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貴女にとっての一つの生きる戦略

なぜ、人は群れたがる?

例えば、大昔。村の外に一歩出れば敵や山賊や野犬や伝染病などがあなたを待ち受けるかもしれない。

そのどれに対しても、あなたが独力で立ち向かうのはシンドイ。

もしも、村の外にあなたが求める宝箱があってそれを求めるなら、降り注ぐ火の粉を追い払う覚悟はあるだろう。

今回の話は、ぼんやりと生きたい人のことだ。つまり自然な人。

村の中にも危険はある。

口減しだ。村の経済に役が立たなくなれば、猟の状況によってその価値のないものから追い出される・あるいは斧でどつかれ埋められる。どちらにしてもあなたにとっては死ぬことになる。

大怪我・老化・大病・変人・ボケなどが、その世界で価値が無いと見られる。

価値があるとは、より沢山の猪を捕まえる能力。有益な道具を作ったり農耕ができる者を指す。若さ・美しさ・コミュ力の高さ・頭の良さ・団体行動が取れる者。貢献だ。

本能的な人が群れたがる

一人で考え事をしたり物作りをしたい人は群れにくい。他人が邪魔になるからだ。

言葉が難しいが、自分が価値があるとわかっている人は群れた方が有利だ。
外界の敵から逃れ、村の中で大事にされる。安全だ。

ところが、外界を恐れつつ自分の価値が低い=間引かれやすいと潜在的に思っている者は自分よりもさらに価値のない者を作り出す必要がある。

※間引きされないためには、150人中ワーストに入っていなければ良い。ただ村議での判断は秘密で、精密な判断基準はわからない。『安全圏』は正確にはわからないので、有る事無い事密告されたりすることもあるかもしれない。村議のメンバーの近しい人は長生きするかもしれない。

価値は相対的なモノなので、自分を高める(猟効率の研究をしたり、腕を磨く・喧嘩に強くなる)とよいが、他にも方法がある。

それは、自分と価値レベルが近いものをより貶めることだ。

努力の邪魔をする・攻撃する・嫉妬する・足を引っ張る・自慢する・マウントする・悪口をいう・密告する・冤罪を着せる・いじめる・おしゃべりする等、近くにいたら鬱陶しいのにそれでも一緒にいたい人達も居る。
 マンションの階層・あることないこと・・しょうもないのだが、だからこそそこに本質があるのだ。

女性のやりにくさ

 男性は、闘志を燃やして全力で沢山の猪を取る努力をする。切磋琢磨してライバルより大きな成果を出せば良い。結果は明白、自分が劣後して間引かれても従容として死ねる。

 ところが、それに比べて女性にはその機会が無い。男性のように自分の実力勝負ができないのだ。

 子育ても終わり、特技のないオバサンは間引き候補になる。

だから、女性は群れる。たくさんオバサンがいれば、自分の危機は自ずと薄まる。

僅かな差でも、見つける・作り出すしかないのだ。

 猪猟の努力はできない。つまり、老いて行く自分を守るために先のように他者を貶めるしかないのだ。

 姥捨と斧での撲殺、される側はどちらが苦しいのであろうか?


美しさは生きる価値

 美の起源は、狩猟から始まったそうな。男たちが獲物と対峙する時には自分も危険なのだ。大怪我をすれば、どのみち命は無い。

 すると、より新鮮でより栄養価の高そうなよりサイズの大きな猪 ✖️ 自分のリスクや効率 を瞬時に見つける必要がある。

 結果×リソース(体力や時間を含む)の最大値を瞬時にわかる『美』に置き換えたのだ。

 人間は、その記憶がある。美人や子猫を見るとき脳内麻薬の報酬系が活発になる。ウッホー気持ちええなぁ。うっとりとは気持ち良いだ。

 シンメトリー、左右対称の姿はより美しく見える傾向にある。獲物の健康を表している。

 特にハッピーハックで言う『星』の人とデートする時はアシンメトリーの髪型は避けるべきなのだ。

自己評価の大切さ

 私たちは、たいてい自分を過大評価する。女性10人を集めた実験では、美人レベルで自分を6位以下に評価した人はいなかった。だが、それも大事だ。そう思っていなけりゃ、群れの中に居られない。女子会なんてできるはずもない。群れの中で、自分以外の誰でも良いから『自分より下』の人間を作って置かねばならない。

男性は比較的自分のランクを知っている

 収入・貯金・顔・SNSの登録者数・組織でのポジション・・・。
だから嫉妬も羨望も女性よりも強いのだけど・・・劣ることは死を意味する・・だから結果を出そうと思う。チビは稼いで見返す。

 成功者の転落が蜜の味なのも、ここにある。

 ホリエモンさんや小室哲哉さんは誰が見ても実力者で能力がある。だから一般人が自分と比べた時に、自分の方の価値が低いために自分が先に間引かれる可能性が高い。もちろん現代ではそれはない。だが、体が死の恐怖を覚えている。彼らの存在は間接的に自分を劣らせ、間引きに近づかせる。
 その分、彼らに何かが起きて『あいつも終わりだな』みたいになれば労せず自分が死地から逃れられるのだ。そりゃあオイシイ。
 まあ、現実には彼らはそれを奇貨としてさらに自らの価値を高めるわけだが。

オバサンの価値はどこにあるか?

