見出し画像

韓国クリニックのカウセ会(現地相談会)って意味ある?

韓国での整形を検討していると、『カウセ会』『現地相談会』『東京相談会』といった単語を耳にすることも多いのでは?
「カウセ会なんて意味ない」「現地カウセしか勝たん!」といった意見もありますが、私自身はカウセ会推奨派です。
カウセ会は使い方次第でめちゃくちゃ有益!!と信じてます。
韓国美容の玄人にとっては不要かもしれないけど、私のような韓国美容ビギナーにはかなり有用でした。

このnoteではカウセ会ってなんぞや?から、カウセ会の有用性、参加する際の注意点についてお話します。
※以後、カウセ会で名称統一して進めます。


カウセ会とは

韓国クリニックの医師・スタッフが日本に来て、カウンセリングを行うこと。カウンセリングをして見積もりを出し、手術予約を促す営業活動です。

一般的には貸会議室の一室で行うことが多く、CTなどの医療設備はない。
※ごく稀に、日本のクリニックの設備を借りて行われることもある

カウセ会 告知イメージ

◇ メリット ◇

  1. 場慣れできる   ←これが1番のメリット!!
    これまでに通訳を介して外国人と会話した経験ってありますか?
    私はありませんでした。
    韓国クリニックでカウンセリングを受け始めた当初は、外国語で通訳を通して行うコミュニケーションの難しさは勿論のこと、その空気感に緊張してしまいました。韓国クリニックに慣れていない人はそれだけでも緊張してしまうものです。

物怖じせずにコミュニケーションするには、訓練が必要。
カウセ会がその訓練になると考えています。いわゆる『壁打ち』です。
そうやって訓練して、場慣れして、韓国クリニックの空気感に慣れることは非常に重要です。本来なら韓国に行かないとできない経験が、日本にいながらにして経験できるのはお得だと感じませんか?

だからこそ、私は本命度の高くないクリニックのカウセ会にも行き、『壁打ち』を繰り返しました。
※決して、冷やかしで行くことを推奨しているわけではありません。どんなカウセも真摯な姿勢で臨みましょう。

2.カウセリングに時間を掛けてもらえる(傾向がある)
クリニック側は現地での通常診療をお休みして、カウセ会に来ています。よって、普段は手術、診察、肌治療 …と忙しく動いている先生が当日はカウンセリングだけに専念してくれるわけです。
実際、現地カウンセリングよりも長時間しっかりと診てくれるクリニックが多い印象でした。

3.渡韓費用・時間の節約になる
これは言わずもがなですね。
最近は飛行機代が高いだけでなく、韓国の物価上昇により滞在費(ホテル代、食費など)も高い傾向です。体感的には、コロナ流行前よりも3~4割ほど余計にかかる印象です。
よって、カウセ会は費用・時間的なメリットも大きいわけです。


◇ デメリットと注意点 ◇

ここまでカウセ会のメリットを語ってきましたが、もちろんデメリット・注意点もあります。

1.予約金を安易に支払わない
前述したように、クリニック側は現地での診療を休んで、かつ出張費をかけて、カウセ会を開催しています。よって、かかった費用を取り戻す必要があるのです。そのため、通常以上にグイグイと営業をかけてくることが多いです。
「この場で予約金を払ったら、この値段にする」
「この値段は今日だけ」
「ヒアルロン酸をサービスする」…
などと言葉巧みに予約金支払いを誘導してきます。

しかし!!!
これらは予約金を当日支払いしなくてもサービスしてもらえることが多いです。そこは交渉次第です。
「今は現金の持ち合わせがない」「帰ってから振り込みで対応したい」…などの言い訳をつけて、支払いを先延ばしできるか交渉してみてほしいです。そして、一度持ち帰って検討すべきです。

また、予約金の返金条件をしっかり確認しましょう。
「支払った予約金はいつまで有効なのか?」
「予約金の返金は可能か?」 
 →現金で返してもらえないケースは割とある。院内のプチ整形で消化する形しか認めておらず返金してくれないケースもある。
「返金は振込で対応可能か?手数料はかかるか?」
 →現地に行かなくても返してもらえるか確認。

2.CTなどの医療機材がない
カウセ会で出来るのは、手で患部を触って診断する『触診』のみです。
よって、輪郭整形や鼻整形などCTを要する整形には一般的に不向きです。それらを念頭に置いたうえで、カウンセリングを受ける必要があります。
※クリニックによっては、CT画像(日本のクリニックで事前に撮影)の持ち込みを求められる場合もあるようです。
CTを撮ってから手術を決めたい場合は、クリニックを後日訪問したい旨を医師や室長に相談してみましょう。

3.カウセ会の主催者がクリニックでない場合がある
カウセ会は、大きく分けて2種類あります。
① クリニックが独自で開催しているもの
② エージェント主導で開催しているもの
 エージェントというのは、ナビコ〇ア、ワジ〇アといった斡旋業者のことです。

大半のエージェントは『仲介手数料なし!!』を謳っていますが、その分は見積もりにしっかりと上乗せされています。1~2割くらい余分に請求されるようです。(検証済み)
また、エージェントという第三者を介することで、コミュニケーションエラーが起きた事例もあります。
エージェント経由のカウセ会はなるべく避けたほうがベターです。

4.クリニックの雰囲気が分からない
「クリニックに行く」のではなく「クリニックに来てもらう」のがカウセ会です。カウセ会で客層や院内の雰囲気を把握することは残念ながらできません。
X(旧Twitter)やSUNGYESAなどを活用して口コミをチェックする他、最終的には自分で現地に行ってみる選択肢も必要だと思います。

まとめ

カウセ会を上手いこと活用できれば、めちゃくちゃ儲けもんです。
カウセ会で壁打ちして、上手にカウセを受けられるようになれば、選択肢が広がること間違いなしです。

カウセ会だけでクリニック選びが完結するケースは少ないと思いますが、カウセ周りの一環として取り入れてみる価値があると強く感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?