社会不適合者の能力特化論 ~先駆者の人たち~
前回の記事↓
先駆者の人たち(はだしのゲンコラ画像より)
社会不適合者がテーマということで、
自分が面白いと思うネタで、
Twitterでやくめかがり(@kagari_yakume)という人の作った
はだしのゲンコラ画像があります。
https://twitter.com/kagari_yakume/status/1002198206250303488
「うう、働けない!
社会不適合者でもこの社会で生きるためにはどうすれば良いんじゃ」
「phaさん(@pha)」
「まねできないんじゃ~!!」
「学習経験を積み重ねてきた人間だからこその面白み!
学習をほとんどしてない一級クソニートはphaさんのようにはなれないんじゃ!」
「思い切って人里から離れてみようか…」
「山奥ニートさん(@banashi)」
「ワイルド過ぎるんじゃ~!!」
「虫が怖いし、魚も肉もさばけないし、車の運転もロクにできないもやしニートには地獄!
そもそもたどり着くだけで難易度高すぎなんじゃ!」
「既存の会社にできないのなら、もういっそ起業してみるか……」
「借金玉さん(@syakkin_dama)」
「怖いんじゃ~!」(!!!!インターネットバトル!!!!)
「めちゃくちゃ怖いんじゃ!でも本は買ったんじゃ~!!」
Amazonベストセラー1位おめでとうございます!」
「こ、こうなったら全てをかけてぶっち切っていくしか……」
「プロ奢ラレヤーさん(@taichinakaj)」
「レッドオーシャンなんじゃ~!!!」
「ただただ凄いんじゃ~!!
圧倒的な意識と行動力!
簡単に真似できると勘違いしたら絶対ダメなやつじゃ!」
これ面白いですね!
まさしく「社会不適合者の能力特化論」に相応しい内容。
ここに挙がっている人達は
「能力を特化して伸ばす」ことと「それを人の役に立つことに使う」ことに成功した人達だと思います。
あと、それぞれの人が4種の要素に当てはまってるのも特徴的です。
以下のように。
借金玉さんはどこに入るのでしょうか?
まぁ、こういうのは要素の複合持ちもよくあるし、
はっきりどれか一つに該当するわけじゃないのでなんとも言いかねることもあります。
早稲田大学卒業の学力と、インターネット上での執筆力と集客力、
それから、仕事は不動産営業マンをやっていることから、
《知》と《情》の複合持ちってことがあり得るでしょう。(起業とかもやってたわけだし・・・)
あと、プロ奢さんはこの面子の中でも天才度合いがぶっち切りで異色な印象もあるので、
えらいてんちょうさん(@eraitencho)あたりを入れるのも良いと思います。
それから、《芸》系の人がここにはいませんが、
《芸》系の人ってのはやはり特別で、
漫画家や作家や芸術家やクリエイターとして成功してるケースが多いので、
こういう所には出てこない人が多いんだと思います。
この辺の界隈の面子だと、漫画家の小林銅蟲さん(@doom_k)が仲良い印象があります。
あと、福満しげゆきさん(@fukumitsuu)も《芸》に入るのかな?
福満しげゆきさんは『僕の小規模な失敗』を読んで以来、好きになりました。
それぞれどんな人がどこに入るかを考えてみるのも面白いと思います。
先駆者の人たちに学ぶ
自分(Raimu)も社会に出てつくづく思うのは、
「大人ってのは自分の仕事の経験の範囲内でしか社会を語れないもの」
ってことで、
自分の場合は数学が得意だったからプログラマーとして生きる術については語れますが、それ以外についてはイマイチ語れません。
なので、こういうのはいろんなタイプの人達の話を聞くのが良いでしょう。
インターネットが成熟して2010年代が進んでいった社会の特徴なのか、
けっこう変わった生き方をしてる人が情報発信をするみたいな機会が増えているような気がします。
そんな時代の中、各自が近いタイプの先駆者の人を探して話を聞いていくってのは良いことだし、
それが今の時代にも合っているのかもしれません。
先駆者の人たちから学べるのか?
しかしながら、先ほどのはだしのゲンのコラ画像のやつは面白く、
実際問題はあのように悩ましいことが多いです。
就職を全くせずにぶっち切る生き方はなかなか真似できないし、
起業するのも難しければ、就職して社内ニートみたいになるのも難しい。
そもそも一部の人しかできないようになっているのでは?という気すらします。
それでも、己を信じてひたすら能力の高さを活かして生きていくか、
それとも集団行動に甘んじておくか。
選択は必要な気がします。
ここで、集団行動に甘んじておくのが一般的には就職ということになります。
それはそれで間違いではないと思います。
自分の場合も、新卒での就職の時にどうするかそれなりに悩んだものです。
まぁ結局「技術者としての自分」というのを引き出して、
「技術者としてのスタンダード」にハマることで生きるのに甘んじることになりました。
新卒時は「本当にやりたいことは趣味でやる」ということを割り切る所からスタートしました。
ずっとそれで良いかどうかはさておき、
とりあえずの選択としてはそれで良かったような気がしています。
自分はなんだかんだでサラリーマンはできてるタイプなので、そっち側がそれなりに合ってるのでしょう。
私見だと、ぶっち切りタイプの人は生命力が半端じゃないです。
どん底に落ちる根性は普通に持ってるし、少々死にかけるような目にあっても、まぁあの時は大変だったねぇで済むような人じゃないと難しい気がします。いつ死ぬかは分からない冒険家のような人じゃないと成立しないです。
あと、運も持ってるし、人に好かれる能力も何かしら持っています。
先の例の人達だと、プロ奢さんは特にぶっち切ってるタイプだと思います。
phaさんも結構ぶっち切ってるけど、一応会社にはいたことはある人です。
借金玉さんは組織の中でどうにか生きようともしてるタイプです。
自分の場合は個人的に、借金玉さんの本の内容を一番真剣に読む気になっているのは妥当かもしれません。
「社会不適合」の要素を持つ人にとっては、
「社会」に対してどういう立ち位置で生きていけば良いかはとても微妙な問題です。
でもどちらにせよ、
「能力を特化させてそれを他者のために使う」
というのが、この能力特化論のコンセプトです。
答えは各々、己で決めるべきことなので
どうすれば良いかこちらからは一概に言えませんが、
道を切り開いていきましょう。
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