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2021/4 ためになった記事

中国ニュース

" コミュニティを作り上げることは、国家や経済を運営することと似ている。コミュニティを運営するために、経済政策から学べることが多い。初期に、0からコミュニティを作ることは、新しい土地を見つけるようなものだ。まずその土地に名前を与えてあげる。アメリカ、と。経済、人口を作り上げ、ヨーロッパからアメリカに人を移住させたい。Instagramがヨーロッパで、Facebookがヨーロッパだ。どうやって移住させるのか?ヨーロッパの経済はとても発展している。あなたの新しい土地では人口は少なく、活動は少なく、経済もない。ヨーロッパの問題は、ソーシャルクラスが固定化されていることだ。ドイツ、フランスなどの平均的な市民はソーシャル・クラスの階段を登れる機会がほぼゼロだ。いま新しい土地ができた。最初はCentralized、中央集権化された経済を作る必要がある。富の分配の観点からは、富の大半が少数のパーセンテージの人々に配布され、まずその人たちを確実に豊かにさせないといけない。その人たちがヨーロッパから見たときにロールモデルとなり「平凡だった奴がアメリカに行っていきなり富豪になったぞ、俺も同じようにできるはずだ!」となる。たくさんの人がアメリカに移住し、人口が増え国が成長する。そしてすごく大事なことは、同時にDecentralize、分散化もしないといけないことだ。アメリカンドリームを持つことは良いことだが、ただの夢で有る限り、人々は夢から覚めてしまう。チャンスがないと思ってしまう。リッチになるために来たけど、数週間、数ヶ月後にリッチになれないと分かる。トラフィック・モデルをdecentralizeし、平均的な人に機会を与え、満足させないといけない。ミドルクラスが台頭するようにしないといけない。"

"さて、TikTokではなぜ、無名の人でも数百人に動画を見てもらえるのか?
これは、新規の動画を、全TikTokユーザーで負担しあって見ているからである。
「オススメ」から動画を次々に見ていると、基本的にはバズった動画しか出てこないが、10〜15回に一回は、いいね数がゼロや数個しか着いていないような「新規動画」も紛れ込んで流れてくる。この仕組みを発明したことが、TikTokの真骨頂。
一見、普通の仕組みだが、これをYouTubeで再現することは不可能である。YouTubeでは10分〜20分の動画が多いので、新規のつまらない動画を皆で分け合うことが成立しない。だって、素人の動画編集に不慣れで内容も洗練されていない10〜20分の動画を強制的に見せられたら、苦痛でしょ?動画の途中で流れてくる数十秒の広告ですらイライラするんだから!そんなことをユーザーに強要したら、ユーザーが一瞬でYouTubeを離れていくに違いない。
しかしTikTokでは15秒のショートムービーが前提だ。例えつまらない動画がたま〜に流れてきても、それを視聴することの負担は小さい。15秒のうち、せめて最初の7秒は見てみて、面白くならなさそうなら途中で辞めて次の動画に進んでしまってもよいだろう。"


"Sea傘下のゲーム事業部門「Garena」の2020年第4四半期の売上高は前年同期比71.6%増の6億9340万ドル(約760億円)、調整後のEBITDA(税引き前利益に支払利息と減価償却費を加算したもの)は同149.1%増の6億6350万ドル(約720億円)だった。これは主に自社開発したバトルロイヤルゲーム「Free Fire」のヒットによるものだ。

「PUBG」の大ヒットから火がついたバトルロイヤルゲームは、この数年でモバイルゲームにおける人気カテゴリという地位を不動のものにした。

米アプリ分析会社App Annieの調べによると、「Free Fire」は2020年のゲームアプリ世界ダウンロード数において前年に引き続きトップに輝いた。2020年第4四半期には南米および東南アジアで売上げトップのゲームアプリとなり、6四半期連続で首位の座を守った。

2020年第4四半期のGarenaアクティブユーザーは前年同期比72%増加して6億1000万人となり、課金ユーザーは同120%増の7310万人となった。"

"2017年に提出された目論見書によると、Seaの株式のうち39.8%をテンセントが所有しており、創業者である李小冬氏の20.7%を上回っているからだ。業界関係者によれば、Seaはテンセントが東南アジアで動かす駒であり、それゆえに「東南アジアのテンセント」と呼ばれているという。"

