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「シン・エヴァンゲリオン」を観てつぶやきたいこと色々(主に殴り書き)【視聴済み向け・ネタバレ有り】

2021/3/8に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』がめっっっっっちゃくちゃ良かったので、
仕事を半休にした2021/3/9と、昨日の2021/3/13に観てきました。
正直、待つのに慣れ過ぎたせいであんまり期待してなかったんですが、
公開後の次の土日の時点で早くも2回目を観ることになるのは予想外でした。

ネタバレありの感想(というかつぶやきたいこと一覧みたいなもの)をここに書いておこうと思います。
(あと、『序』『破』『Q』を観てからさらに3回目も観たので、それを踏まえて追記もしました)














↓↓以下、ネタバレがあっても良い人はスクロール↓↓














序盤

・いきなりキタ――――――! トウジの登場とまさかの生き残り集落の登場。ノスタルジーな感じが凄くエモい。モデルは日本のいつぐらいなんだろう? 戦後復興してまもなく感がある

・本編においてネタバレを絶対に回避しなければならないシーンの筆頭
⇒(追記)相田ケンスケの声優が公式で活動し始めたりと、だんだんとネタバレ解禁の動きになってきた

・トウジとヒカリが幸せになるルートは漫画版にすら無かった。これは嬉しい世界線

・自分は結構スピリチュアルな人とかとの付き合いが多いんだけど、そんな時に必ずあるのは「反科学主義」とか「資本主義を脱した世界へ」という方向性なので、科学や資本主義から抜け出したこの世界観は、重要な象徴となるかもしれない

・ケンスケの「ニアサーも悪いことばかりではない」はかなりタイムリーな台詞で、「新型コロナも悪いことばかりではない」に置き換えると色々と感慨深い。もしかすると新型コロナがあったから追加された台詞かもしれない。そうだとしてもおかしくない

・ケンスケがアスカに対してやたら慣れ慣れしいの、どういう関係なのかちょい分からん

・アスカがケンスケのことをケンケンと呼んでるの、初見じゃ慣れなかった

・しばらくほっこりするシーンが続く

・前作『Q』は綾波の存在が極端に薄かったから、綾波好きには効きそう

・泣きそうになるシーン⇒シンジが久々にしゃべる。「なんでみんな僕に優しくするんだよ!」「碇くんのことが好きだから。」

(いつも思うけど、ニアサードインパクトが起きた理由、シンジくんのせいじゃなくて、あのゼルエルが強すぎたからなので・・・。みんなゼルエルのことをもっと恨んでも良い)

・シンジくんが泣いてるシーンはだいたい泣きそうになる

・ミサトさんと加持さんのことが明らかになる。うーん、まさかの子供登場・・・。父親と同じ名前なのは未練なのだろうか・・・

・加持さんがニアサードインパクトをどうやって止めたのかが謎だけど、加持さんならなんやかんやして止めたんだろうなという信頼感がある
(なんかアダムが映ってるシーンがあったような気がする。)
⇒記憶違いだった。リリスが動いてるシーンだった。そもそも『破』ではMark6に乗ったカヲル君がカシウスの槍でサードインパクトを止めたのでは? なのでカヲルに加勢した形なのか?

・色々あってシンジくんはヴンダーに乗ることに。「ミサトが受け入れを許可した理由が理解できない」と言われる。確かにそうだけど、古参組はなんとなく分かってるような気がする

中盤

・戦艦モノが好きそうな人が好きそうな戦闘シーン。バトル演出スキルもしっかりと定評のある庵野さんの腕の見せ所。あるいは他の監督の腕前かもしれないけどカッコ良い。

・新規ワード『アダムス』。名前から推測するにアダムが絡んでる。ヴンダーとか神殺しの戦艦シリーズに使われてる。合計で4つあるみたい。それぞれ儀式のための羽を作るのに利用される

・新規ワード『ゴルゴダオブジェクト』。なんとなくそういうもんがあるのかと思ったけどよく分かってない

・目的遂行のために使徒化するアスカ。使徒化できるのはエヴァパイロットや式波シリーズの底力なのか、第9使徒バルディエルの影響なのかはよく分かんない。ただ、『裏CODE999』とか『エンジェルブラッド』ってワードが言われてるので、想定されてた機能ではあるっぽい。あと、エヴァの全てのリミッターを削除する機能が事前に許可されてた

