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ひきこもり子育てを振り返る

幼稚園休園により、娘とお家にひきこもった2日間。
正直、娘と2人きりで家にひきこもることが苦手だ。外に出たくなってしまう。

しかし、休園は長引きそうだし、これからのひきこもり生活を娘と楽しむヒントを、この2日間を振り返ることで探りたいと思う。

まず、この2日間で楽しかったこと・よかったと思うことを書き出してみよう。

楽しかったこと・よかったと思うこと

・時間にゆとりがあるから、心に余裕を持ちやすい
・早く寝かしつけできる
・娘とお菓子作りをして、おやつに食べた(本当は毎日手作りしたいと思ってた)
→クッキー、プリン、金柑の甘露煮、大福
・娘がずっとやりたかった、Eテレの「すイエんサー」の内容を実際にやってみた
・娘の「お手伝いしたい!」に余裕を持って応えられる
→料理、掃除、布団のシーツつけ、アイロンなど
・洗濯機を何回も回せて、普段は腰の重いシーツなども洗えて気持ちいい

ストレスに感じたこと

・2人きりなので、なんとなく煮詰まる感じ(理由のないイライラ)
・1人で一息つく隙がない(このダメージがかなり大きい)
・1人で遊んでくれず、ほとんどわたしが相手をしないといけない
・娘の昼食も用意するのが面倒(1人なら何でもいいのだけど・・・)
・自分の苦手な遊びに誘われる(わたしの場合、ごっこ遊びが苦手)


意識して探してみると、楽しかったこと・よかったこともたくさんあるし、
「楽しく過ごそう」と色々工夫したなぁと労いの想いもわいてくる。

   


       ※※※※※※※※※



さて、ここから「ストレスに感じること」を出来るだけ「楽」に出来ないか考えてみたい。


・2人きりなので、なんとなく煮詰まる感じ(理由のないイライラ)
→実家や従兄弟にテレビ電話するとか、違う登場人物を登場させる。


・1人で一息つく隙がない(このダメージがかなり大きい)
→最もエネルギー切れになる夕方(3時のおやつの後)、1時間の『ママお1人時間宣言』を娘にしておく。その代わり、それまでは娘と楽しく遊ぶ!!ここが重要。娘の満足感が違う。


・1人で遊んでくれず、ほとんどわたしが相手をしないといけない
→上記の通り、「わたしの1人タイム」を思い切って作る。そして、わたしも娘も楽しめる遊びをする。折り合わない時は、面倒がらずに話し合う


・娘の昼食も用意するのが面倒(1人なら何でもいいのだけど・・・)
→がんばらないと腹をくくる。簡単に作れるものにする。「娘と楽しく過ごすことが最も重要!」と心に留める。疲れてしまっては心の平和が保てない。


・自分の苦手な遊びに誘われる(わたしの場合、ごっこ遊びが苦手)
→もちろんやれる時は付き合うが、違う遊びをしたい気持ちも素直に伝え、お互いが楽しく遊べることを相談する。

こうやって書き出してみると、自分の中に


・1日中娘の相手をするべき(「1人時間」なんて作れない、作るべきじゃない)
・お互いの遊びたいことが違う時、親のわたしが折れるべき(「話しても無駄」とか「話し合うのがそもそも面倒」と言う思いも)


という思い込みがあったことに気がついた。

しかし、もうすぐ娘は小学生になるわけで、話せば理解してくれることも増えてきた。

わたしが1時間でも(本当は2時間くらいほしい。できればカフェでコーヒーとか飲みたい)1人時間を持つことで、その後元気に過ごせるのなら良いじゃないか、と思う。

昨日の夕方も、エネルギー果てて「ママ、もう今は無理・・・」と言ってダウン。娘はあきらめて(さみしそうではあったけど)、テレビを見ながら粘土あそびをしていた。


なんだか後ろめたさを感じたけど、母親も完璧ではない。


完璧にやろうとするから、このひきこもり生活が苦しい、ということにも気がついた。
この2日間も、振り返れば「娘のやりたいあそび」と「わたしのやりたい」ことの折り合いをつけながら、楽しくやれたこともたくさんある。

それでいい、と思う。

ひきこもり生活だから出来ること、良いこと、楽しいこともある。
思いきって「1人時間」をつくり、わたしも娘も楽しめることを工夫し、
明日からまたひきこもり生活を楽しもうと思う。

              

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それにしても、この2日間よく2人でお菓子を作った。すでに4品。
今日は寝る前に娘と「からすのパンやさん」を読んだ。
「明日はパン作ろっか」と提案したら、娘も乗り気だった。
わたしも娘も「作って食べること」が最も気が合うらしい。



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