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余白のある日々 おわりに


何事にも、
無駄なことはない。
そう思うようにしている。

きっと何処かの誰かが使った言葉を
自分が拝借して解釈して
そう思うことにしているんだと思う。

文字が敷き詰められたノートには
鉛筆の黒と余白の白があって
あの余白の美しさを追求する為に
奔走した高校時代。
綺麗なのは文字ではなくて余白だと
不意にそう感じた。

僕とあなたを構成するほとんどは
無駄として捨てられた余白だと感じていて
人生はその余白をどれだけ感じようとするか。

感じられる余白は
その黒をさらに美しく飾って
暖かい気持ちにさせてくれていた。

きっと


無駄な日々が僕らを支えてる。


今無駄だと思った全てが
幸せな毎日を彩ってくれている。

夢破れる悔しさを抱えて
恋届かぬ時間を過ごして
街を嫌い日々を濁して
生きる事の苦悩に涙した

その全ては
夢を愛し
恋を愛し
街を愛し
生を愛す
その為の余白だとしたら
そこには自由な余白が広がっている。
自由な余白はとても怖くなるけれど
そのどれもが素敵な自分に繋がってる。


僕らが歩き出す余白のある日々を
互いに尊重しながら
進んでいける事を心より祈っています。


最後まで
読んで下さり
本当にありがとうございました。

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