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命の質量保存

もしもの話

生命は進化もあるが淘汰もある

種として生き残るために環境に適応できないものは祖先を残さないまま死んでいく

人間も遥か昔からそうやって進化するはずだった

でも科学によって遺伝子の選別はなくなり、

環境との戦いはもはや後戻りできないレベルにある

少しの油断が命取り

本来ならとっくの昔に居なくなっている筈である環境に対して劣性遺伝子が今だ存在し

適応していく遺伝子は凝縮されず散らばっている

もしかしたら医療が発達しなければ、

ガンもなくえボラ出血熱にかかる人間はいなかったかもしれない

よく整形の話をするけど

それは病気も同じである

いま、地球環境は人間に適さないものになりつつある

強い紫外線の中でも二酸化炭素濃度が高くても高温でも-100℃でも生きていける体に進化するか

それとも科学の力でなんとかするか

人間にはもはや科学でしか進化できない

何百年と身体的な進化が止まっているからだ

人間同士命を奪い合うのも質量保存の法則に則っているのかもしれない

しかしそれだけ自然に任せていてはいけない

必ず文明の力で抗わなければいけない

争っている暇はない

人間は一蓮托生

みんなで頑張る道を選んだ

誰一人取りこぼさない事以外に千年後に生き残る術はない

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