3歳次男のミックスジュースと親として見守るスキル
最近、3歳次男がミックスジュースづくりにハマって、ほぼひとりでミックスジュースをつくれるようになった(すごい)
最初はミキサーのスイッチを押す係、その次はミキサーに牛乳を注ぐ係。次はバナナの皮をむいて手でちぎってくれるように。
そうこうしてるうちに、包丁を使いたがり、バナナは手でちぎるのではなく包丁で切るようになり、リンゴの皮はむきたい派の次男はリンゴの皮はピーラーで上手にむいてリンゴも包丁で切るようになった。
バナナはやわらかいし切りやすいからよいのだけど、リンゴを切るのは見ていてもドキドキする。
リンゴはかたいから力をいれて切ろうとするし、バナナに比べると不安定で切ろうとするとぐらぐらする。
手を切るんじゃないかと心配するわたしをよそに、次男は意外とテキパキと包丁をつかい、リンゴが小さくなってくると意外とさくっと切るのをやめて大きなままミキサーに放り込む。
こんなにひとりでできるんだなぁとおどろきながら見守っていて、自分の変化を感じる。
長男が3歳くらいの頃も包丁を使いたがる時期があって、それこそバナナなんかはよく切ってもらっていた。
でもけっこう、私も補助的に手を出したり、一緒に包丁をもって切ったりしていたように思う。
ふたりの道具の扱いの個体差もあるだろうけれど、それ以上に長男の頃はわたしの経験が少なくて、今よりずっと手を切るんじゃないかと心配していたように思う。だから、手を出していた。
今は致命的なケガをしなければ、ちょっと手を切るくらいは許容してもいいかなと思っていたり、きちんと説明すれば意外と子どもはちゃんと包丁の使い方を理解すると思うようになった。
結果的に、手を出すと見守るのバランスがすこし変わったような気がする。
ほんとうにあぶないのはどこで、どこまでがミスっても取り戻せる範囲でどこからが取り戻せない範囲なのか、息子たちと過ごす中でわたしもそんなことを学んでいるのだなぁと思うし、経験を積む中で取り戻せる範囲も広がっている。
親としての自分に自信なんてなくて、いつも試行錯誤真っ最中みたいな状態にいるけれど、自分の変化に気付く出来事だった。
人に任せたり見守ることはけっこうむずかしい。
仕事や家事なんかも同じで、相手のスキルを見極めること、一定の精度でリスクを見積もること、自分がリカバリーできる範囲を見極めること、このあたりができると、見守るのがうまくなれるのかもしれないなぁ。
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