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「テクノ・リバタリアン」感想

テクノ・リバタリアンでは今話題のイーロン・マスクやピーターティール、イーサリアムの開発者のヴィタリック・ブテリン、OpenAIのサム・アルトマンらが紹介されています。

特に面白かったのはイーロン・マスクです。
イーロンマスクの内面や病的な一面などを紹介していて、
なぜ彼があれほどまでに仕事をするのか説明がされていました。
簡潔に言えば「病気」です。
つにに刺激を求め続ける依存患者のようなもので、リスクの高い仕事をいていなければ、刺激が足りず、心を病んでしまうのです。
逆に仕事が安定していると鬱になってしまいます。

また、テクノリバタリアンたちが発達障害の傾向があることも書かれていて興味深かったです。驚異的な頭の良さを代わりに、他人の気持ちが考えられなくなるなど、説明が書かれていました。私も発達障害の傾向があるので、
少し気持ちは理解できました、論理的な思考や独創性は強いのですが、友達がほとんどおらず、人間関係が希薄なところ、世界の終末を考えていることなど、共通しているところがありました。
発達障害の傾向がある人は読んでみると共感できるかもしれません。

他には哲学的な思想についても書かれていましたが、
少々難しい内容だったのでここでは割愛。

テクノロジーやリバタリアニズム、に興味がある方は読んで損はない一冊なのではないかと思います。

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