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きっと届かない話

君は傷ついているのかもしれないと思った。

でも、その原因がわたしにあるなら、
わたしはどうすることもできないし、
何を話しても傷つけるだけなのかもしれない。

他の誰かにしか埋められない心の穴はわたしには埋められないかもしれない。

それでもわたしが君の日々に寄り添ったり、時々君を笑顔にしたりすることはできるだろうか。

そんなことをいつもぼんやり考えてしまうんだよ。
だって君たちが、君が、わたしにとって大切な人だから。本当の意味で友達にはなれないかもしれないけど。君にとってわたしはどうでもいい存在に成り下がってしまったかもしれないけど。

だって居なくなってほしくないよ。死んじゃったら嫌だよ。これってもう特別じゃないですか?
わたしはそう思ってるよ。


わたしなんてあんまり人に興味ないけど、
自分に興味を持って好きだって言ってくれた人たちのこと、どうでもいいわけないでしょ。

やっぱり、支えられるより支えたいのよ。

だけどきっと届かないと思う。
もう話しかけてくれることはないと思う。
よく、「アイドルは待つことしかできない」なんて当たり前のことを当たり前に言うアイドルがいるけど、「お店の人からお客さんに会いに行くことはできない」って言ってるのと同じだからそりゃそうだろとわたしは思ってしまうんだけど。

会えなくてもきっとそれなりに幸せに生きていてくれるだろうけど、遠方だったりすると余計に心配になるよ。どうしてるかな。
なんて思ってもきっともう会えないんだろうな。

🙂

「懐かしい」って思われる存在になるのはさすがにちょっと寂しいけど、いつでも気が向いたら立ち寄ってもらえる場所になりたいなってのは本心だな。

出会ってくれてありがとう。
君の元気と幸せをそっと願ってるわたしがいるよ。大丈夫だよ、をあげたいな。
わたしも君も元気でね。

來世



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