際に素引きしてると手札誘発の貫通、ケアが簡単になり素引き自体が悪くないので2枚目の採用を検討している。
今回は枠の関係と、環境序盤で各種デッキメインギミック厚めで手札誘発があまり多くないと予想したことなどから1枚の採用
理想は先行の際だけ2枚目以降を採用したい。
《スプライト・キャロット》
各種スプライトカードからアクセスできる
拮抗勝負やサンダーボルト等のケアから特にサイド後レッドより優先して場に出すことが多い。
今期は特に神礎が強く分布も多いと予想されるため、今まで以上に登場機会は多いと思う。
他の章で詳しく記載するが、神礎対面ではスプライトエルフのリンク先にこのカードを置きながら+αの妨害を用意してターンを返す。
一本目であっても、他にも十分な妨害が用意できてるのであれば、神礎を警戒してレッドより優先する場合も多い。
最終盤面に添えたいため、2枚目も候補ではあるが、レッドと違い無限泡影以外の各種手札誘発のケアに繋がりにくいので1枚のみの採用
《増殖するG》
最強の手札誘発でありレベル2でスプライトモンスターと合わせて初動になることができる。
クシャトリラフェンリルが制限カードになったためメインフェイズまで待ってから発動することが多いが、スプライトモンスターがチェーンを組まない特殊召喚なこともあり、無駄に三戦の才を打たせないようにスタンバイフェイズに発動することもある。
また、スプライトエルフが盤面にいる際は、メインフェイズに発動することで、墓穴の指名者をエルフの蘇生効果を合わせることでケアすることが可能。
上振れ展開ではあるが、スプライトスプリンドでこのカードを墓地に落とし、相手ターンのエルフで増殖するGを蘇生→スプライトスプリンドの効果で増殖するGを手札に戻すことで、無理やり構えることも可能である。
《灰流うらら》
増殖するGを止めることができる最強の手札誘発
前期のティアラメンツと違い、ナチュルなど灰流うららで止まりやすい展開系のデッキも多いので減らす理由はないと思う。
ミラーマッチにおいては、マネキンキャットの存在から貫通されやすいため、打ちどころはよく見極める。
神礎に対しては基本的に命削りの方札まで待つことが多いが、メイン戦では相手のスキルドレイン等の回答がほとんど存在しないため。強欲で謙虚な壺等に当てることもある。
《幽鬼うさぎ》
スプライト系統のギガンティックスプライト、神碑の泉に当てることを評価してメインデッキからの採用
スキルドレイン適用下で自分の鉄獣モンスターやスプライトジェットに幽鬼うさぎを当てることで、双龍やスマッシャーズにアクセスし、スキルドレインを突破することができる。
後攻1ターン目のドローで引いても、マスカレーナ等に打つことができるため困らない。
2枚目以降をメインデッキから採用することも検討中
《ドロール&ロックバード》
スプライト系統を初めとした各種展開デッキに加え、神礎に対しても有効な場合もあるためメインデッキからの採用。
うさぎかドロールどちらかを2枚採用することも考えたが、抹殺の指名者との兼ね合いも考え今回は散らして1枚ずつの採用。
相手の増殖するGのドローに対して発動することで、増殖するGのドローを抑えることもできる。
《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》
増殖するGが重いデッキであるためフルで合計3枚の採用
墓穴の指名者はフラクトール等に発動し強めの妨害としてカウントできたり、抹殺の指名者はミラーマッチにおいてレッドやキャロット、スマッシャーズ、鉄獣の抗戦等を止めることができ後手捲りに貢献することもあります。
《三戦の才》
先行の際に手札誘発へのカウンターになるのはもちろん、ミラーを始めとするデッキに対して後手からも三戦の際で捲れる可能性があると感じたので採用。
スプライト系統などに対しては強いと感じたが、神礎の分布が予想以上に多くなりそうなことで、神礎に対して全く打つ場面がないためメインデッキから外す候補筆頭。
《おろかな埋葬》
素早いアンコウを落とすことで攻め手になり、キットorナーベルを落とすことで初動にもなる最強カード。
《スプライト・スターター》
