小1長男をかっこいいと思った日。

夫が育休を終えてもうすぐ3ヶ月。

長男が学校から帰ってきてから夫の仕事が終わるまでの数時間。

大人ひとりで小学生と0歳の男子ふたりと過ごすのはなかなかエネルギーがいる。

家の中だとふたりがそれぞれ自由奔放で、ヒヤリハットが多発することもあり、わたしの元気があれば3人で近場に出かけるようにしている。

ベビーカーで公園に寄りながらお散歩したり、長男のリクエストでポケモンのアーケードゲームをしにいったり。

いまはだいぶ慣れてきたけれど、最初の頃はひとりで息子ふたりを連れて出かけるのがとても不安だった。

だから出かけるとき、長男に「今日はパパがいないから、ママがこまったらたすけてね」とお願いをしたら、「いいよ！」と軽い返事がかえってきた。

それから3ヶ月。

ベビーカーで電車に乗るとき、降りるとき、長男はなにもいわずベビーカーの前輪をあげるのを手伝ってくれる。

エレベーターに乗るときは、さっと歩いて行き先ボタンを押してくれる。

エレベーターがくるとさっと乗って開けるボタンを押してくれる。

次男が泣くと、ベビーカーにつけているおもちゃを渡してあげたり、いないいないばあをしてくれたり。

それでも泣いていると「ねぇ、ママ抱っこしてあげたら？」と提案までしてくれる。

めちゃくちゃかっこいい。

（本人にもそう伝えた）

今日はあまりにもスマートにサポートしてくれすぎて、気付くのにふた呼吸くらいかかった。

なんだか長男と、チーム感すら感じるようになってきた。頼もしすぎる。

息子が生まれるまで、街でベビーカーを押す人を見かけても、どんなことに困るのか知らなかったし、なにを手伝ったらいいかもわからなかった。

だけど長男は小1にして、もう自然とベビーカーの手助けができる。

それってとてもすてきなことだと思う。

大きくなって、次男がベビーカーを卒業しても、街でベビーカーを押す人を見かけたら同じようにサポートしてあげてほしいなぁ。