ギフテッド高IQ論争に終止符ー後編 24 熱帯雨林の熊 2023年6月3日 16:02 待望(?)の続編です。今回は短め。前回のあらすじ:チワワちゃん発狂寸前、以上。 では、本編を始めます。エピソード:バナナにこだわるな!ある日、熱帯雨林の熊が森の中を散歩している。空腹なので、機嫌斜め。≪なんと、言い合いをしている人間たちが現れた≫熊「どうしたの?核ミサイルでも打ったの?」人間たち「うわ!熊だ!」熊「うるさい、食うぞ」人間たち「!!!!」熊「(冷凍マグロを地面に叩きつけながら) 大人しく質問に答えろ。 本熊の好奇心を満たしてくれたら許す」人間A「・・・実はさっきあるピースを見つけたら」熊「ピース?」人間A「そう、何かのパズルのピースみたい」熊「で?」人間A「元々はどんなパズルかについて皆で議論している」≪人間Aが手にしているのは黄色いピースのようなものだ 少し茶色の部分も付いている≫熊「で?何のパズル?」人間A「俺はバナナのパズルじゃないかと思う」熊「ふーん」人間B「いや、違うと思うよ」熊「誰だ、まずは名乗れ」人間B「人間Bです」熊「・・・言っても言わなくても変わらんな。 続けたまえ」人間B「黄色だけではなく、茶色の部分もあるから、 キリンの可能性の方が高いと思う」熊「ふーん」人間A「いや、バナナだって熟しすぎたり、 傷ついたりすると茶色になるじゃないか」熊「ふーん」人間B「バナナだけのパズルなんて見たことないでしょう。 しかもちょっと腐ってるバナナだと余計意味不明」熊「ふーん」人間C「あのさ、この茶色い部分は元々パズルの色ではなく、 汚れの可能性もあるよね。あ、人間Cです」熊「ふーん。どうも」人間A「人間C、お前頭良いな。 じゃ、茶色がなかったらキリンではなく、 健康なバナナ一択じゃん」熊「ふーん」人間A「熊さんはどう思う?」熊「んーーー蜂蜜だったらいいなって感じ」人間B「蜂蜜だったら?」熊「君たちは永遠に妄想の中で生きるつもりなのか?」人間A「おいおい、いくら何でも、妄想って何だよぐぁ」≪人間Aがログアウトしました≫熊「そのパズルのピースを探しに行けばいいじゃないの?」人間B「どこに?」熊「どこでもいいけど」人間C「探すなら、範囲、特徴、手段、数などの情報を 先に開示してもらわないと」人間B「人間C、やはりお前頭良いな」熊「お前ら馬鹿か? そんなの教えられたら、 本熊がパズルを書き直してあげれば良いじゃん。 それを含めて知らないから探すんだよ」人間C「でも探すなら、範囲、特徴、手段、数などの情報を 先に開示してもらわないと」熊「お前昭和のNPCかよ、セリフ激薄。 それとも本熊が時空をループしているのか」人間B「人間C、やはりお前頭良いな」熊「・・・もういい、帰る」≪洞窟にて≫熊「ただいま」父熊「おかえり」熊「チワワちゃん来ていない?」父熊「来ていないよ。どうした?」熊「いや、お腹空いたなと」父熊「いくら量産型チワワちゃんでもその扱いは・・・」熊「そういえば、父さんは頭が良いよね?」父熊「どうだろう。 昔知能測ったら人間に高知能と言われて、 人間政府から優遇されてはいるけど」熊「そのテストの信憑性はどう思う?」父熊「良い質問だ。 人間たちが測ったその高知能と、 本当の私の高知能は同じものかね」熊「やはりそうだな」父熊「父さんは異次元だから、全ての領域ともぶっ飛んでる。 だからどこを測っても、高知能だろうな。 しかし、そうじゃない人の場合、 このテストは単なる運でしかない」熊「人間は運も実力の一部という訳分からんこと言うよ」父熊「ははは、それは運が良かった人間の自己欺瞞だ。 そいつの苦手なもので測ってみ。 それを進学や就職、昇進、結婚の基準にしてみたら? 猿のように「不公平だ!」と騒ぎ始めるよ」熊「人間なのか猿なのか分からんなあいつらは。 今日もバナナの話ばかりする人間が居たし」父熊「この世界の全ては繋がっている。 人間は分子ばかり見ている。 しかし重要なのは分母だ」熊「いきなり始めた」父熊「そして全ての分母は繋がっている。 だから今見えている分母に対する分子の意味ではなく、 見えていない分母を探すのが一番重要だ。 何故か分かる?」熊「分母の全体像が分かる前、 分子に意味はない」父熊「その通りだ。 分母の全体像を知らなければ、分子に意味はない。 何故かというと、 分子の意味を無くす分母は存在し得るのだ」熊「でも人間はスペックが足りないし、 精神力も弱いから、すぐ諦めるよね」父熊「そう。 だから全体図の分からないピースについて、 無駄な推論ばかりしている」熊「彼らを救う方法はないのか?」父熊「無理だと思う。 私は人間が見えない分母が見えるから失敗しない。 失敗したとしても、 彼らにとっては成功と言えるほどの実績だ。 全てのチャンスは見えない分母にあり、 全てのリスクもそうだ」熊「父さんの話、そんなに難しくないし、 流石に理解できる人間も居ると思うけど」父熊「もちろん居るよ。 でも彼らにとってどうだって良いんだよ」熊「何で?」父熊「知能テストを実施している医者や心理士は、 皆口揃って 「このテストは知能の全てではない」と言うが、 「じゃ、全てはどこだ?」と聞いたら、 「分からない」と言われる」熊「おかしいよな。 全てはどこだと分からないのに、 全てじゃないと言う」父熊「そうだ。 全てじゃないと言えるのは、 全てを見えている人間のみだ。 目の前にリンゴが3個あれば、3個と言うし、 「他にないの?」と言われても「ない」と答える。 「この3個は全てじゃない」なんて言わない」熊「予防線を引きたいだけだな」父熊「その通りだ。つまり、 このテストの妥当性に何か問題があったとしても、 「俺は先に言っといった」ということ」熊「全てを探しに行っても良いじゃないのか? 別に見つからなくても」父熊「自分の人生しか見えていない人に、 永遠が見えるわけがない。 皆は自分の死後のために何かを残したいわけではなく、 生きているうちに享受したいだけ。 だから目先の利益にしか眼中にない。 仮に知能テストに何か疑問があったとしても、 「誰かがやってくれるだろう、知らんけど」で済む」熊「だから父さんは人間を諦めたのか」父熊「いや、バトンを君に渡しただけ」熊「嘘つけ🐻」父熊「❤️」チワワ「チワー」熊「夕飯来た!」チワワ「夕飯買ってきたよ(震」熊「こいつの方がよっぽど賢いな」闇堕ち時期だった本熊なので、少し言葉が乱暴でした。今回の記事はここまで。ちなみに、チワワちゃんはまだ生きています。↓番外編 ダウンロード copy #ギフテッド #Gifted #知能 #高IQ #ギフテッドネス #高知能 #熊大学哲学学部積極的分離専攻 24 お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻 サポート