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2020/12 記事

"こういうパワフルエネルギッシュな方は再現性あるんだろうなと"

"ジョブ型かゴールデンカラーか"

"未来感" 広告技術はアメリカと中国の争いになるな。

"うーん…「自分をストイックに追い込むこと」を、正しいと勘違いしてしまうこと。
仕事って、「見せ場」とか「正念場」とか「修羅場」はいっぱいあるのに、「逃げ場」がなかなかないんだよね。20代、これで折れちゃう子がすごく多いと思う。
“逃げ場”を作る大切さに気づけてる子、あんまりいないんじゃないかな。"

"40代にもなると、数えきれないくらい失敗してきてるんで、「失敗の鍵」をジャラジャラ腰にぶら下げてるんですよ。でね、次の未来に進む扉に差し掛かったとき、腰に下げた「失敗の鍵」を鍵穴に一個ずつ当てていくと、たいていはどれかが「成功の鍵」になってるんです。
放送作家の仕事にしても、テレビの視聴率も、「過去の失敗」のビッグデータによって作られてるんですよね。「食事どきに爬虫類出しても数字取れないね」とかね。"

音声広告はこれから熱い。spotifyでも増えてる。ノウハウ持ってる日本の会社はどこになるんだろう。

"でも今が最悪だと見るか、好機と見るかは、気の持ちようでまったく変わってくるじゃないですか。だから「もし俺の伝記ができるとしたら、今が読み手にとって一番面白いところだぞ」と思うようにしたんです。そうしたら、気持ちがかなりすっきりしたというか。「まずは2008年3月の単月黒字を目指すぞ」と、「83単黒」と描いたポスターを200枚くらい会社に貼りまくったんです。「とにかく皆で力を合わせて頑張っていくしかない」と。
日本側で採用した70人の新卒のうち20人は配属先が決まらなかったので、新しく「キャリアコンサルティングディビジョン」という部門を作って僕がマネージャーになりました。転職サイトの代理販売などの事業をする部署でしたが、新卒社員と一緒に電話して、アポを取って、営業をかけて。社長がそこまでやるなら皆もやらなきゃ、って気持ちになるじゃないですか。"
ここまでやれる社長、人が付いていくんだろうな。

2012年の佐藤さんのブログ、グローバル展開にだいぶ早い段階からチャレンジした日本の起業家なんじゃないかな。
大きく日本とUS中国のteck企業でみたとき、組織とプロダクトの優先順位が逆ってのはほんとに今の会社でも感じる。

"ガラケー公式サイトであれば表現力に制限があったため、開発コストを抑えながらキャリアのエコシステムの中で国内企業とだけ競争していれば問題ありませんでした。
スマホへの移行でリッチな表現が可能になる変わりに開発コストが激増し、コンテンツプロバイダーもゲーム会社もAppleとGoogleが作った世界共通のプラットフォームの上で世界中のプレイヤーと競争しなければいけなくなってしまいました。"
"スマートフォンやソーシャルの市場で利益を出すためには、一気に投資をして世界シェアを取りに行き、年次で10倍、100倍という単位で拡大していくような北米系のメガベンチャーが日本でも今後は出てくると予想しています。"→メルカリが出てきた。

"これは大手企業はどうかよくわからないですが、インターネット系のベンチャー・中小企業に関しては日本と海外で経営に対して明確な価値観の差があると感じました。日本は箱(企業・組織)を作り、企業にカルチャーを根付かせてその中で復数の事業を育てていくタイプの成長の仕方をする企業が多いです。そのため事業が復数のポートフォリオで組まれていて、自社は何の会社かと問われた時に曖昧な答えになりがちです。そこでは組織が主であり、サービスやプロダクトが従の関係にあります。新卒採用やビジョン・ミッションの策定にこだわるのも、組織を主と考えるのであれば納得できます。
北米・アジアのベンチャー企業はプロダクトやサービスを主として、組織・企業を従とする真逆の優先順位付けが多いと感じました。まず先にサービスが存在し、サービスをよりよくするために組織が存在する。自社が何の会社かと問われてもプロダクトそのものなので、誰も回答に困らない。採用に関しても企業カルチャーというよりもそのサービスに惹かれて入ってくる人がほとんどで、経営の中心には常にプロダクトとサービスがあります。総花的な事業展開はせず、ひとつのサービスにリソースを絞って一極集中・一点突破する攻め方をします。"

"他の国に事業を展開してうまくいかない際に、その国の特殊事情や特殊な商慣習・国民性などが理由に上げられることがあります。言語が独立している「日本」や「韓国」などでもよく言われますが、よく考えてみると特殊ではない国など存在しないです。どの国でもうまくいかない理由は100以上見つけられるので国の特殊性がうまくいかない本当の原因ではないことが多いです。この結論に至るまで色々な失敗をしました。

他の国で同じ20代の人達を都市部で眺めていると、日本と同様にスマートフォンを使って電話をし、アプリで遊び、よく似たファッションや趣味をしていることに気づきます。「Angry Birds」はフィンランドのRovio社が作ったアプリですが、国境も言語も飛び越え全世界中で遊ばれています。
どんな国の特殊事情や商慣習があっても、「本質」を突いた本当に素晴らしいサービスはエンドユーザや顧客に受け入れられる事は、「日本では流行らない」と言っていた評論家の人達の予想がことごとく外れている現状を見ても確かです。"

"日本の1年間の実績を1ヶ月で積み上げてしまう「レバレッジ」こそグローバル展開の醍醐味であり、規模は桁がまったく違いますが、同じビジネスをやっていてもFacebookやGoogleがああいうスピードで拡大していた理由が少しだけ理解できたような気がしました。"

続編

①何らかの理由で先行事例が生まれ、
②それが人間の意識に影響を与えて、
③奇跡と思われていたことが現実に変わる。


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