みんなで寝たいという息子たちからのリクエスト

「一緒にねたい」なんて、いつまで言ってくれるんだろう。

もうカウントダウンはじまってるよなぁなんて思う。

我が家は、小3長男と夫、2歳次男とわたしという組み合わせで寝ているのだけど、ときどき息子たちから「みんなで寝たい！」というリクエストがある。

いやー一緒だと君たち興奮して寝ないじゃんとか、布団運んだりするのめんどくさいなとか、思ったりするのだけど、4人で寝れるのもあとすこしだろうなという気持ちと、息子たちのうれしい顔が見たくて、元気なときはみんなで寝る。

息子たちはそれぞれお兄ちゃんと寝れること、弟と寝れることがうれしくてなかなか錬れない。

わたしは両手に花ならぬ両腕で腕枕状態で、右手で次男のおなかをさすって寝かしつけながら、左で長男の腕枕をしながら頭をさする。いそがしい。

ふたりがくっついてきて、和室一面にふとんを敷いてるのに、わたしは身動きとれないくらいせまくて体がいたくなるのだけど、体温が高くてまだふわふわな体のふたりとくっついて寝るのは幸せなことでもある。

（そんな中で最初はさみしそうだった夫は広々としたスペースで誰より先に気持ちよさそうに寝ている）

寝相のわるい息子たちに囲まれてわたしは何度も夜中に目が覚めて向きをかえたりふとんをかけ直したりして、みんなで寝る日は寝不足だけど、朝起きるとみんながいるということに、息子たちはまた喜ぶから、それをみると一緒に寝てよかったなと思うのだ。ちょろい母ちゃんである。

最後の離乳食とか、最後の授乳を覚えていないように、きっと最後のみんなで寝る日だっていつのまにか、知らぬ間にやってくる。

だからなんとなく、今日が最後かもなんて心のどこかで思いながらみんなで寝る時間を過ごしているような気がする。