NieR:Automata初見プレイ日記⑫
前回↓
さて、今回も1周目と同じ流れで遊園地廃墟での任務に向かいます。
遊園地廃墟へ続く地下通路を改めて探索すると、見たことのない所へ出ました。
これは武器かな?
1周目は見逃していたみたいですね。
結構しっかり探索していたつもりだったけど、まだまだ見逃している要素多そう。
遊園地廃墟へ乗り込む際、ポッド2体の会話が挟まります。
2Bと9Sそれぞれに随行しているポッドです、なんかかわいい。
なにやら情報共有をしているみたいです。
ポッドはアンドロイドや機械生命体よりも機械的な考え方をしている(みんな機械だけど…)印象ですが、彼らにも意思はあるのでしょうか。
さて、遊園地廃墟を進んでいき、歌姫との再戦です。
歌姫の名前が判明しました。
彼女の名前は「ボーヴォワール」。
9Sの能力でハッキングを行いながら戦闘を進めます。このハッキングミニゲームが結構難しいんですよね…。
ハッキングによって、彼女の過去が少しづつ見えてきます。
現在の姿からは想像できないほど小さなボーヴォワールと、シルクハットをかぶった機械生命体。
ボーヴォワールは彼のために、キレイになることを決意したようです。
そして着飾り煌びやかな姿になったボーヴォワール。彼女は彼に
「私の事を、好きになって?」と。
撃破後、ボーヴォワールの物語が更に明らかになります。
サウンドノベル形式キター!
やっぱり前作同様色々なゲーム性を持っているのわくわくしますね。
ボーヴォワールはある機械生命体に恋をし、「美しいものが愛を勝ち取る」という話を聞いたことで美しさを求めるようになったようです。
機械生命体に「美しい」という概念はなかったものの、人類の過去の文献や些細な噂話まであらゆるものを参考に、彼女は美を追求していきます。
貴重な宝石を身体を壊しながらも取りに行ったり、相手を惹きつけるという「歌」の練習をしたり、まやかしだとは思いながらも、「食べると美しくなれる」とされたアンドロイドや同胞である機械生命体を喰らったりしたボーヴォワール。
しかし、どんな手段を使っても彼が彼女に振り向くことはありませんでした。
これまでの努力が全て無駄であったと悟ったボーヴォワールは
誰か 私を 認め て
1周目でも見えた彼女の走馬灯は、彼女が求めて求めて手に入れられなかった愛の幻だったんですね。
そしておそらくこの相手の機械生命体は、パスカルの村にいた哲学者の機械生命体、サルトルではないかと推測できます。
数々の女性からの好意を足蹴にし、ついには自分探しの旅に出てしまったあいつですね。
ボーヴォワールのサウンドノベルの中でも、興味が偏っているというような描写があったので間違いなさそうです。
こいつほんま……。
そのうち刺されればいいと思いますよ。
ボーヴォワールとの戦いを終えた後も、1周目と同じようにパスカルの村へ向かい、エンゲルスと戦います。
メインストーリーを一気に進めたので、少しミニクエストを消化していきます。
どうやら2周目では、1周目で完了できなかったクエストだけでなく、2周目固有のクエストも発生するらしい。
そちらをいくつか紹介します。
まずは、パスカルの村の引きこもりロボのクエスト。
「息子が家に電子ロックをかけて引きこもってしまったんです!」と嘆く母親からの依頼。
電子ロックをハッキングによって解除する必要があるみたいです。なるほどこれは9Sのハッキング能力が必要だから2周目固有というわけか。
このクエスト3段階もあって、
1回目は「ネットワークから切り離されたら、他人の考えてることが分からなくて怖かった」
2回目は「気になる子ができたんだけど、その子を見ると思考回路がショート寸前で…」
と、引きこもりロボは語ります。
3回目ともなると、
なんで自慢げやねん。
でもなんかポジティブな雰囲気になっていて良かった…のか?
