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定量と定性と

目に見えて定量化できるものは、分かりやすくて安心できるし伝わりやすい。

でも、すべてが定量化できるわけでもなく、定量化する中でこぼれ落ちてしまうものもある。


なかなか定量化しにくくミスがないことが大事な人事のオペレーションを担当する部署にいたときには、定量化にこだわってどうやって部署の仕事や状況を伝えようかと試行錯誤をしていた。

KPIが重視されるメディアの編集の仕事をしているときには、数字は達成できるようにしながら定性的な質や声にこだわった。数字が達成できていても、その記事がちゃんと読者に届き、伝わり、それがわたしたちがつくりたい文化をつくることにつながっていないと意味がないと思っていたから。

さて、いまはどうだろうと言うと、どっちも大切だと思っているけど、人と組織という分野は圧倒的に定性的な情報が多くて、ひとつひとつの声を大切にしながらうまく活かしきれていない感覚もあり、できるだけ定量化したいなと思いつつ、まだまだ仕組みがつくりきれていない。

定量と定性と、どっちがいいわるいではなくて、どっちもうまくつかうことが大切なんだろうなと思うと、もっとうまくつかえるようにちょっと現状整理をそろそろしたいなーと思う。

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