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スマブラ選手として今後どう生きていくか

あけましておめでとうございます。Raitoです。

2022年も沢山の方にお世話になりました。諸々挨拶が遅れましたがお正月イベントも終わりこれから活動再開となります。

とはいえ年末の段階でポケモンに熱中していたり、オフ大会に参加することも稀になったりと…ここ最近はスマブラ競技シーンに関わる頻度が減ってきたように思います。

応援してくれるファンの方がいる以上、今後どのように活動していくのかについて報告するのはプレイヤーの義務だと思いますので抱負の意味も込めて記事を書くことにしました。


昨年のスマブラ活動について

昨年は年始からひたすらにスマブラ生活ばかりでしたが、競技の選手としては特に目ぼしい戦績は残せていなかったように思います。

新たにゲッコウガを使用ファイターに加えたにも関わらず、練習時間を満足に取れてない状態で自信のないまま大会に出て負ける。という事を何度も繰り返してきました。

ここ最近で勝ち上がっているプレイヤーを見るとやはりゲームに対するやり込みが凄く、仕事等の理由を付けてはスマメイトやオフ対戦に取り組まない自分とは対極的です。やり込みが浅い人間はどんどん置いて行かれます。


選手としてはパっとしない一方で、スマブラを通した人との出会いにはかなり恵まれたと思います

都立高校で講演をしたり、徳島のコワーキングスペースや学園祭にゲスト出演したり、幼稚園児がVIPに到達するお手伝いをしたり、キャンプ場を貸し切ってスマブラ合宿をしたり…などなど。

9月から小学館のDIME Gamingに所属することになり、DIMEを通した多くの案件にも携わらせてもらいました。

こなした案件の内容や人との交流の面ではとても充実していたと思いますが、やはり競技シーンで活躍できていないのが心残りな年でもあったと思います。


なぜRaitoは勝てなくなったのか

トーナメントで負けが増えてきた理由は至ってシンプル。練習不足です。それ以上もそれ以下もありません。

スマメイトを行うに関わらず日頃からスマブラに熱中しているプレイヤーが勝ち上がっている一方で、仕事や別のゲームを理由に空き時間の確保ができずスマブラの時間が減ってる僕は確実に弱くなっていってます。

スマブラに対する情熱が完全に消え失せたという訳ではありません、むしろスマブラ競技シーンの熱意はとても好きですし、発売から5年経つゲームが未だ盛り上がりを見せているのは界隈に関わる身としてとても喜ばしいものでもあります。


しかしここ最近はスマブラ競技者として以外の生き方を考えることが増えたように思います。

2月にEVOでスマブラが採用されないことが発表され、7月にスマブラとは別の視点で考えるために島で生活をしてきましたが、その辺りから競技者としてこれからの人生の時間を費やすことへの限界を感じてきていました。

自分はいつまでプレイヤーでいれるのだろうか、自分がゲームに熱中してる時間は無駄ではないとはいえ、このままこの活動だけで食べていけるのだろうか。そういった漠然とした不安が無かったわけではありません。

2022年後半からお仕事として関りを増やしたことも、noteや別ゲームの配信を増やしているのも、メンバー活動に力を入れキャンプ合宿を主催したのも、そういった別視点からのゲームの関わり方に興味を持ったという側面が明らかに強かったのだと思います。


競技者として今後どうするか

競技プレイヤーから離れ、スマブラ界隈には別の関わり方を模索する。これも一つの選択肢で別段悪い事ではないと思います。ポケモンの配信の伸びも良いし別ゲームに転向するというのも選択肢の一つとなってくるでしょう。ひとえにプロゲーマーと言っても色々な生き方があります。

ただ、このままスマブラ競技シーンから離れたら、自分自身かなり収まりが悪いまま終わってしまうことになると思うんですよね。

そもそも自分がスマブラforから大会に出続けたのは『大会で負けるのが悔しい、自分がやってるゲームで一番上手いのは自分でありたい』という思いからであって、『この大会で勝ちたい!とかこの界隈で活動していきたい』って思考は副次的なものです。

EVOの舞台に立ちたいという想いも途中から芽生えたもので、根本にあったのは常に「他のスマブラ自慢に負けたくない」だったはずなんです。

ここ最近の僕はEVOにスマブラが選ばれないだとか、スマブラの仕事をこなしているから充分だとか、強くなるための努力をしない理由ばかり探していた側面もあったと思います。負けたくないかどうか以外の理由を探し始めた結果、競技者として挑む姿勢に若干のブレが生じていました。

全部やって、それでもダメでした!ならまだ踏ん切りは付くと思うんですが、最大限やり込む前に競技から離れるってのは、約6年このゲームに競技者として関わってきた人間として到底納得はできないでしょう。多分10年後とかも引きずっていて、布団の中で思い出しては胃痛に悩まされると思います。

プレイヤーってのはもっとクソ頑固でワガママで、自分が一番強い!!!!俺が最も正しいに決まってる!!!!!!!!ぐらいの勢いでやっていいハズなんです。なのに最近の僕は外面の良さや綺麗さばっかり意識して、元々備わってたハズのそういう面倒臭い部分すらもなくなりかけていました。

なので今年は、自分がスマブラプレイヤーであったと納得するためだけに、もっとやり込む時間を増やして行こうと思ってます。

本業のYoutubeや案件のお仕事、他ゲームとの兼ね合いもあるので完全に無茶はできませんが、空いた時間全てをスマブラに捧げるくらいの覚悟で挑むくらいのことはしなきゃいけないとも思っています。

僕は今年の夏に30になりますが、せめて30になるまでの半年から23年が終わる1年間はオンオフ問わず、あらゆる側面からスマブラに向き合っていくつもりです。

まずはやり込む期間を設けて今の現状としっかりと向き合ったその上で、改めて今後どう関わっていくのかの結論を出せればと思っています。


終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。以上がスマブラプレイヤーとしての今年の抱負になります。

結局具体的な数字の目標とかは掲げられていませんが、スマブラをやり込む上で苦しみもがき、それでいて楽しむリアルな様相は配信や動画で見せられたらと思うので、一風変わったRaitoの活動をお楽しみください。

配信は引き続きYoutubeで行いますので、良ければチャンネル登録を何卒よろしくお願いします。

Raitoのスマブラ生活 - YouTube

それでは、また次の記事でお会いしましょう~。

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