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【保存版】この3つをおさえるだけで最高の"場作り"ができるエッセンス


あの日、「あ、この3つだ」と確信しました。


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2年前彼女の知り合いが出演する演劇公演に誘われ一緒に見にいきました

ストーリーは過疎の村に都会から3人の女性がお見合いをしにくるという話でした。

コメディ・サスペンスという、それは存在するのか?というようなジャンルでしたが、劇中はとにかく笑ったのを覚えています。

クライマックスシーン、さっきまで大爆笑していた観客はそこかしこで鼻をすすっていて、横を見たら彼女は大号泣でした

僕の25歳を超えたあたりから緩くなっている涙腺が限界を迎え決壊しようとしていたその時、はーーーーーーーー!!これは!!と頭の中で色んなピースが組み合わさる音がしました!

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そこで、見つけたのが「しどー流場作りの3要素です

演劇やミュージカルで人が感動して涙を流すシーンには、一種の規則性があるんじゃないか!この法則を使えば誰でも場作りができるんじゃないか!

その発想から作られています。

結論から言います。その3要素とは

1.照明 2.BGM 3.声のトーン 

です。聞いてみれば、「あぁそんなことか」と思うかもしれませんが

この3要素のバランスをコントロールできるようになれば

誰でも思うがままに”場”を作ることができるでしょう!(多分ね!)


第一要素 照明

僕がみた演劇の感動シーンは

照明が落とされ真っ暗になり、演者にだけスポットライトが当たっていました。

もし。これが客席まで照明が明るく照らされていたら客席に座る僕らは、どこを集中して見れば良いかわかりません。

暗くなってスポットライトが当たってるから、そこに注意が向きます。そしてお客さんにこう思わせます”何か大事なことが起こるぞ”

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ワークショップにおいて、照明つまり部屋の明るさはかなり重要な意味を持ちます。

例えば、アイスブレイクの時や、楽しい雰囲気、活発な議論を生みたいときは照明が明るい方が良くて

自己内省や、みんなにはいつもは言えないような心から出る言葉をつむぐような場面では照明は暗く、なんなら真ん中にろうそくの灯なんかがあると最高です。ろうそくのゆらめきや、焚き火の火は人をリラックスさせる効果があります。


これが逆だったらと想像してみてください

今から勇気を出して本音を言いたい、みんな聞いてくれるかな

って場面で部屋がめっちゃ明るくて全員の顔や表情が見えまくってしまう

考えただけでも緊張して固まってしまいます。


どんな"場"にしたいのか

それによって自ずと照明をどう使うのかは決まってくるはずです!


第二要素 BGM

演劇の感動シーンでは切なげなピアノの曲が流れていました。

真っ暗な中、女優さんにスポットライトがあたり、切ないピアノのBGMが流れてくる。もう半分泣けてきてます。

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ワークショップにおいてBGMが果たす役割はかなり大きいです

楽しい、活発な場面では洋楽やEDM、激しい明るい曲があると自然と身体がのってきて会話も弾みます。

ゆっくり語り合いたい場面ではリラックスBGMが

思わず涙が止まらなくなるような"場"を作りたいときは切ないピアノの曲を


決して、静かに話したい場面で爆音でちびまる子ちゃんを流さないでください。踊るポンポコリンになってしまいます


ちなみに、どのBGMを選ぶかと同じくらい、どれくらいの音量にするかも大事です。

例えばアイスブレイクの時に流す洋楽ヒットチャートを会話を少しさえぎるくらいの大きさにしておけば、参加者は自然と声が大きくなり、その後のワークでハキハキ喋れるようになったりします!


第三要素 声のトーン

演劇で女優さんは

スポットライトとピアノBGMの中、声を震わせ泣きそうになりながら言葉を発しました。その瞬間彼女の涙腺は崩壊しました

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ワークショップのとき"場"の雰囲気は一番最初に発言する人に委ねられます。

つまり、ファシリテーターがどのように話すかで雰囲気が決まるのです。


アイスブレイクや明るい場面ではファシリテーターはテンション120%で叫びます。「今日は楽しんでいきましょーー!」参加者「Yeahーーー!!」

この文章を読んだとき、みなさんの頭の中で再生された声の大きさ、高さ、つまり「声のトーン」が大事です。


半音上げて高い大きい声を出せば、周りはここはテンション高く行けばいいのかという事を理解し

半音下げて、少し静かに話せば周りもそれに合わせ、結果的に雰囲気が全体的に静かに話そうという色に染まります。

ここで

「今日は楽しんでいきましょーー!」と言うのと「よーーいはじめーーー!」というのはあまり結果が変わりません。

もちろん何を言うかも大事ですが、それよりもどの声のトーンで伝えるのかの方が大事なんです!


4.人は雰囲気に合わせて自分を変える生き物だ

もし、あのクライマックスシーンで

スポットライトの下で声を震わせ話す女優さんの後ろで流れているBGMがちびまる子ちゃんだったら

もし、あのクライマックスシーンで照明がレーザービームになってたら

もし、あのクライマックスで女優さんがやる気ないコンビニ店員さんの「いらっしゃいませー」くらいの声のトーンでセリフを言っていたら

僕の彼女の涙腺は崩壊しなかったことでしょう。

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人はその"場"の雰囲気に合わせて自分を変える生き物です

実家にいる自分、会社にいる自分、恋人といる自分、嫌いな人といる自分

同じ人でも出す面が全く変わってきます。

逆に言うならば

"場"をコントロールできれば、参加者の出して欲しい側面を出してもらうことができます

1.照明 2.BGM 3.声のトーン

この3つをあなたが作りたい"場"に合わせてコントールしてみてください

きっと、あなたが思い描くクライマックスを迎えられると思います。


5.もっと本格的に学びたいなら

とはいえ、”知っている”と”できる”の間にはマリアナ海溝ほど大きな隔たりと万里の長城なみの壁があります。

もし、あなたが実践を通して"場"をコントール勉強をし、他の人から適切なフィードバックをもらい成長したいという想いがあるなら

僕たちにきっとできることがあると思います

ようこそRaise your Flagへ

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