"ゲーム事業以外にも、SeaはEコマース事業「Shopee」とデジタル金融サービス「SeaMoney」という主力事業を抱えている。

ShopeeはSeaのEコマース事業として2015年に立ち上げられ、ECサイト「タオバオ(淘宝)」と同じCtoCモデルを採用している。立ち上げ直後はシンガポール市場をターゲットにしていたが、その後マレーシア、タイ、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピンへと事業を拡大する。

Seaの決算報告によれば、2020年の年間GMV(流通取引総額)は前年同期比101.1%増加となる354億ドル(約3兆8500億円)で、GAAPベースの売上高は同159.8%増の21億7000万ドル(約2400億円)だった。

一方で、テンセントのライバルであるアリババは2016年に10億ドル(約1100億円)を投じて東南アジアのEC大手「Lazada」の株式51%を取得した。しかも2017年には追加出資を行い、保有比率を83%にまで増やしている。

東南アジアの二大ECであるShopeeとLazadaの主導権争いは、そのまま東南アジアにおけるテンセントとアリババの覇権争いに重なる。App Annieによれば、Shopeeは2020年度中ショッピングアプリのダウンロード数で世界3位にランクインし、東南アジアおよび台湾において平均月間アクティブユーザー数、アンドロイドユーザーの利用時間、総ダウンロード数がいずれもトップだった。"

テンセント=shopee
アリババ=Lazard

パナソニック復活なるか

"2019年10月、グーグルの研究機関「グーグルX」の共同創設者で、ロボットや人工知能の研究者であり、直近まではグーグルのスマートホーム部門の「ネスト」のCTOだった松岡陽子がパナソニックのフェローに就任しました。人々のくらしをよりよくしていくことを追求していたら、それをできるのがパナソニックだったと語る松岡"

"大学院を卒業したころから、ほかのみんなの暮らしをよくしたいというのがミッションなんですね。では、私の生活を本当によくしてくれるのは、どういうものか。私は子どもが4人いて、仕事もしていて、親も日本にいる。アメリカではサンドイッチジェネレーションって言うんですが、親もケアしなくちゃいけないし、子どものケアもしなくちゃいけないし、夫もいて、仕事もあって、ホビーもしたくて、自分の健康も気をつけたくて、全部やるのはほとんど無理。自分の会社でつくっているものを見るとすごい進んだことをやってるくせに、毎日の自分の生活は全然よくなってきてない。なんで、そんなに違うんだろうと思った時に、ああ、これは絶対これから変えていかなくちゃなと思って。

それで自分の家のあたりをぐるっと見て。ここにセンサーをつけたりして自分の生活を分かってくれるような環境をつくっていくとすると、それだけのことができる会社って、世界中みてもそれほどないんです。パナソニックは家の中のものもあるし、家の外のものもある。夢のように言っているけれども、それがぜんぶちゃんと私たちの生活を分かってくれて、(生活を)よくできるものを絶対つくりたいな、と思っています。

(家電)一個一個をよくするんじゃなくて、それを何個かつなげることで、人間の住み方、生き方が分かってくる。冷蔵庫が何回開いて、やかんを使うのが何回で、ドアの開け閉めが何回でとか、集めてくると、「このひとは、家から出なくなってしまったけど、食べてる」とか。「食べるのを忘れている」とか。きょうはやかんも使っていないとなると「きょうは起きてない」とか。そういうのをちゃんと使って、ちゃんと健康のことを分かるようにとか、介護をしやすいようにとか、考えられますよね。"

"たとえば電子レンジ。すごい上手にいろんなものがつくれる機械なんだけど、ユーザーファーストを考えないでやったから、300個の料理ができても、1個でも使うひとが少ない。使い方が分かりにくいとか、どこを押したらどうなるか分からないとか、いろいろありますよね。

いろいろ見て思ったのは、こんなに深いものをちゃんとつくっているのに、外から見ると、そんな機能が入っているって分からなかったんです。マーケティングの仕方もあるけど、ユーザーがこれを使ったらどうなるのか。使えないなら、そんなファンクション入れなければいいじゃないという感じです。そのあたりをちゃんとつなげていけば、もう少し、使ってもらえるものがつくれると思います。

