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1歳次男に学ぶ、睡眠と機嫌の話。

毎日最低8時間は寝る。

もしくはふとんの中でゴロゴロする。

と、いう法律か就業規則をつくったら、世の中いまよりもうちょっとやさしくなるんじゃなかろうか。



我が家の1歳次男は、ナイスガイだ。

新生児の頃から、よく飲みよく寝る人で、起きてるときはいつもご機嫌。

泣いても、ミルクかおむつか抱っこですぐに泣きやむ。

(おかげで今回の産褥期は、我が家はまぁまぁ平和だった)


1歳になって、なにかに登ろうとして登れなかったり、長男のおやつをとって食べようとして「それは食べないよ〜」ともらえなかったりすると、「ヤヤァ!(ヤダー)」と、不服を唱えたりするけれど、けっこうすぐにきりかえてご機嫌になる。


しかし、そんなご機嫌次男が唯一、豹変するときがある。

それがめちゃくちゃ眠いときだ。

眠いときじゃない、めちゃくちゃ眠いとき。


いつもお昼寝する時間にタイミングわるく眠れなかったようなとき、限界をこえるととつぜんスイッチがはいる。

そうなるともう遅い。

声をかけても抱っこしてもだめ。

ふだんのニッコニコの次男が、なにかにとりつかれたかのように泣き叫び、全力でのけぞり(そしてだいたい頭をぶつける)、抱っこしようとするわたしの顔をひっかき、髪の毛をひっぱる。

とつぜん危険人物になる。

大混乱の次男に自分を取り戻してもらうのはなかなか難しく、泣きつかれるのを待つしかないときも多い。

そして寝て起きると、さっきはなんだったのかと思うほどすっきりして、いつものニッコニコ次男に戻るのだ。


それで思うのだけど、それって大人も同じじゃないか。

やっぱり寝不足のときって、頭がぼんやりしたり、無性にイライラしたり、しません?

それで、電車とかまぁ会社でもいいんだけど、ほかの誰かの小さなイライラにふれちゃったりして、それにイライラしたり、へこんだりとか。


イライラを出さないとか、人にぶつけないとか、もちろんそういう工夫も大事だと思うのだけど、そもそも十分すぎるくらい睡眠をとったら、なんというかもうちょっとよゆうがうまれて、不機嫌がへるんじゃないかな。

イライラしちゃうことがだめなんじゃなくて、つかれとか睡眠不足によってそういうのが引き出されやすくなっちゃうというか。


そんなわけで(どんなわけで?)法律とか就業規則で決まってたら、すいません!今日6時間しか寝れてないんで、お昼寝します!とか早く帰ります!みたいにしやすい。

みんなでやったら、不機嫌の連鎖みたいなのもうまれにくくなるし。

そんな風になったら、いまよりもうすこし世の中やさしくなるんじゃないかって。


だからとりあえず、育休復帰後のわたしのKPIは「睡眠時間」に設定しようと思う。

家庭内平和のために。


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