見出し画像

#15 書くことの効用。自分の知らなかった自分に出会える〜『書く習慣』

・モヤモヤの正体を自分で突き止められる。
・文章のなかに「知らない自分」が見えてくる。 

引用: いしかわゆき『書く習慣』クロスメディア・パブリッシング

書くことによって「なぜそう思うのか?」を自分一人でも突き詰めていくことができます。「なぜそう思うのか?」の根っこに到達できた瞬間の快感は半端ない。
何にモヤモヤしているのか、何に不安を感じているのか。往々にして、自分でも自分のことは分からないもの。
「どうしてそう思うのか」を繰り返し自分に問いながら、言語化していくことで見えてくるものがあります。自己欺瞞があったり、本心から出てきた言葉・答えではなかったりする時には、まだ不安やモヤモヤが残るもの。一見綺麗な答えに見えても、ストンと腹落ちしない時には、理想的な答えを見つけようとしていたり、常識に囚われていたりで、自分の本心から出たものではないことがほとんど。そんな時は、「これは自分の本心ではない」と潔く認める。そして「どうしてそう思うのか」を自ら納得いくまで繰り返す。たどり着いてみたら、思ってもいなかった自分のあさましさやいやらしさにぶち当たってしまうこともある。だけどそんな時は、「自分にもこんな一面があるのだ」とただ静かに認めればいい。そこからどう行動していくかは、選択することができるのだから。
モヤモヤ、不安からはつい目を逸らしたくなりますが、そんな気分が湧き出てくる理由を突き詰める過程を楽しめるようになれば、しめたもの。ネガティブな気持ちがやってきても、今度は「どんな自分に会えるのか」が楽しみになってきます。書いて言葉にしていくことで、自分の知らなかった自分に出会える。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?