はじめに【自己紹介】
はじめまして、りつふみと申します。
「自分の考えや経験したことを文章にすることで、自身を見つめ直すきっかけになれば」それが、私がnoteをはじめた理由の一つです。
なぜそう思ったのか
それは今、私に“こころの余裕”が出来ているからではないかと考えます。
33歳の専業主婦の私は、上は14歳から下は0歳2ヶ月の赤ちゃんの4人の子供たちの世話と家事で毎日があっという間に過ぎていきます。
さっきお昼ご飯の片付けが終わったところだけど、もう夕ご飯の準備をしなきゃ、明日の朝ご飯と昼ご飯は何がいいかなと冷蔵庫と相談しながら買い物リストを作り、子供たちの様子を見つつ家事を一つひとつクリアしていきます。
気付いたらもうこんな時間だ、お風呂に入れなきゃ、残ったお皿洗いは後回し。
子供たちがやっと寝てくれたと時計をみるとすでに22時過ぎ。身体はくたくたになりながらも明日の予定を頭の中で考え、数時間後には末っ子の授乳の時間。そうして一日が終わっていくのです。
自分のための時間さえ、一時間もつくれているのか定かではないそんな毎日を過ごす私になぜ、こころの余裕がうまれるのか。
それは、いまの生活が私にとっての安心感と充実感を与えてくれているのです。
私は九州出身でちいさな島で幼少期を過ごしました。遊び場は近所の神社や海岸で、どちらかといえば男の子たちと一緒に走りまわるような活発な女の子でした。そんな平凡な幼少期がガラリと変わってしまったのは両親の離婚が原因でした。
当時、三人兄妹だった私たちは母方に引き取られ島を出て、数年後にはある養護施設に入所することになるのです。
育った島を出て養護施設に入所するまでの期間は、あまり記憶に残っていませんでしたが落ち着いた生活を過ごしている今になって、徐々に思い出してきているのです。記憶に残っていなかったのではなく、辛く寂しい思い出は残したくなかったのかもしれません。
今後、そんな寂しい思い出もnoteにて文章に書き起こし、過去の自分自身を見つめ直すことで笑顔がある未来に繋げたい。そう思うのです。
学校に通い友だちと学び、ご飯を食べて家族とテレビを観ながらおしゃべり、暖かい布団でゆっくり寝る。なんて、普通といわれる日常が出来なかった幼少期。
安心感、充実感なんてありません。
明日になればお母さんが帰ってくるかな、そしたら何か食べれるのか。お母さんにとって、私は邪魔なのでは、重荷になっているのでは。当時の私はそう考えてしまうのです。
家族で美味しいご飯を食べながら、一日あった出来事を話す。何の不安も抱えず、眠ることができる。私を必要だと感じさせてくれる家族がいる。
日々、子どもたちの世話や家事に追われてくたくたになっていることが幸せだと身体中で感じるのです。そんな毎日が安心感と充実感となり、私の“こころの余裕”になっているのだろうと考えています。
さぁ、つぎはどんな話を書こうか。わくわくします。文章を書くのは好きですが、上手に書けているのかを考えてしまうとせっかくのわくわく感が損なわれてしまうので好きなようにゆったりと。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
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