「リゾートしらかみ」は鉄道リトリートの王者

2019年7月1日(月)から、五能線「リゾートしらかみ」の車内で、無料公衆無線LANサービス「JR-EASTFREE Wi-Fi」のサービスが開始されています。
1回の接続時間は3時間。訪日外国人客に向けたサービスですが、日本人を含め誰でも利用出来ます。(携帯電話の電波を使用したサービスのため、一部トンネル内や山間部では利用出来ないこともあるとのこと)

結果的には、Wi-Fiが一番速いところで20Mbps近くになるところもありました。ただ、トンネルや山間部などでは電波も断線するので、Zoomのようなオンライン会議は厳しいのかもしれません。それでも、メールや検索しながら、仕事できるのはいいです。(電源がないのがつらいです。)

例えば、五能線の始発駅 秋田県「東能代駅」から青森県「弘前駅」まで、「リゾートしらかみ」は、世界遺産白神山地十二湖や千畳敷海岸の人気スポットを約4時間かけて走ります。
座席やオープンスペースでは、ノートPCを開ける場所もあります。
『withコロナ』の時代の「ワーケーション」や「マイクロツーリズム」などの可能性を感じます。


秋田県北部と青森県津軽地方の海岸線沿いの絶景を走る五能線 快速「リゾートしらかみ」。
楽天トラベルの「旅行好きが選ぶ、おすすめのローカル列車ランキング」1位に選ばれるほどの人気列車です。

今までは、ガイド(ホスト)育成と、鉄道ツーリズムに興味を持っていました。最近は「ワーケーション」のお手伝いをしたくなりました。「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を同時に成立させようという考え方です。
遠方への旅行や、出張などの宿泊を伴うものだけでなく、お住まいから1~2時間圏内を移動する「マイクロツーリズム」的に、気分転換をかねたプチ観光と移動先での仕事を兼ねたものも含みます。
例えば、五能線の始発駅 秋田県「東能代駅」から青森県「弘前駅」まで、「リゾートしらかみ」は、世界遺産白神山地十二湖や千畳敷海岸の人気スポットを約4時間かけて走ります。
座席やオープンスペースでは、ノートPCを開ける場所もあります。いつか、このような絶景列車の中に電源や良質のネット環境が整備され、ワーケーション列車として人気になればいいなあと思っています。

新型コロナウイルスの影響で、全国のホテルや旅館は未曽有の危機に陥ってきました。観光需要は日帰り旅行、国内旅行、海外旅行の順に回復すると言われています。
そのような中「ワーケーション」の需要は高まると思います。「ワーケーション」では、宿泊施設によくある、つながればいいだけの無料Wi-Fiでなく、ZoomなどでWeb会議ができる安定的である程度の速度の良質なインターネット環境や、自然環境、子供を持つ家族向けの環境整備などが必要です。
 
IT業界に約30年いた経験よりも、趣味の鉄道で、全国の立ち寄り湯、神社巡りをしてきた経験と、膨大な宿泊施設に泊まった経験が役に立ちそうです。
また、今は全国で働いている3人の息子や、幼い3人の孫たちを含めた家族旅行の視点も「ワーケーション」宿泊施設の整備のアドバイスに役に立ちます。
ガイド(ホスト)育成や、鉄道ツーリズム、ワーケーション等は、時節柄、補助金等がつきやすいテーマです。今後の進展に期待したいですね。

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