見出し画像

【中学受験は親が9割を読んで】 中学受験勉強は人生に必要なことを培うチャンス!

中学受験とはどんなものなのか?
しっかり情報収集しながら考えようと思い「中学受験は親が9割」を読んでみました。

本書の中で役に立った考え方、3つ。

この本はまさに私のような「受験をどうしようか考えている親」が読むための本だと思います。中学受験とはどのようなものなのかをざっくりと把握することができ、どういう心持ちで臨むべきなのか教えてくれます。

たくさんのためになる情報が盛り込まれていましたが、私が特に役立った考え方をご紹介します。

その1:中学受験や塾選びはこどもの自主性に任せてはいけない。家庭の方針として決める!

これはとても意外でしたし、これを知れただけでもこの本を読んでよかったと思っています。私は、親がまず受験させたいかどうかを決め、やらせたいと思えば、3年生の秋くらいに子供の意見を聞き、やりたいと言ったらやらせたらいいかな〜くらいに考えていました。子供がやる気にならなければ、大変な勉強に取り組ませることは難しいのでは?と思っていたからです。しかし、本書では子供はその時の気分でなんとなく「中学受験をしたい」と言っているだけで、子供の言っていることをアテにしてはいけないとのことです。中学受験をするかどうかは「家庭の方針」であり、家族でじっくりと話合って決めるべきだということです。

その2:受験をさせることの意味をしっかりと考えるべき。受験は人生の土台となる能力を育む

「中学受験をする子をかわいそうだと思ってはいけない」ということが書かれていました。受験勉強を通して親と子供が一緒に努力をし、それにより身に付けた様々な能力を持って、レベルの高い学校へ入り、そこでさらに学習を続けることで子供の可能性が広がっていく。これを実現できるのが中学受験であるとのこと。単にいい大学、いい企業に入るためではないということです。

なるほど!確かにそうだなぁ。。と感心してしまいました。また中学受験を通して培う能力としては、

①目標を持って必死で努力する
②計画を立てて実践していく
③難問に粘り強く挑戦する
④前向きに努力できる気持ちのコントロールを学ぶ

これらのことを3年間継続して訓練し続けることが受験の本質。
中学に入ってからも高いレベルで努力し続けるための「土台」をつくるのが受験勉強というわけです。そういう考えであれば受験勉強なんてかわいそうとは全く思わないですね。

その3:親のサポートがあって初めてうまくいくのが中学受験の最大の特徴

中学受験が高校受験、大学受験と一番違うところは親のサポートがないとうまくいかないということだと書いてあります。親の一番の役割はスケジュール管理をすることだそうです。数年先を見て毎日コツコツ勉強を進めるなんてできる子は少ないですよね。親が併走して一緒に取り組んでいかないといけないようです。

今すぐ始めるべき習慣

・親子で感情を動かす

・時間や値段を意識してみる

・家出宿題をしているときに励まし、笑いかけ、褒める

・音読をさせる

・助詞をきちんと使って話す


低学年のうちからやれることは色々ありそうですね。我が家もできるところから取り組んでみようかと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?