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【短歌】誕生日の歌他

明け六つに巌流島から帰りきて濡れたパンツを履き替えている


ねうねうと鳴けど御簾上がることなし伏して月見る


道・空・海 残影赤く焼きついて明太パークに行かねばならぬ


喉笛に差し込んだボールペンから息が出てるの分かりますか


分厚めの本で私を撲ってよ七千円もしたのだから


空空と私が鳴くのを幾千のしらすがじっと黙ってみてる


順路から外れて昇れ執刀台 麻酔はすでに飲み干している


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誕生日に詠んだもの等をまとめました。




今日のご飯代に充てたいと思います。