会社で言われていることの逆をやれば、メンタルは安定する

会社で言われていること、課せられていることを本当に真正面から受け止めて実行していくと、確実にメンタルを病むのだけど、逆に、それの逆を行こう!と意識したらメンタルは安定するだろうな、という話。

会社なんて、どこも一緒なのか、はたまた私の勤めている会社がブラックだからこうなのかは謎ですが、

・目標をクリアしても「なんでそんな低い目標で満足しているの?」と叱責される。
・とにかく効率を良くしろ、無駄を省け、と詰められる
・課せられる仕事はイレギュラーな仕組みに乗らない、工数が多くなるものばかりなのに、効率が悪いと責められる
・部下やバイトスタッフの能力の低さを叱責され、もっと指導しろ、責任をもって仕事をするように教育しろと詰められる
・会社を良くするためにゼロからアイデアを出せと詰められる。普段の仕事はミスなくできて当たり前、プラスアルファで会社に貢献できることを考えろと言われる。
・すべての仕事を細かいところまで会社幹部が理解できるように説明しろと詰められる。また、説明しても理解してもらえない、同意してもらえない場合は、説明の仕方が悪い、プレゼン力が低い、と詰められる

…などなど。

でも、メンタルを安定させるためには、むしろ逆に

・目標をクリアしても「なんでそんな低い目標で満足しているの?」と叱責される。→小さな目標をコツコツクリアし、達成感を感じることが大切。

・とにかく効率を良くしろ、無駄を省け、と詰められる→効率より、丁寧に心を込めて楽しんでやることが大切

・課せられる仕事はイレギュラーな仕組みに乗らない、工数が多くなるものばかりなのに、効率が悪いと責められる→同上

・部下やバイトスタッフの能力の低さを叱責され、もっと指導しろ、責任をもって仕事をするように教育しろと詰められる
→他人は変えられない。それを踏まえて、自分のできる範囲で指導していく。

・会社を良くするためにゼロからアイデアを出せと詰められる。普段の仕事はミスなくできて当たり前、プラスアルファで会社に貢献できることを考えろと言われる。
→自分のできることを、自分のできる範囲でやっていく。できないことを無理してやって、責めるのはダメ。

・すべての仕事を細かいところまで会社幹部が理解できるように説明しろと詰められる。また、説明しても理解してもらえない、同意してもらえない場合は、説明の仕方が悪い、プレゼン力が低い、と詰められる
→何もかも完璧に理路整然と、つじつまの合うように行動・説明することなんて無理。人間って、たくさんの矛盾がある。そして、他人を論破すること、説き伏せることに労力を使うのは人生の無駄遣い。自分のできることをできる範囲でやるだけ。


会社で、資本主義の戦い大好きなモンスター経営陣のパワハラ発言を、これは心を病ませる毒だってことをちゃんと理解して、むしろその逆の考え方こそが生きのびるためにやっていかなくちゃいけないことなんだな…と理解することが大切と思う。

何故なら、会社というところは、基本的に労働力をできるだけ搾り取るために、従業員をこきつかえれば丸儲けなわけで、そこを忘れてまじめに従い続けると、ひたすら搾取されて病んでポイっと捨てられたあと、使い物にならなくなるほどボロボロになっていたりする。…というか、そういう同僚を何人も見送ってきた…気づいたら休職、退職していたという…。

だから、会社がこっちにプレッシャーかけてつぶそうとしてくるのは当たり前、どうかわすか、どこまで相手を利用して、給料をもぎとりつつ時間と精神力を消費しないようにできるか、ってことが大切なのかも。そういうゲームなのか。仕事の内容そのものはミニゲームみたいなもんで、メインゲームは、いかに自分を守りながら、コインをかせぐかっていう。

仕事の内容自体が楽しければいいんだけど、いわゆる人気のない職種に属するタイプの、楽しくない系の仕事なので、楽しむためには作業に没頭すること、効率や結果を重視しないこと、自分のやるべきことをこなすことに集中すること、行動自体に着目し、結果にはこだわらないこと(自分の力だけではどうにもならない、他人がお金を払うかどうか満足するかどうか、相手次第の仕事だから…)が大切なんだけど、そうしていると上から叱責されてお給料がカットされそうというのがまたつらいところ。

ただ、仕事はほんとに、人生でいちばんリセットしやすい部分だから、こりゃやべえと思ったら、さっさと切って次にいくしかないとは思っているけれども。



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