・十三号機にアスカのオリジナルが乗っていたらしい(2回目でやっと理解した)。というか今までのアスカがオリジナルじゃないってゾっとする展開
⇒(追記)公式の話によると、ダブルエントリーシステムなので不完全な渚カヲルが実は一緒に乗っていたらしい。目をこらすとちょっとだけ見えるらしい

・アスカのオリジナルとは惣流・アスカ・ラングレーのことなのか? その母親は二号機と一体化しているのか? どういう経緯があったのか? その辺は謎が多い

・ゲンドウが人間辞めてたのはあんまり驚きはないというか、旧劇でもアダムを体内に取り込んでたしなぁ・・・

・思えばピンク髪の新キャラの子の名前がすぐ出てこないなぁと思ったら、作中で名前名乗ったシーン無かったかもしれない
⇒(追記)『Q』で「北上」と呼びかけられるシーンはあった。下の名前はミドリというらしいけど、あんましミドリって感じのキャラじゃない気がする

・シンジくんがヴンダーに乗った理由は「父親と話してなんとかしたかったから」で、ミサトさんが乗せた理由は「万が一、シンジくんがなんとかするような気がしたから」だと思えてくる

・ミサトさんの「子供が父親にできることは、肩を叩いてあげることか、殺してあげることだけよ」の台詞にゾクっと来た。加持さんの受け降りってのが凄くそれっぽい

・あれ? そういえばなんで南極に黒き月があるの? 黒き月が落ちたのはネルフ本部(第三新東京直下)で、南極に落ちたのは白き月じゃないの? 南極の旧ネルフ本部に黒き月を移した? よく分からん
⇒(追記)劇中で黒き月を運んでるシーンがありました。イレギュラーなインパクトを起こすために必要だったらしい

終盤

・初見では初号機がどうなってたのかはっきり理解できなかったけど・・・。ヴンダーにあったものをゲンドウが改修して立ち去る⇒ゲンドウが改修した初号機をシンジが乗ると言い出す(どうやって???)⇒とりあえずマリの協力のもとマイナス宇宙に侵入する⇒ゲンドウは量子テレポートを繰り返していたが、シンジくんも「綾波」と呼び掛けて初号機の中にテレポート(なんでできたの???)⇒とりあえず初号機にテレポートは成功して、初号機には綾波(たぶん『破』の時に助けた綾波)が乗ってた⇒とりあえず奪取成功する

・シンジくんのシンクロ率が何故か無限になってて何でもありだけど、なんかもう主人公補正でなんでも良いやな勢いなので納得する。初号機には母親がいるから何でもありなんだよ

・八号機が難なくマイナス宇宙に侵入できるのは、事前に十号機?とかアダムスの器とかを取り込んだかららしい(アダムスの器についてはよく分かってない。『Q』でも出てきた気がする)

・十三号機にアスカのオリジナルが乗ってた気がするけどどこか行った? ダブルエントリーなので一緒に乗ってる可能性がある。

・カシウスの槍についてがようやく明らかになる。ロンギヌスとは希望と絶望の関係らしい

・シンジ(初号機)VSゲンドウ(十三号機)の対決。むちゃくちゃアツいけど・・・・・あれ?これギャグ? ここで???
⇒(追記)第4パートは脚本が書き直されて、かなりギリギリで後の方にアップされたらしい。まさかの時間削減運用の可能性もありそう

・希望のエヴァと絶望のエヴァを調律することを、ゲンドウは「これも私に必要な儀式」と言ってたから、シンジくんが来ることも想定内で、一応期待はしていた様子? どこまで本気かは分からない。「ユイの復活のマテリアルのため、シンジが必要だったのかが最後まで分からなかった」と言ってたから、この辺に関してだけは微妙に揺れてたらしい

・「S-DAT」がめちゃくちゃ重要アイテムらしい(これは"新劇場版のみ、ゲンドウから貰った物"って情報を見つけたけど発祥が不明)
⇒(追記)『破』と『Q』にて、シンジが「父さんのもの」と言う台詞があった。『破』を見るとこれはシンジとゲンドウとの絆を表すアイテムだということが分かる。バルディエル戦後にネルフを離れた時にシンジはこれを一度捨てるが、綾波によって拾われてなんやかんやでずっとシンジの手元に残る

・ゲンドウとの和解展開良かった

・ゲンドウの自分語りのシーン良かった

・ゲンドウが子供を「贖罪」と言い、向き合うのを避けたことを告白するシーンは泣きそうになった(泣き顔の幼シンジくんが映るシーン)