ロックを破ると、
「引きこもって他人と接触しないことがいちばん楽だということを悟った!」
「僕はこれから最強の引きこもりを目指す。それが今の僕の夢だ!」
とロボは語り出します。
ダメだ、ポジティブに見えて全然ポジティブじゃなかった…。
最強の引きこもりってなんだろうね。
さて、機械生命体関連のミニクエストが続きます。
廃墟都市の鉄塔の上に、機械生命体がぽつんと佇んでいました。
話しかけても返事はありません。
すぐさまハッキングだ、と気がついてハッキングを行うと、彼の心の中を見ることができました。
核のようなものが漂っているだけで、攻撃もしてきません。
彼はどうやら、自分の存在意義について思い悩んでいるようです。
彼はその後も廃墟都市の至る場所で佇んでおり、こちらへの敵意もなく、ただ「自分」について考えていました。
そして彼は思考するうちにどんどん追い込まれてしまったようで、
最後には自ら飛び降りて死んでしまいました。
私達は戦うために生み出されたが、戦いは一向に終わらず輪廻を繰り返す。
私達はこの世界に愛されていない、私達はこの世界に不要だ、と。
終わらない戦いと輪廻を繰り返し、自分が何のために生まれ、生きているのか分からなくなってしまったのでしょう。
9Sは、機械生命体が自死を選択したことに驚いていました。
彼のイベントはすごく印象的だったのですが、なぜかクエストとしては記録されず終わってしまったので、代わりにここに記録しておこうと思いました。
さて、最後に紹介するミニクエストも、9Sのハッキング能力を使ったクエストです。
廃墟ビルの中にいたレジスタンスに、死んでしまった仲間の壊れたポッドを解析して、写真を探してほしいと依頼されます。
依頼者は思い出を残すために依頼してきたようでしたが、ハッキングの結果発見されたのは、死んでしまった仲間が殺される瞬間の写真でした。
依頼者は激昂し犯人を探しに行くと言いますが、9Sは完全に解析できた訳ではないし、あなたは姿を見られている可能性があるから危険だ、とそれを制止します。
9Sは自分が代わりに調査を行う、と申し出て、依頼者に承諾してもらいます。
調査を開始すると、「美人だからってサービスしすぎ」と2Bに苦言を呈されました。
2Bがこんなことを言うとは、ちょっと意外ですね。
写真に写っていた赤いフードのレジスタンスを捜索していきます。
キャンプに赤いフードのレジスタンスがいたので話しかけると、「これは今日初めて着た、友達にもらったもの」と言います。
この「友達」はどうやら砂漠にいるジャッカスさんのようなので、ジャッカスさんに話を聞きに行きます。
しかしジャッカスさんも、「これは赤い髪の女レジスタンスに買ってほしいと頼まれて買ったもの」だと言います。
画面が暗くて良い写真がなかったのですが、実はこのクエストの依頼者は「赤い髪の女レジスタンス」なんですよね。
なんだか嫌な予感がしますが、依頼者の元へ戻ります。
依頼者に調査の結果を伝えると、
「真実が知りたい、ポッドをもっと詳しく解析してほしい」と頼まれます。
ハッキングでさらに深い部分を解析し、発見されたのは…
赤い髪の女レジスタンスである依頼者が、かつての仲間を殺した直後の写真でした。
そしてこの依頼者が実は「ヨルハE型」のアンドロイドであることが判明します。
ヨルハモデルには戦闘に特化したB型や調査向きのS型などがありますが、E型は「アンドロイド殺し」のために作られたモデル。
脱走者や裏切り者を殺すために作られていて、標的の友達や恋人になった上で殺しを行うのが仕事です。
依頼者は友達を殺したという精神的苦痛に耐えられず、自らの記憶を消去してしまったようです。
真実を目の当たりにした依頼者は、ショックで情緒不安定になってしまいました。
彼女はこれから、どのように生きていくのでしょうか…。
1周目にアネモネさんがデボポポのことを教えてくれた時に「赤い髪のアンドロイドは…」と何かを言い淀んでいたのですが、この依頼者であるE型が赤髪なのも何か関係があるのかな?
さて、クエストついでに砂漠を探索していた時に発見した興味深い情報を紹介して今回は終わります。
ゲシュタルト計画報告書です。ゲシュタルト計画とは、前作の世界で行われていたとある計画のことを指します。
この資料が残っているということは、やはりパラレルワールドなどではなく前作から地続きの世界ということなのでしょうか。
あれ?そうなると今作で月にいるとされる人類って何?ってなっちゃうね…。
だって前作終了時点で人類の未来は…。
??????
06ってことは他にもいくつかあるよね…読みたいけど、探索地味に大変なんよなあ。
ミニクエストは若干面倒なものも多いけど、その分物語に深みが増すので、2周目もできるだけこなしてここにも記録していきたいと思います。
それでは!
■おまけ■
工場廃墟で拾ったアーカイブ。
よく見るとメニュー全部じゃがいも。
コロッケはともかく、フライドポテトやポテトサラダでお米食べるのはしんどいだろ…。
そういえばじゃがいもは、厳しい環境でも育つ生命力の強い作物って聞いたことがある。
荒廃した世界でも安定して生産できる作物がじゃがいもしかなかったから、じゃがいもだらけの献立になっちゃったのかな。