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対話の場を作ってあげることも大切だねと改めて思った話

どうも、元々パチンカスで今はまあまあ大企業で中間管理職をしているライジングです。

先日ある社内PJでリーダーに任命した部下のA君とそのA君のフォロワーにつけたB君が喧嘩ばかりでうまく言っていないとのタレコミを別の部下から報告をもらうことに。

内容を聞いてみるとお互いがお互いの悪いところを言い合ってる最悪の状態に・・・(俗に言う足の引っ張り合い状態・・・)

それを見ていた部下が見かねて私に相談してきたのです。

おいおいおい・・・力ある2人だと思っていたから任せたPJなのに、リーダー格2人が何やってんだほんと・・・という気持ちで私は2人の仲介役として改めてAとBを呼び出して話をさせることに・・・

些細なすれ違い

これは生きている以上誰しも経験したことがあるかもしれませんが、些細なすれ違いを放置することで結果大きなズレが発生してしまい自ら関係を修復することが不可能になってしまったことが過去にありませんか?

2機の飛行機が飛ぶ軌道を1cmでもずらして何十時間フライトするととんでもなく違う方向に飛んでいってしまうことと似ているかも知れませんね。

しかもお互い謝りたくてもプライドが邪魔したり、勇気がなかったりなど・・・

このようなことは実は日常的に企業や組織の中でもたくさん発生していると私は思っています。

すごくどうでもいいですが、〇〇派閥とかそういったたぐいのものが発生するのも力あるはずの2人の些細なズレを修復できなかったことが原因だと私は思っています。

きっとあなたの周りにもつまらない争いをしている人が周りに1人はいたことがありませんか?

しかし私は何も争いをすることがダメとここで言いたいわけではありません。

意見があるならしっかりとお互いで議論することは非常に大切で重要なことです。

では議論を交わしたにも関わらずなぜ2人の方向性はズレてしまったのでしょうか?

議論をした後お互い納得したルールを決めていないことがズレの発生要因

議論を交わしたにも関わらず結果的にズレが生じてしまった原因としてはその議論でしっかりとお互いに納得したルールが決められずに議論が終わってしまった可能性が高いと思っています。

議論ではなくお互いの意見をぶつけ合っただけで、最終的に納得解に納得解に落とし込んでいないことが一番の原因ですね。

当人同士のズレが発生してから時間経過すればするほど、中々本人同士で、改めて話をしようという場は作りづらくなってしまい、周りの人間もどんどんと気をつかうばかりでいいことは一つもありません。

第三者の助けが必要

2人が理解し合えるまで対話をすることを待つことも一つの手ではありますが、うまく向き合っていける人はほとんどいません。

そうなるとやはり強制的にもお互いの対話を行う場所と公平なジャッジを行える人間が間に入ることが非常に重要となります。

ここで注意してほしいのは間に入る人間はあくまで公平なスタンスでお互いに対して間違っていることの是正と建設的な議論に向かう会話をファシリテートできる人です。

なぜならファシリテートする人が2人に押されてしまうと、現状よりももっと悪い状態に悪化する可能性があるからです。

改めて対話をしたA君とB君

お互い私の前ということも合って若干恥ずかしそうにもじもじしたり、時折イライラを見せたり、冷静を装ったりなどさまざまな感情全開で話はスタートしました。

まず初めにお互いに言いたいこと(主張)を言わせて、お互いの意見を公平にジャッジしようと私は試みました。

やはり若干嫌いが入ったような意見も飛び交いましたが・・・w

お前はこうするべき、あなたはこうあるべきとお互いの悪い部分を指摘したり、PJの方向性についてもお互いを指摘を繰り返すも提案がまったくない話はどんどんと膨らんでいきました。

お互いの主張がある程度終わってから私は丁寧にA君とB君に1つづつなぜそう思うのか?ではどうしたいのか?という問いを重ねて二人が不満に思っている部分の解消を行いました。

最終的には主張×主張だった両者がお互いの妥協点を探ろうと、ようやく方向性が2人でどうやったらいPJにしていけるのか?を話し合える建設的な議論となっていきました。

最後はお互い謝って笑顔でごめんなさい

この文章を書いていて小学生じゃないんだから・・・というような気持ちになられた方もいるかも知れませんが、意外と大人になってからでもこのようにお互いに向き合うことが苦手な人が社会にはたくさんいるなと私は感じています。

A君もB君も最後はお互い主張と妥協を繰り返し、握手を交わしもう一度頑張ろうと再度決意してくれましたが、もしかしたらそのまま関係性が崩壊していた可能性だって十二分にあります。

めんどくさいこと、やりたくないこと、うっとしいことから人間はすぐに逃げたくなるものですが、逃げてよいものと悪いものの線引きと判断を間違うと本当に大切な関係を失うこともあるかもしれません。

もしあなたが今向き合うことに引け目を感じていて自分から動き出せないのではあれば公平に話をファシリテートしてくれる身近な存在に相談してもいいと思います。

目をそむけてはいけないことからそむけることに慣れてしまうと、いつでも、どこでも、どんなときでも逃げ癖が人生の中でついてしまいます。

この記事を読んでいるあなたにはそうであってほしくないなと私は思っています。

それでは次の記事もお楽しみに〜。







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