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たのしいさけ20191211

 前回ただの愚痴をただただつらつらとだらだら書いてしまったので今回はひとつ楽しいことでも書いてやろうと思う。世の中の大多数の人間は僕のことをコミュ障キモオタいつも教室の隅っこでぼーっとしている友達がいないクソメガネ陰キャオブ陰キャだと思っているかもしれないがそれは完全なる誤りであり僕は大変面白い人間である。面白い文章を書くことなど朝飯前であり、朝飯は大抵抜いてきているので、夜飯、いや、最後に飯を食ったのはいつだったであろうか覚えていないがまあ容易いことに変わりはないのだ。僕は面白い人間なのだから。


 歳を重ねた初老の男性にとって楽しい話題と言ったらやはり酒であろうか。さけさけ。

 僕は飲むことが好きだし、もちろん酔うのも好きだし、吐くのも好きだし、潰れて知らない町の知らない通りで寝ることだって好きである。酒は生活の一部であり、僕は酒の一部である。体の末端官能基はきっとヒドロキシ基であろうし、ぶどうジュースをワインと見立てて飲めば酔っぱらうことだって可能である。酒は僕の生活に必須であるのだから酒にとっても僕は必須であるはずである。

 写真は最近とあるバーに行ったときの写真である。のんびり酒を飲みたかったのだがバーテンダーのおじさんの自分語りを延々と聞く一夜になってしまったのがいさささか残念であった。まあそんな夜も悪くない。呪う能力を持たざる幽霊とデスマッチを繰り広げてもいいくらいに存在感のない僕にとって知らない人に話しかけられるのはかなりのレアケースである。次はさらに存在を薄くしなければいけないな、とか思いながら幽霊は酒を飲んだのだった。

 そういえば今年はアイリッシュコーヒーをスタイリッシュに作れるようになりたいという目標があった。誕生日にウイスキーをもらうもホイップクリームを作るのがめんどくさくて結局一回も実行できていない。今年もあと20日ちょっと。このままでは師走の忙しさに踏みつぶされウイスキーは泣く泣く諦め健康的な生活を送ることになってしまいそうである。

 それでも一向にかまわないのだが糖尿病一歩手前の僕にとって糖分が足りない生活は死を意味するし、カフェイン中毒でもあるからカフェインが欠乏すると発狂して壁にホネホネロックを熱唱する危険性もないとは言えない。この二つの危険を今年中に片付けておくべきではないだろうか。アイリッシュコーヒーという紙が創り出した神秘の雫によって。


 そんなことを考えスプレータイプのホイップクリームについて調べているので今日の駄文はここまでである。

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