ユーザーからの目でちゃんと見るプロダクトとかソリューションをつくっていくというのが、なんと言っても大切。パナソニックも、ちゃんとそこから始まっている。松下幸之助の話とか聞いていると、確実にそこから始まっている。そこのところに戻っていく。それをしゃべるだけじゃなくて、プロダクトでそれを感じるものをつくる。

それをするには、なにが具体的に必要かというと、ひとつはUX(ユーザー体験)とデザイン。たとえばNestでは、一番最初にプロダクトを考えるときにデザイナーと一緒につくったものを、エンジニアがつくります。いろんな会社で、その反対がけっこう起こってます。パナソニックもその傾向がある。

もうひとつは、ソフトウェアですね。機械と機械がやりとりしやすいようなソフトウェアのアーキテクチャーとか、そういうものをつくっていくと、ユーザーが使いやすいし、使いたいし、自分のことをよくしてくれるようなものができてくる。"

"カルチャーを変えながら、プロダクトを変えながら、こういうのを考えてないひとたちも一緒にやりながら、そしてシリコンバレーの新しい血も入れながら、ってなると時間かかると思うんですよね。だから、たぶんいまから2年以内には必ずプロダクトが出ると思うんですけど、それだけでジャッジされない方がいいなって。Nestなんかも、単に家の中の温度を変えるための会社じゃないんですよね。人生を変えるのにそこがいちばんいい入り口だからそこから入った、ということで。だから、いまから5年とかしたときに、どれぐらいのインパクトがあったかなと見てもらいたいです。 "
震えるなー

"シリコンバレーの第一線を走りながら、4人の子育てをしてきた松岡氏。その苦労に話が及ぶと「みんなをモチベートしたい」と力を込めた。

――(仕事との子育ての両立を)どうやってるんですかって聞かれても、「やれてません」っていうのが、大抵返事なんですけど。だけど、やれないけど、やっちゃう。タイミングも、絶えず悪いんです。「子どもを次に産むの、いつがいい」って言ったら、絶対そんな時は来ない。だから産むしかないんですよね。

人生に、何を追いたいか。本当に子どもが産みたいなら、産んだ方がいい。産まないで本当に仕事でがんばりたいなら、産まない方がいい。両方やりたいなら、すごい難しいけど、できる。そのときに「できない」と思って仕事をやめてほしくない。

仕事をやめたいと思った時には「なんでやめなくちゃいけないのか」をちゃんと考えて。やっぱり「子どもに私が必要だから、どうしてもやめなきゃいけない」なら、辞めるほうがいい。(両立が)できないから、というので辞めようとしたときには、ちょっと考えてもらいたい。そこで「できないものは、なにか」をちゃんと考えて、そこのところを変えていく。そういうふうにみんな、女性にはやってもらいたいと思っています。"

"発売前に実験的に100軒に導入したのですが、結果はなんとエネルギーを節約するどころか、逆に増えてしまいました。実験したお宅に色々聞いてみると、機械が自分の思うように働かないと、頭にくるんですね。

 ある部屋の温度を快適になるように設定して外出した場合、帰ってきて設定温度より寒かったとすると、人は部屋の温度を一気に上げようとします。人は思うようにいかないと機械に逆らうものなのですね。そういったことが色々起こると、エネルギーはかえって多く使うことになります。

 ここでわかったのは、エネルギーを節約するにも、製品は人間と協力しないといけない。つまりユーザーの考えを聞く「友達」にならないといけないということです。

 そのサーモスタットは、ユーザーがエネルギーを節約したい度合いにパーソナライズして作動できるようにしました。そうすることで、製品がユーザーに愛され、結果的にエネルギーは節約できるようになったのです。"

キャリア関係

"ある夜、仲のいい友人と私の自宅で2人で飲みながら将来について話していました。私がある拍子に「今マネジメントになったとしたら、やっぱり厳しいかな・・・」といったことを話したときに彼はこう言いました。「君のような人間ができなかったら誰ができるんだ?誰もが入れる訳ではない学校に選ばれて入学しているんだから、君ができないって言ったらダメだ。僕はそういう気持ちで将来を考えている」と。非常に青臭い話、且つエリート意識にまみれた醜い考え方と思う方がいらっしゃるかもしれません。でも、「自分には出来る」というマインドセット、そして困難を受け入れる心構えを彼は与えてくれました。"

メルカリについて

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