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何度目かのカメラ熱再発

何年周期かで訪れるカメラ熱がまた再発してしまった。
去年の稼ぎがたまたま多めになって少し財布に余裕ができたのがいけなかった。この春のカメラ熱再発までの経緯を少し書き起こしてみる。

予算10万前後で欲しい物をリストアップしてみる

ちょっとした小遣いができたはいいけど、雑費でだらだら消費するくらいなら、なにか大きめの買い物をしてしまったほうがいいだろうと考え、予算10万前後で欲しい物、必要な物をリストアップしてみることにした。(こういうの考えてる時が一番楽しいのだから、なにも買わずに永遠に考えていられたら幸せだと思う)

  • サンプラーDIGITAKT
    長年欲しかったけどなかなか手が出なかったサンプラー。価格はだいたい10万前後。今どき片手間趣味で音楽やってる人間がハードウェアのサンプラー、しかもそこそこマニアックな機材を欲しがるのはなかなか贅沢なことで、しかもがっつり制作してるわけでもない自分にはもったいないほどの機材ではあるが憧れの機材ではある

  • MacBookAir
    最新機種だと予算はやや上回ってくるけど、仕事にも使えるとか色々自分への言い訳が立ちやすいノートパソコン。リモートワーク中心なので気分転換に外で仕事したい時なんかに使えるかもな~と少し思ったり。

  • iPad
    一応古いのがまだ使えてはいるけどそろそろ買い替えてもよいのではとは考えていた。どうせならProがいいけど予算的には厳しい。ただiPadを普段外に持ち歩いてるかというとしてないし、家でも動画見たりするだけなので必需品というとこまではいってない

  • 折りたたみ自転車
    これも以前買いそうになったことがあるんだけど良いものは10万以上したりする。ただこちらはそれほど乗るか自分でも怪しい気はするので候補としては弱い

  • デジカメ
    前に写真また撮ろうかなと思った時はLUMIX GH4を持ち出したりしてたけど、その頃からいい加減マイクロフォーサーズじゃないセンサーの使ってみたいなという思いはあった。ただカメラ関係の情報にすっかり疎くなっていたので今どんなカメラがあるのか調べるとこからになる。やや腰が重い。

今買いならやっぱりデジカメかな・・

リストアップした上でiPadとMacBookAirは実機も確認したしサンプラーと自転車もじっくり検討した。本心を言えばただただ欲しさ度で言えばDIGITAKTが一番なのだった。しかし正直言って買って割りと早くに飽きてしまう可能性も十分ありえるのだ。過去にも何度もそういう失敗はしてきている。
デジカメに関してはしばらく離れてたので情報収集自体が楽しくなって色々調べてしまった。
ちなみにこれまでのカメラ遍歴はというと、レンズ交換式のミラーレスでいえばLUMIX GH3が一番長く使ったカメラになる。映像を撮ることに興味があっての選択だったけど、そのままGH4までは買い替えをしている。
GH4は今でも全然現役で使ってはいるんだけど、スペック最優先での選択だったのでカメラとしての愛着はあまりなかったりもする。あとマイクロフォーサーズから卒業したいという気持ちもかなり大きい。
新しくカメラを買うにあたってざっくりした条件はある程度決まっていた。

  • 予算は10万前後

  • センサーはAPC-Sかフルサイズ

  • 映像撮影もしたい(できればLOG撮影可能)

  • 普段使いしたいのであまり大きいのは避けたい

  • 見た目もある程度気にする

LOG撮影以外はこの条件に当てはまるものは色々あると思うけども、これにくわえて自分的にはCanonやNikonは最初から候補には入れていない。何故と言われるとなんとなくとしか言えないんだけど、ド安定すぎて面白みを感じないというのがあるのかもしれない。

そういった条件の中でやはり映像にも強いSONYのαシリーズはどうしたって気になってくることになる。ただしフルサイズは明らかに予算オーバーになるわけだが、α6400なら条件にあてはまるし評価も高いカメラだ。ほとんどポチる寸前までいってたんだけど、ここでとあるメーカーが急浮上してくることになる。

FUJIFILMというダークホース

最初はへーFUJIFILMのカメラ見た目がかっこいいじゃん、くらいの印象だった。
しかしよくよく調べていくにつれどうもなんだか雰囲気がおかしいと感じ始める。イヤイヤ待てよ、なんかFUJIFILMのラインナップ尖りすぎじゃない?と。
機種の揃え方がちょっと尋常じゃない。こんなマニアックなことやって採算取れてるのか心配になるくらい尖ってる。
そしてどの機種もデザインがめちゃくちゃにカッコいい。
見た目が良いというのは趣味カメラにおいてとっても重要なポイントなのだ。
一気に引き込まれてその後も深掘りして調べていったんだけど調べれば調べるほど自分にぴったりに思えてならない。
X-Tシリーズは、昔nFM2で写真を覚えた自分にはしっくりくるアナログな操作スタイルだし、E-4なんて普段使いでこれ以上ないくらいシャレてる。予算的にはまったく届かないものの、X-Pro3なんてカッコよすぎて震えがくる。こんなの持って旅行行ったらどこ行っても心は満たされることになると思う。趣味でやる写真なんて所詮は自己満足なのだ。「このカメラで撮る写真は楽しいなあ」と思えればそれで優勝なのである。
そういう意味ではFUJIFILMのカメラは100点満点に思えた。しかもレンズやフィルムシミュレーターで写真そのものも評価が高いときてる。
SONYのα6400に決めかけていた心はあっさりとFUJIFILMに持っていかれることになる。
よし、これは間違いなく欲しい。買っても絶対後悔はしないだろう。問題は機種選びだ。
(次回に続く)

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