見出し画像

テレビと距離を置いた話


最近めっきりテレビを見なくなった。

家に帰ってきても、無音で過ごす。
もしくはYouTubeで音楽の
プレイリストを流すか、Vlogを観るか。

小さい頃の私が今の私を見たらさぞ驚くだろう。それはそれは生粋のテレビっ子だったから。

毎日楽しみにしている番組があり、
毎期ドラマも欠かさず見て、
とにかく釘付けだった。

大学生、社会人になると
物理的に忙しく観る時間は減ったが
観たい気持ちは変わらなかった。
録画を駆使してなんとか観ていた。

デザインを学び転職を経た今、
観たいという気持ちすら湧かない。

なぜか。
テレビがつまらないとかそう言う話じゃない。

大きなきっかけがあった訳じゃないけど、
友人の言葉に、深く共感した。

「気分じゃないんだよな〜」

それだ!それでしかない。

その日その日で疲れ具合も違うし、
良いことがあった日悪いことがあった日
コンディションが違う。

疲れて帰ってきた日にテレビをつけて、
テンションの高いバラエティだときなんて
最悪だ。余計疲れることがある。

チャンネルを回しても、気分のものに
出会えることが少なくなった。

テレビは私の気分なんてお構いなしだ。
一方的に受け取らなければいけない。

私は私の心地いい時間を過ごしたい!
自分で選びたい。受け身からの脱却。
年を経て、自我が芽生えたらしい。

デザインを勉強し、転職を経て
自分の暮らしは自分で作りたい気持ちが
強まったのもあるかもしれない。

とはいえ、たまにテレビをつけると
思いの外、面白くてうっかり最初から最後まで観ちゃう番組もあるんだけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?