追加の攻め手+初動になる最強カード
ブルーとセットで引いてる場合はこのカードでレッドを出し手札誘発をケアする。
ブルーを特殊召喚する場合は、ドローフェイズで発動することで、ドロール&ロックバードをケアすることができる。
また、増殖するGを警戒する際、鉄獣戦線の効果のコストを2枚以外にすることで、増殖するGを打たれた場合にこのカードをチェーンすることで、制約により鉄獣戦線の特殊召喚を不発にすることで、増殖するGでカードを1枚も引かせないプレイをすることができる。
《スプライト・スマッシャーズ》
このデッキの対応力、メタへの耐性を底上げする1枚であり、自分の場を空けることで鉄獣の抗戦を打ちやすくすることもできる。
神礎対面を始めとする各罠デッキに対しては、エルドリッチの手札効果や、破壊の神礎で除去されることをケアするために、伏せないで自分のターンで発動することが多い。
たが、一部天岩戸を採用している神礎も存在するため、必ずしも伏せないのが正解とは限らない。
自分のモンスター効果に対して相手の無限泡影等が発動された際、対象のモンスターをコストとして除外することで妨害を貫通することができる。
《炎舞-「天璣」》
フラクトールの枚数傘まし。破壊の神碑を受けてしまうことや、ドロール&ロックバードを重く喰らってしまう等デメリットもある。
だが、大きなメリットも存在する。それはこのカードは永続魔法のため、双龍のコストやヒダルマーの対象にすることができるため、主に罠対面においてカードを節約することができる。
後手で抜く候補筆頭であるが、上記の理由から罠対面では後手でも残すことが多い。
《無限泡影》
最強の手札誘発
展開系のデッキに対して強いのはもちろん。
神礎の初動のフギンに打つことができたり、羽根箒やライトニングストームと合わせることで、神礎の罠を一気に除去できる可能性もある。
《鉄獣の抗戦》
このデッキの強さを担うカードの1枚
シュライグを特殊召喚し妨害するのが基本
相手の場に神礎の泉がある場合、相手の神礎速攻魔法にチェーンして発動し、シュライグを特殊召喚することで、神礎の泉を止めることができる。
このデッキの場合、最終盤面のモンスターが多く、このカードをすぐに打てない状況もあるため、マスカレーナや双龍、スマッシャーズを使うことによって、このカードを自然に発動できるように妨害を当てていく。
各種鉄獣戦線の効果で出したモンスターは蘇生制限を満たしていないため、このカードで蘇生することができないため注意する。
逆にフェリジット等を正規召喚していれば、特殊召喚し効果を使うことも可能なので覚えておく。
相手のデッキ次第で後手の際抜くかは考える。
罠デッキ等、遅い対面に対しては基本的に後手でも残すことが多い。
当たり前ではあるが、リンクモンスターを特殊召喚するため、リンク先はないと発動条件を満たせないことには注意
エクストラデッキ
《転生炎獣アルミラージ》
ナーベルやキットを1枚で墓地に送るために使う。このカードが無いと動けない手札も存在するため個人的には必須枠。破壊耐性を付与する効果も強力で、幽鬼うさぎや輝く炎の神碑などをケアすることができる。
各種手札誘発でもリンク召喚できること、②の効果で蘇生することができるのも覚えておく。
《スケアクロー・ライトハート》
鉄獣戦線の効果でコスト1枚で出すことができるモンスター
鉄獣戦線+効果で出したモンスターでフェリジットを特殊召喚する際に墓地のビーストモンスターを節約したり、初動のフラクトールにうららを受け、墓地にビーストモンスターが2枚以上存在しない状況等で使用する。
先行展開の際、ワンキルを狙う際のコスト節約、どちらも必要な場面があるので個人的には必須枠
《スプライト・エルフ》
最強のリンク2モンスター
今まで以上に①の対象耐性付与が強力で、神礎の妨害や、無限泡影、双龍等をケアすることができる。
スプライトモンスターだけで無く、鉄獣戦線のキット、ケラスを蘇生し鉄獣の動きに移行することができるのもこのデッキでは重要。
2枚目があると楽なシーンは間違いなく存在するが、枠がないこととプレミをしなければ1枚で足りると判断し1枚の採用
《スプライト・スプリンド》
最強のリンク2モンスターその2
