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電止め。その3資金繰り改善の基礎10

資金繰りと利益は関係ない

 おかしなことをいいます。利益さえ出し続ければ会社は潰れないというのは間違いです。現実には『黒字倒産』も、しばしば起こります。

 利益=収益ー費用
 
 資金繰り=月毎の収入ー支出

これから述べる改善策は当たり前のことも有ります。人は当たり前のことを当たり前にできない。今が貴方の緊急事態。

そもそもフリーランスは、仕事を受けて仕事してお金をもらうんだけど仕事終わったらすぐに暇になるようじゃあ危ない。

1資金繰り表を作って現実を知る
 エクセルを推奨します。縦に収支を、横に月を。
 まあググってください。資金繰り表を作れないのは「経営者にあらず。」
 びっくりするぐらいお金が足りないでしょう?それを何ヶ月も前に把握するのは 難しいけど、その参考になるもの。時間さえあれば何とかなる。
『いつ頃いくら足りなくなるか』を分かりたい。

2 冗費を止める
  必要以上の・あるいは効果のない支出を止めるのです。大きなものは家賃・
 車・接待・広告・生命保険・税理士顧問料です。特に生命保険は、一本に絞るよ
 うに。赤字が3年も続くようなら税理士が無能です。数字をまとめるだけならパートさんに覚えてもらいましょう。決算の時だけ、ネット探せばいいんです。
  経営資源。特に支払いの圧縮は中長期的にはマイナスです。それは取り返す訳ですが今は緊縮財政中。事務所解約して実家に戻って。カッコ悪いよね、でも我慢してください。

3 投資・投機は、今は控えましょう。
  ただでさえ、資金繰りが厳しいのに追証やられたら終わってしまう。資金繰り
 のために成り行きで売ってしまおう。
  パチンコもやめようね。

4 金のかからない営業
  深い話なんだけど。まずは挨拶・笑顔・元気。どよーんとしていたら、やはり商談もうまくいかない。あとは、電話。特に過去のお客さんに連絡してみよう。クレームも金に変えろ。全く新しいお客よりずっと目がある。名刺交換を積極的にしよう。フェイスブックやツイッターもやってみよう。今はネットも含め、広告費を出したやつが負ける。広告費を出さずして広告せよ。動け。

5 値つけを考える。

 今更価格競争はバカのやること。他者と同じ仕事をして、その2割り増しの請求書を書け。同じ仕事をしてるのにどうしたらライバルの2割り増しをもらおうか?

 答え・仕事以上のことをするのだ。それが挨拶だったり、細やかな連絡だったり。誕生日の千円のお菓子だったり。個人的な悩みを解決したりだ。仕事そのものもさることながら、個人としての相手を攻めろ。

6 借金を増やす

 サラ金は良いが、闇金はやめよう。


7 払い・受けのサイトを変える。

 25日に外注先に80万円払って月末に100万もらえる。20万の利益。だけど25日から月末までピンチ。これが仮に24かに支払ってもらったり、外注先への支払いを月末に回してもらえれば楽になる。わかりますよね。でも、相手としたらたまったもんじゃない。相手を苦しめずにやれれば良い。そのためにはどうすれば良いのか?

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8紹介をお願いする。

 案外これが出来ていない。あなたは尻に火が付いているのだからやらねば。

まずは率直にお願いする。相手に何かを紹介する。会う人全てに仕事の紹介をお願いするのだ。小学生の子供さんにもお願いしてみろ。スナックの女の子にもお願いするのだ。もちろん、バレンタインのチョコでも買っていけ。2000円が50万円に化けることもよくある。自分で営業をかけるよりも、人の役に立て。

9過去客に再アタック

 住宅メーカーにイライラするのは、お客さんの兄弟姉妹・親やこや孫にアタックしないのは本当にバカだ。知ってもらって調べてもらって信用してもらって初めて仕事になるというのに、もうすでにそこまで出来ている過去の客をなぜ取り込まないの?もうライバル社が唾つけてるかもよ。一旦売った客をほかって置くなんて愚かスギ。 

10強くある。

 HappyHack第三の柱を見て。強くなるタネ9個を参照してください。

くわしくは、その4で。


    続く

 

 

 

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