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通ってきた道。通るのをやめた道。ずっといたけどやっとなれた今の私。

何者かになりたがっている人は、苦手。
なんだかしんどいし、嘘っぽい。
そんな感じがする。

私も当然の如く、10代はもちろん20代とか30代の頃もそうだったと思う。
何者かにならないと負けだと思っていたし、”あの人みたいになりたい”と自分ではない誰かになりたがっていた。

そういうのは多分、とてもしんどい。
そういうのは多分、とても虚勢を張らなきゃいけなかった。
そういうのは多分、無理してるということだった。

だから、若い時ってしんどい。
それだけのことだったんだな。

なんて、今は思う。

キリキリキリキリして、頭重くて、不安だらけで、かといって打開策も知らなくて、
本当に馬鹿だったな。。て、思うけど、その時の私になれるものは、そういう人だけしかなかったんだから仕方ない。

苦しかったから学んだし、悲しかったから助けてもらえたし、怒り狂ったから受け入れたし、それを通ったから手放せたし。

そこを通らなければ、次の道を通れないってこともある。
だからまた、この次に新しい道があるのかもしれないって簡単に絶望せずにいられるようになる。

とりあえず、死ぬって選択は今はなくなった。
なんか、それって当たり前のことかもしれないけど、
その選択肢を削除したことで、やっと私は なりたかった私になってきたな、って思った。

できれば生まれたくなかった。って、どうしようもないことを思ってたけど、
生まれてきて良かったな。って心底思える時が来たのは夢みたいにうれしかった。

憧れる人、素敵だなと思う人、一緒に楽しい時間が過ごせる人、
心震える本、泣いちゃう映画、わくわくする音楽、居心地のいい場所、笑う時間

穏やかにいられる時をたくさんたくさん過ごしたい。
好きなことをいっぱい知りたい。
頑張らなくても私を許したい。

私は私を大切にするし、大好きだし、めちゃくちゃ甘やかして最期まで生きるよ。ってやっとやっと思えるようになりました。



なんだコレ。笑

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