基本的には素早いアンコウor鉄獣戦線キットを落とすことが多いが、スプライトモンスター(主にレッドorキャロット)、増殖するGを落とす選択肢も存在するので、何を落とすか、どのタイミングで使うかがとても難しい
このデッキでは最終盤面に残し②の妨害する効果を使用することも多い。
詳しくは後述する展開パターンにて
《I:Pマスカレーナ》
最終盤面での妨害として使うことがほとんどだが、②の破壊耐性を付与する効果が今期は特に強力で、主に神礎対面では、先行展開にてマスカレーナを素材としてスプライトエルフをリンク召喚し、相手ターンでのドローフェイズ輝く炎の神碑等で処理されないようにする。
またこのデッキでは貴重な闇属性リンクモンスターのため、アクセスコードトーカーのコストを稼ぐ際に敢えてこのカードを経由することも多い。
リンクモンスターを素材にできない点は注意
《空牙団の懐剣 ドナ》
鉄獣戦線の効果で出すことのできる4枚目の汎用リンクモンスター
双龍を使用済みの状況で、鉄獣戦線のコスト2枚で相手の場に触れられる点や、ライトニングストームを発動するために能動的に場を空けられる点なども便利
種族が異なるモンスター=ビーストモンスター以外をビーストモンスターに変換できるカードでもあるため、後述する先行展開で使用するパターンも存在する
貴重な鉄獣戦線で出せるエクストラリソースであり、あると便利な場面も多いが、個人的に一番抜ける可能性があると思っている。
後述する次回の大会で使用する予定の構築では別のエクストラモンスターに変わっている。
《戦華盟将-双龍》
鉄獣戦線の効果で出すことのできる1番使いやすいリンク2モンスター
③効果のコストで自分の場を空けることができるため、抗戦とも相性がいい。
③の効果により盤面を返しつつ、返しの相手ターンの妨害を用意することもでき、神礎等の永続罠に対しても抗うことができる。
効果のコストで自身を墓地に送ることでスキルドレインを貫通することができるのは覚えておいてください。
これを知っていると、鉄獣戦線モンスターに自分の幽鬼うさぎを当て、双龍を出すことでスキルドレインを突破することができます。
《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》
鉄獣戦線の効果でこのカードを出すことで手札の鉄獣戦線モンスターを場に吐き出し、一気に盤面を広げることができる。
②の効果も優秀で、展開の結果使わなかった指名者系のカードを他のカードに変換したり、素早いアンコウを山札に戻したり、罠デッキに対しての回答を探しに行ける。
正規召喚することも多く、その場合鉄獣の抗戦で特殊召喚することで②の効果を2回使うことができるので、覚えておいて損はない
《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》
鉄獣の抗戦にアクセスできる貴重なカード
①の効果は強力だが、効果無効を当てられた際など大きなリスクも存在するため自分はあまり多用しない。
鉄獣戦線の効果で出すことも多いが、鉄獣戦線モンスター+効果で出したフェリジット等で正規召喚することも多い。
②の効果の「トライブリゲートモンスター」しか特殊召喚できないという制約がかなり重いため、
先行展開の際は、如何にこのカードを綺麗に墓地に落とすかが重要となる。
主な落とし方は3つ
・ギガンティックスプライトのエクシーズ素材にする
・スプライトエルフのリンク素材
・スプライトスプリンドのリンク素材
それに加えてエルフやスプリンド等を既に使用している場合、フェリジットのリンク素材にする展開パターンも存在する。
どのパターンも遭遇する可能性があり、覚えておかないとダメなので詳しくは後述する展開パターンにて
《鉄獣戦線 銀弾のルガル》
鉄獣戦線の効果で出せるリンク3モンスター
ターンが帰ってきた際に、シュライグ3000+リンク3素材のアクセスコードトーカー5300でワンキルする際にリンク3モンスター1体は必要で
このカードの枠を死翼のフレスヴェイス等の別のリンク3モンスターにすることも検討できるが、このカードはビーストモンスター2体以上で正規召喚することもできることや、①の蘇生効果でシュライグの効果を能動的に発動できる点などを評価して今回は他のリンク3ビーストモンスターではなくルガルを採用
