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言葉の相手

2学期の黒板メッセージ2日目。
noteでは、この短いメッセージに込めた想いや
その言い回しを選んだ背景を綴っていきたいと思います。

勤務先の小学校の今週の目標が
「小さいことにもありがとうを言おう」
というもの。

ありがとうだけでなく
お互いにいう事で気持ちよくなれる言葉。
教育界隈では【ふわふわ言葉】と言われるもの。

2学期が始まって、まだ身体と心にエンジンがかかり切りにくい時期に
【ふわふわ言葉】に溢れるクラスになったら
きっと、ちょっとでも「学校に行こう」と思いやすくなる
そんな後押しになるんじゃないかな、という
期待も込めている。

脳科学の視点から行くと
よく言われるのが
「脳は他人と自分を区別できない」
というもの。
ご存じだろうか?

意識の上では、他人に言っている言葉でも
脳の中では、自分に対する言葉としても受け取っている。
だから、
他人を攻撃する言葉を発していたら
自分に対しても攻撃を受けているのと同じなのだ。

だとしたら、
自分が言われたい言葉、
自分が言われていい気持ちになれる言葉を発することで
自分の気持ちも上がっていく。

だからこそ
言葉を大切にしていって欲しいし
お互いに気持ちいい言葉であふれるクラスの雰囲気を作っていきたい。

そんな想いを込めたメッセージでした。

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