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【錬金術】現在の科学の力で金を作ることは可能か?

中世より、錬金術と評して物質を違う物質に変える行為は盛んに行われていたと聞きます。錬金術と聞くと魔法使いやらの胡散臭い世界を連想させますが、想いはひとつ

金(GOLD)を生み出したい

という事だったと思います。

ダイヤモンドを人工的に作ることが成功した現在、金も作れちゃうのでは?と調べてみました。

そもそも金はどうやって作られるのか?

金はダイヤモンドなどと違い地球の環境の中で、作られたものではありません。

以下はヤフー知恵袋での答えです。

よく言われるのは、宇宙で星が超新星爆発するときにできるそうですが

たしかに自然界に存在する金は、太陽より桁違いに巨大な星の爆発で生成されたもので、それほどの高圧・高温の状態を地球上で再現するのは不可能だからです。

という答えがありました。

ダイヤモンドも炭素を超高温、超高圧の状態にして作られますが、太陽より桁違いに巨大な星の爆発程の威力ではないですよね。

以下も、ヤフー知恵袋の答えです。

ところが、水銀に中性子線を当てることで、金が得られることがわかってきました。

水銀のある種の同位体に、放射線の一種である中性子線を、長時間浴びせることで金が得られるのです。

ただし、どんな水銀でもよいわけではなく、自然界にごく一部しかない同位体に限りますし、中性子線を長期間浴びせるため、原子炉の中に長期に置いておく必要があります。

ということは

実は金も作れるんです。

これに関しては、このグループ様が、クラファンプロジェクトにて挑戦しております。

問題はコスト

どれだけのコストが掛かるかと言うと、1gの金を作り出すのに100万円くらいかかるそうです。ちなみに2023年8月時点での金の取引価格は約9600円です。約100倍です、桁違いに高いです。

結論、1グラム=100万円なら作れる

という事がわかりました。

今の相場では到底無理ですが、地球上に残されている金は、あと三分の一で、その多くは、海の底などの劣悪な環境であると言われていますので、海の底からでも金を採掘するような状況になれば、おそらく金相場は、何倍にも上がっていると考えると

そして、錬金術の技術力の進歩で、人工GOLDのコストが、著しく下がれば、可能性があるかも知れません。

その時の相場は

1グラム=10万円くらいなら、現実的かも知れません。

金相場は、20年前は1000円でした、それが10倍になっている今、何年、何十年後かも知れませんが、金相場10万円時代が来てもおかしくないかも知れません。

但し、科学の力で、金を作れるようになるとどんどんコストは安くなるので、アメリカを始めとする世界各国のバランス調整が必要となるのではないでしょうか?

追記
・地球上で出来た説もありました。
・プラチナも同様に星の爆発によるものだそうです。
・海の中にも相当な金が溶け込んでいるが、それも不可能