虹の橋
2020年12月、愛する我が子が虹の橋を渡った。
ペットロスが死ぬほど辛いという話は聞いていたけれど、もうすぐ2年が経とうとしているのにも関わらず、愛する我が子との別れを受け入れられずにいる。
「いつもそばにいてくれているよ。」
「亡くなっても心の中に一緒にいるから。」
「自殺をすると一生再会はできないからね。」
心ある人がせっかくかけてくれて言葉の数々も、
「心配してくれてありがとう。もう全然大丈夫!」と返事はするものの、
「(で、自殺をして会えなかった人の話は誰から聞いたの?)」などと、
心ある人の言葉を無碍にしてしまった気になり、自分を責める日々が続いている。
母でもあった我が子が残してくれた子供がいることで「あの子の分まで愛してあげなければ!」と思う反面、悲しみからなのか、はたまた自身に愛が足りないのか、母が子を愛したように愛してあげることができず、結局また自分を責めてしまう。
残した子も歳を取り、その子を看取った後はきっと僕は我が子の元へ行く決断をするのだろうし、そのつもりで少しずつ準備も進めている。
僕にとって初めてのわんことの生活。
不慣れなことばかりで、僕はきっといい飼い主ではなかっただろう。
むしろひどい飼い主だったかもしれない。いや、間違いなくそう思う。
思い出しただけで、胸が潰されそうになり、いちいち涙してしまうことも多いため、ゆっくりの更新になるのは間違いないが、心の奥底にしまった感情を文字にすることで、旅立った我が子への愛を再確認し、心の整理がつくかもしれないという淡い期待も含め、noteに書き連ねていくことにしようと思う。
自分自身ペットロスから立ち直れていない分際で、おこがましい気もするが、同じようにペットロスで苦しんでいる人達の心や、我が子の闘病生活が誰かの役に立つことがあればいいな。
この記事を読んでくださっている方と愛する愛犬との生活が、一分一秒でも長く続きますように。
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