ライフカットがかなり簡単になるため個人的には必須だと思っているが、実はアクセスと合わせて2枠他のエクストラにしてもいいんじゃないか、とも思っている。
《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》
主に鉄獣戦線の抗戦で出すモンスター
抗戦を羽根箒等で無理やり開かれた際も、スプライトエルフや鉄獣戦線 銀弾のルガルの効果でビーストモンスターを蘇生することで妨害を活かすことができる。
①の効果は選んで除外という協力な除去なため、ラビュリンス対面等、対象耐性を持つ対面や罠デッキに対して特に強い
②の効果で後続を回収する能力を持ってるため、抗戦を発動した際、除外にもモンスターを残しておくことは意識しよう。
《召命の神弓-アポロウーサ》
マスカレーナから出す先
単純に妨害が強く、このデッキの場合は双龍やスマッシャーズによってアポロウーサを先頭から守ることができるのも噛み合ってる。
だが、意外とこのデッキは先行でマスカレーナを出さないことと、三戦の才等で奪われた際にリスクがある点など、意外と抜け道もあるので、個人的には空牙団ドナの次に抜く候補
《アクセス・コードトーカー》
フィニッシャー
シュライグ3000+アクセス5300でワンキルする際に使用することが多い
また、相手のデッキが分からず、通常のマスカレーナの展開をして相手が神碑だった際に、マスカレーナ素材の効果破壊耐性付きアクセスコードーを立てる
②の効果でのコストで自身を除外することでスキルドレイン下でも効果を通すことができる。
このカードの存在から各種鉄獣戦線モンスターの効果を使用する際は、リンクモンスターは極力墓地に残しておくことをオススメする。
《ギガンティック・スプライト》
最強のランク2モンスター
このデッキではスプライトだけで無く、鉄獣戦線にアクセスするために使うことも多い
また、ベアブルムを墓地に送るためにこのカードを展開の最後に出すことも多く、その場合エクシーズモンスターが場に残るため、スプライトスプリンドを妨害としてカウントできることを忘れずに
後述する展開パターンでは、最終盤面にギガンティックスプライト+スプライトスプリンドが存在するパターンも数多く存在するため、仮にスプライトを多く素引きしていて、リンク数が余分にある際は、基本展開を応用することでこのカードで増殖するGを特殊召喚し、相手ターンのスプリンドの効果で増殖するGを回収することができる。
鉄獣戦線の制約下でビーストモンスター以外のモンスターを有効に使うために使用することも多々ある
《No.29 マネキンキャット》
使うと強さがわかるカード
先行の際は、灰流うらら等を打たれた際に、このカードで鉄獣戦線キットにアクセスして手札誘発を貫通したり、鉄獣戦線の制約下で余ったスプライトモンスターを獣族に変換することで、リンク素材にできるようにしたりなど、色々なパターンで使用する。
詳しくは後述する展開パターンを見てほしい
また、後手の際も、相手の墓地にある下級モンスター等を相手の場に出し、無理やりアーゼウスを通したり、増殖するG蘇生からパンクラトプスやクシャトリラフェンリルを特殊召喚したりなどとにかく器用なカード
稀に入ってない構築も見るが個人的には必須
サイドデッキ
《原始生命態ニビル》
ミラー含むスプライト系統含め、展開系全般を見ての採用
このカード1枚では、ギガンティックスプライトによって簡単にケアされてしまうため、採用する際は他の手札誘発も多めに採用したい
《ダイナレスラー・パンクラトプス》
環境序盤ということもあり、広い対面を見ての採用
また、マネキンキャットからアクセスできる点も噛み合っている
が、神礎やラビュリンスなど、肝心の罠デッキがモンスターを1ターン目で出してこないことも多いので、罠対面を重く見るなら拮抗勝負等、他のカードでよかったかもしれない
要検討の1枚
《ハーピィの羽根箒》
引き得最強カード
だが、神礎対面には打ち方に工夫が必要。
