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休みって何すればええの?

 初めてnoteでの投稿。
 記事に画像を挿入できるとのことだったので,この絵画を選択した。
 これはエドガー・ドガの作品である。
 当時大流行したそうだ。というのも、美術作品には“受胎告知”をテーマとしたものが多くある。
 受胎告知は、処女である聖母マリアのもとに精霊が来て「あんたキリスト妊娠してるで」と言い、マリアがそれを受け入れるというものだ。
 それに対するアンチテーゼとしてエドガーが描いたのがこの「受胎告知なんてものはないと言われシュンとしているババア」という作品だ。
 ちなみに嘘なので気をつけて欲しい。

 ところで、2月や3月というのは受験などを終えた学生たちが解放感に浸りながら好きなことをする時期だと思う。
 だがいざ「休みです!どうぞお遊びください!」と言われても意外と何をしたらいいか分からず時間を持て余すことも多いのではないだろうか。
 筆者も例に漏れずその状態なのでnoteを書いてみようと思ったってワケw
 そんな時にお勧めのコンテンツをいくつか紹介していこうと思う。
 今回はとりあえず書くのが疲れたので本だけにする。
 次はアニメ、その次はラジオ、最後にVtuberを勧めて終わろうかな…


 “読書の秋“という言葉があるが、いつでもすればええやろと思う。
 以前は小説を読むことが多かったが、年齢を重ねるにつれエッセイなどを好んで手に取ることが増えた気がする。
 おそらく、自分自身が様々なことを経験し、作家が経験してきた、或いは感じてきたことに対し共感できる内容が増えたことに起因するのだろう。
 年々涙脆くなっていくのも同様の機序なの、かもね〜(Ado)

「純粋理性批判」カント
 高校生の時に読んでマジで意味わからなかった。教養を深めた今なら理解できるかもしれないと思い立ち、再びトライした。
 読み進めていくにつれ、恐ろしいほどに目が滑っていく。
 本当にわかんない。
 ぜひ読んでみてほしい。

「乱反射」貫井徳郎
 子供が事故に巻き込まれ、その真相を探っていくと、小さな罪の連鎖が生んだものだった、みたいな話。
 散歩中の犬の排泄物を片付けずに去ったり、ゴミを置きっぱなしにしたり、法で裁かないような小さい罪って何かしら心当たりがあると思うが、そういったものが積み重なって一つの大きな事象が起きる、バタフライエフェクト的な話でした。面白いのでおすすめ。

「残り全部バケーション」伊坂幸太郎
 伊坂幸太郎が大好きなのでとりあえずどれからでもいいので読んでください。
 マリアビートルがめちゃ好き委員長(極上)なので勧めたいんですが、グラスホッパーを読んでからマリアビートルを読むべき、ということでこれを勧めておく。

「草枕」夏目漱石
 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」という冒頭の文章は有名で聞いたことがあるとは思う。
 語彙の豊富さがエグい。めちゃくちゃ好きな作品。夏目漱石に申し訳なくなるくらい紹介の語彙がないけどマジで良い。短いので手に取りやすいし是非。

「村上ラヂオ」村上春樹
 雑誌ananに連載されていたものをまとめたもの。一つ一つの話は4ページくらいで、力を抜いて読める。タイトルの通り、ラジオ感覚に近いと思う。
 村上春樹が日常の中で感じたことを、共感したり、或いは「へえそうなんだ」と思いながら読める。「夕方のひげ剃り」というお話がすごく好き。表現というか、描写が素敵。
 休憩中にTwitter見る時間をこの本を読むのに置き換えるのがオヌヌメ。

「不道徳教育講座」三島由紀夫
 目次を見ただけで非常に読みたくなると思う。
 「教師を内心バカにすべし」「童貞は一刻も早く捨てよ」「女から金を搾取すべし」「人の恩は忘れるべし」「スープは音を立てて吸うべし」「美人の妹を利用すべし」「女には暴力を用いるべし」等々。
 日本中のツイフェミ含むクソリプニキネキ達が徒党を組んで三島由紀夫を叩くんじゃないかと思うような文言である。
 ただ、それを推奨するという内容ではなく、逆説的なレトリックでその命題に対し突き詰めていくという、笑えるし機知にも富んだマジで面白い作品なので是非読んでみて欲しい。

 本当はもっと勧めたい本なんていくらでもあるが、個人的に今馴染む本となるとこの辺りになってしまったので許して欲しい。

 文章を書くことって疲れるね。喋りてえわ。
 早くVtuberになりたい。
 
 オードリーの春日って普段本読まないんだけど、湊かなえの作品は新作が出るたびに全部読んでるらしい。
 
 全然関係ないけど昨日からスプラ始めたんですが、めちゃくちゃムズくない?小学生をボコボコにしてわからせたるワwって意気込んでたのに負けまくって泣いちゃった。
だからもうやらないやごめんね〜(よwacci)

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