・ゲンドウの過去にマリ登場。マリの謎が少々明らかに。恐らく漫画版で描かれてたように、ユイはマリの先輩で、ゲンドウはマリの同期に近そう

・「イスカリオテのマリア」ってワードも出てきて、これもマリの謎を解く鍵になるか!?と思いきや、謎が増えただけでなんも分からない
(ユダの異名とマリアが混ざってるワードやね・・・。マリアはキリストの母なので、ユイとは違う意味でシンジの母親という意味? ただ聖書にはマリアって名前の人物が二人いて、キリストの付き人の中でも有名なマグダラのマリアというのもいる。イスカリオテのユダはキリストを裏切って処刑者たちに引き渡すが、キリストの復活を促したと解釈する一派もある)

・冬月先生はゲンドウのためにあそこまで真摯に動いてたというより、ユイのために動いてたのかな?と考えると納得できる

・アスカの回想シーン。ここのアスカは「パパもママもいなかった」と言ってて、惣流の方のアスカとは明確に違うことに気付いた。オリジナルのアスカには母親がいるはず(2回目でやっと気づいた)

・カヲルの回想シーン。加持さんとカヲルの関係が明かされるのが特徴的。加持さんはゼーレとのダブルスパイだったから、ゼーレの指令が新版ではカヲルだったんだと理解したけど、別の考察だとゼーレとカヲルの目的が違うからそれはないと言ってる人もいた。あれ?じゃあなんでだろ?
⇒(追記)シン・エヴァだとカヲルがシナリオを書いてたかのように言われる。やはりゼーレの黒幕?

・綾波の回想シーン。ここに映ってる綾波って『波』の時に助けた綾波か?(2回目でやっと気づいた)

・マリが最後にシンジに付き添う展開で、まさかのマリEnd

・漫画版はアスカEndって感じで自分もそれが良いと思ってたけど、そう来たか・・・

・シンジくん。成長したのを通りこしてキザなことを言うリア充キャラになった勢い。もしかすると賛否あるかも

(最後)
・色々とまだ謎があるけど、マリEndで締めくくったのにマリの正体が分かり切ってないのが一番謎という印象があった。漫画版のエヴァにあった通りユイの後輩というのは合ってそう。
マリの正体は庵野監督の奥さん安野モヨコという説もあり、それだったらそれが一番しっくりくる気もする

(追記)
以下のインタビューで庵野監督が、妻に関してはANNORMAL展というのがあって、「公にしてる一番多い、深い情報が入ってる」と言ってたので、何か言いたいことはある様子だった。

・マリの正体はユイの後輩で合ってそうだけど、年齢が止まってる理由(その時代にエヴァが既にある?)

・加持さんがサードインパクトを止めた方法

・カヲル指令とは何だったのか。加持とカヲルの関係

・オリジナルアスカの詳細

以上。マリ、加持さん、カヲル、オリジナルアスカに関する謎が大きいと思われる。

エヴァ復習用動画

以下のやつは結構有名だと思うけど・・・

エヴァ観るならこれぐらいの知識がないと分からないと思われる。

事前考察動画

『シン・エヴァンゲリオン』の内容を予告映像から推察してる動画。
観た後に見るとニヤニヤできる。

今思えば「野菜が映ってるシーン」(特報3)と「木製の高台にアスカが乗ってるシーン」(本予告)は大きなヒントだった。

ちょっとした「野菜」は工場生産でなんとかなるとしても、
「木製の高台」はまとまった自然環境がなかったらあり得ないものだった。考えてみれば。
だから自然環境の残る集落の登場は予告映像からも予想できることだったのだ。・・・って分かるか!!

本編考察動画

本編考察動画。Youtubeを観たらめちゃくちゃ出てるわ出てるわ・・・
っていうか、Youtubeみたいに収益化可能なメディアで最新エヴァの考察動画を出せるのは至上初と考えるとなかなか凄い。

自分が見て良いなと思ったのは以下のあたり。
なんかたくさんあるけど価値ありと思ったのはこれぐらいしかなかったかな・・・
れみるちょり氏の後半以降解説動画が特に凄い。

ちなみにシン・エヴァンゲリオンの最後に付く「:||」は、音楽記号のリピートと言うらしい。
ループという意味は間違いなく持ってるけど、それ以上の意味については色々と推察されてる。

 
 
以上。とりあえず殴り書きみたいなものですけど、なんか気付いたことがあったら追記します。

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