基本的にハーピィの羽根箒等、魔法罠を破壊するカードを発動すると、チェーンで神礎速攻魔法からフギンを出され守られてしまうため、先にフギンを出させてから泡影と合わせて羽根箒を通したり、神の宣告を伏せて1ターン置いてから羽根箒を確実に通したり、スキルドレインを開かせてから羽根箒を通したり等、工夫が必要。
神礎対面では万能ではないが、最強カードに変わりはないため採用
《コズミック・サイクロン》
主に神礎対面を意識して採用
他のライトニングストーム、ツインツイスター等ではフギンによって守られてしまうため、コズミックで無くてはならない。
永続に当てるか、神礎の泉を飛ばしてリソースを絶つかはよく考えるべき
2伏せの状況等で、永続を1枚開かられた際なども、大抵もう1枚も永続である可能性が高いため、秒でコズミックを当てるのでは無くよく考える。
先行の際は破壊の神礎があるので手札に抱えておく
《レッド・リブート》
罠デッキ対面最強カード
このデッキはスプライトレッド等で手札誘発もケアすることができ、ワンキルも容易なため採用
《神の宣告》
環境序盤ということもあり、どの対面にも打てる安定の先行札として採用。
神礎対面では、余裕で後攻の際も3枚投入します。
主に神礎でラーの翼神龍-球体形の採用が見られるため、紅蓮の指名者への変更も選択肢ではある。
《天霆號アーゼウス》
枠の都合でエクストラデッキ16枚目としてサイドデッキでの採用
主に後手の際、アポロウーサorマスカレーナと交換してサイドチェンジを行う。
マネキンキャットを用いて無理やりアーゼウスを出しに行く択は常に考えておく。
採用候補のカード
採用候補のカードとして今回は4枚のエクストラデッキのカードを挙げました。環境が固まるにつれ、メインデッキ、サイドデッキに採用される可能性のあるカード等も出てくると思うので、その際は都度追記させていただきますz
《小法師ヒダルマー》
1番採用したいエクストラデッキのモンスター
鉄獣戦線の効果で特殊召喚することができ、炎属性獣戦士という恵まれたステータスから、御前試合や群雄割拠を突破することができる。
採用する場合はドナの枠と交換
③の後続を回収する効果も優秀である
《死翼のフレスヴェイス》
採用する場合ルガルと交換になるリンク3ビーストモンスター
ルガルの欄に記載した理由で現在はルガルを優先しているが、①、②の効果どちらも優秀で
特に②に効果は墓地に干渉する貴重な妨害手段となり得るため、例えば幻影騎士団等、墓地を使って展開してくるデッキ等が台頭してきたら採用したい。
《トポロジック・トゥリスバエナ》
罠対面をぶっ倒すカード
主に神礎対面でほしいカードであるが、神礎対面のプレイがわかっていれば無くても勝てると感じたので今回は不採用に
あると楽なのは間違いないので、サイドデッキに採用することも含めて検討中の1枚
《トポロジック・ゼロヴォロス》
トゥリスバエナと同じく罠デッキをぶっ倒すカード
トゥリスバエナと違い、このカードは展開系のデッキなどに対してもマスカレーナから出して妨害になるカードのため、アポロウーサの枠と交換しマスカレーナで出すモンスターは用意しつつ、罠デッキへの勝率を高めるために採用を検討している
だが、スプライトエルフ等、自分の場も除外してしまうため、トゥリスバエナほど使いやすくはないと思い、採用には踏み切れない
だが、トゥリスバエナと差別化できる点もあって、ゼロヴォロスは自身だけでなく、他のリンク先でも反応するから、エルフの対象耐性持ちながら効果起動できるため、凍てつく呪いの神碑で妨害されずに魔法罠を除去できる。
無料部分は以上となります!無料部分だけでも何かためになったことがあれば幸いです!
この先有料部分では1番気になるであろう展開パターンを基本展開から手札誘発ケア展開まで画像付きで合計19パターン解説しています。また、次回使用予定の構築やサイドチェンジについて、知識が勝負の環境トップ候補筆頭の神碑相手の立ち回りについても記載しています!
また、これから環境が進むにつれ、分布などが定まってきた際には各デッキに対する立ち回りなどについても追記していく予定です。
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