 加齢に応じた身だしなみ。社会常識。若年への優しさ。優しい眼差し。微笑み。独立できる経済力。気品といったところか?

 いや、おっさんの方がひどいでしょ?立ちションするし、禿げるわ鼻毛が出るはおしぼりで顔を拭くは。

いや、おっさんは自分で稼いで金をばら撒いてくれているのだ。

おっさんだってわかってる。キャバ嬢に影で罵られていることなどは。
それでもキーキー言う奥さんに比べて、キャバ嬢のが若くて可愛いし優しい。自分に価値が無いので必死に稼ぐしか無いのだ。そのための活力源としては不機嫌顔の奥さんよりも価値がある。

近年はオバサンの婚活者が多いが、さっぱりだ。アラフォー2%。

男性にとって、結婚とはお相手に一億円以上を支払うことでもある。等価交換。それでは女性は、何を提げてくるのか?可愛らしさ・妊娠・子育て・家事。それで安易と一億円の価値があるのだ。

 恥ずかしながら私もO -NETさんでの婚活経験がある。年収を盛ったら、10歳上の婆さん(失礼)に異常に申し込まれた。一般に中年女性のお金への信仰というか執着はパネェ。

ハゲジジイは、どうやって生きていけるのか?

 男性もジジイになれば、汚いし臭い。勃たない。劣化だ。だからガクンとモテなくなる。価値が無いのだ。颯爽と闊歩する若者が眩しい。嫉妬だ。自分は膝や腰をかばい、ヨタヨタと引きずるように。うっかりショーウインドウに自分の姿を映せば、絶望だ。
 
 それでも、安易な戦いはある。猪やマグロは取れないが、将棋や麻雀でチープな勝負ができる。安っぽい時間潰しだけれど、大昔猪と対峙した時の何分の一かは血が沸る。ひひじじいになっても、女の尻は撫でたい。
 見てくれはボロでも、案外やることはあるのだ。お金がなくなれば、日がなテレビを見て若者の悪口をいうのも気持ちがいい。年金とアルバイトで一人ぐらいは生きていけるのだ。都会では早朝から、日雇いの送迎バスが待ってくれてもいる。

哺乳類には、個コと公オオヤケがある。

 バッファローが、集団で走り抜ける動画を見られたことはあるだろうか?
あれは、餌場を移動しているわけだが、後尾の何匹かはライオンの餌になる。自分の子供が遅れ、犠牲になりそうなら助けたい。その一方で、自分が隊列を乱したらさらに多くの仲間が犠牲になるかもしれない。
 この場合の私が子供、公が仲間なのだ。どちらが上位に来るのかはおいておいても、苦渋の決断はついてまわる。それが哺乳類として生きるということでもある。もちろんバッファローだって、どちらにしても悲しみや後悔はあるのだ。

 つまり、あなたにもその両方がある。自分を中心とした価値〜自分を捨て公に貢献する価値。

 自分のために生きようとしても、その自分に価値が無いのだから『クソに金紙』を貼るのも虚しい。ならば、自分を捨てて空しくして他人に尽くすのはどうか?
 これは楽しい。だって本能だからだ。脳内麻薬バリ出て、気持ちいいのだ。イクのだ。

オバサンは公に尽くせ!

 若くもなく、コミュ力もない。今まで頑張った経験もなければ技術もない。特別、美魔女でもなければ声にキレもない。目の死んだオバサン。

 ビジネスせい!体も疲れるから人を雇え!金稼げ!

女性には基本、金・おしゃべり相手・恋が必要だ。年商一億でいい、女性社長にでもなればその三つは叶うのだ。

さらに自由もついてくる。

『自分で稼いだら、男に気を遣わなくても良くなった!』とは、ある女性社長の談。

失敗が怖い?ジリ貧の今よりは、まし。

ダイナミックにあばれちゃりましょう。自己破産?大したことないって。

日本では女性社長は7%。どこへ行ってもチヤホヤされるよ!まだ少数な今がチャンス。行政も女性の起業には厚い。

私の以前の記事にも、女性起業応援ネタがたくさんある。




最後まで、お読みくださりありがとうございました。

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